みなさんはサーキット走行会に参加される時は自走でサーキットに向かいますか?
それとも車にバイクを積み込んで向かいますか?


私はサーキットへ向かう前日に、バイクの積み込みや必要な工具などを車に積んで向かうことが多いです。
サーキットへ向かう日は大体早起きとなりバタバタしてしまうので、私は前日準備派です。
今回はバイクの積み込み方法と、走行会にあれば便利なグッズをご紹介します。

バイクをトランポに積み込もう!

トランポ?って初めて聞く方もいらっしゃるかもしれませんね。
「トランスポーター」の略で、バイクを積み込む車両の事をトランポと呼びます。
大体は箱型のバンや荷台があるトラック、軽自動車でも積み込むことが可能です
今回は私のお父さんのハイエースを見本にご紹介します。

フロントホイールクランプ

フロントタイヤを固定することでバイクが自立してくれる便利グッズです。
無くても積み込みは可能ですが、2台積み込む場合はスペース確保の為にバイクを直立で固定できたり、バイク整備などにも使えます!
もし無い場合も大丈夫!積み終わった際、結束バンドでフロントブレーキをかけた状態にすることで、バイクの動きをある程度固定することが可能です。
ギアを1速に入れておくのもポイントです。タイヤフロント

タイダウンフック

ハイエースにはグレードによって備え付けられていることがありますが、車種によっては欲しい場所にフックがない場合があるので荷台の四隅に設置することをお勧めします。
レールタイプやボルトで締めるタイプなど様々あります。固定に最適な場所を確認しておきましょう。
写真は自家製のタイダウンフックで、父がホームセンターで調達してDIYしたと思われます。
タイダウンフック

ラダーレール

これが無くてはバイクは積めぬ。
普段使用しているラダーレールは折り畳み式のものです。

ちなみにスーパースポーツタイプのバイクはアンダーカウルが擦ってしまう可能性があるので要注意です。
車両用と自分自身の足場用の2セットあると楽に積み込みができますよ!ラダー
下記の写真のようにバイクを押して行くと、少しずつ体の上部にハンドルがくるのでバランスを崩しやすくなります。
なので、ラダーが2本ない場合は「踏み台」を用意すると楽に積み込みが可能です。人とバイク

タイダウンベルト・ハンドルサブベルト

タイダウンベルトはバイクを固定する為に必ず必要なアイテムです。
ここで、無くてもいいけどあれば便利なグッズが「ハンドルサブベルト」。
フルカウルの場合、ハンドルにベルトを固定するにもカウルに負荷がかかってしまうと不安ですよね。
サブベルトでも代用は可能ですが、ここでハンドルサブベルトを使用するとカウルやトップブリッジ、タンクにも干渉せずにタイダウンベルトを固定することができます。
フルカウルのバイクを積み込む場合は是非使ってみてくださいね!
ベルト
ハンドルサブベルトを装着したら前方に引っ張って固定。リア部分はタンデムステップなどにタイダウンベルトを装着して後方に引っ張って固定していきます。
前後左右で4点止めておけば安心して運ぶことができますよ。
バイク

工具セット

何かトラブルが起きた時に工具セットがあると便利です。
せっかくサーキットまで来ているなら最後まで楽しく安全に走れる「お守り」として用意しておきましょう。工具セット
工具

ライト部分のテーピング

トランポで積んでいく場合は事前にライト類のテーピングは終わらせておきましょう。
テーピングとは灯火類にテープを貼り付けて、転倒時にライトのレンズがコースに飛び散らないようにするための作業です。
養生テープを使用すると剥がすときに楽で綺麗に剥がすことができます。ただし養生テープは剥がれやすいのでご注意ください。


私はかっこいい見栄えにしたいので黒のビニールテープで覆いました。
ヘッドライトの熱でのりが残ってしまうことがあるので、手間でなければライト関係のヒューズのみ抜いておくと点灯しないので残ることはありません(戻し忘れに注意)。バイクテールランプやリアウインカーもお忘れ無く!
バイク

ガソリン携行缶

サーキット走行会では走行枠が決められているので、イベントにもよりますが多くても20分が3本などです。
ガソリン満タンにしておけばガス欠なんてことは可能性が低いですが、ミニバイクの練習など長時間走行できる時はあると便利です。ガソリン携行缶

発電機・タイヤウォーマー

無くても良いけど快適に安全に走れるアイテムが発電機とタイヤウォーマーです。
発電機があると真冬は暖かい飲み物やスープなどが作れるし、真夏は送風機やミニ冷蔵庫を使用して体を冷やすことができるので屋外のサーキットが快適になります。電源
そして発電機があるのならタイヤウォーマーでタイヤを温める事も!
レース参加時や、よりスポーツ走行を楽しみたい方は持っていることが多いです。
タイヤ以上が私の(父の愛用品がほとんどですが)サーキット走行会に参加する際に積み込むアイテムと積み込み方法です。
バイクやトランポ車両によって必要なアイテムはそれぞれなので色々試してみてくださいね!バイク

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