【LAP 7】レンタルバイクで耐久レース『RB150』に参戦!でご紹介したミニバイクレース『RB150』、今回はスプリントレースに参戦!


レース当日は全日本ミニバイクレース選手権の最終戦『モトチャンプ杯』でもあり、開催の地『サーキット秋ヶ瀬』には大勢の参加チームと観戦の人々で賑わっています!
バイク関連のパーツメーカーやショップ、飲食ブースも出ているので、観戦者、参加者問わず楽しめる雰囲気でした。

ブース

スプリントレースとは?

スプリントレースとは、決められた周回数を走り、ゴールを通過した順に順位が決まる個人戦です。
運動会でいうと徒競走のような感じです!

まずは今回のRB150スプリントレースのルールからお話しましょう。

使用する車両は、以前参加したRB150の耐久レースと同じく、参加者は全員レンタルバイクでSUZUKI FU150を使用して出場します。
レースの流れは、タイムトライアル(フリー走行をしながら周回タイムの測定を行う)の後に予選ヒート(8周)を行ない、決勝のスターティンググリッド(スタートの位置順)を決めます。
その後、決勝レース(12周)を行ないます。

RB150スプリントレースにもクラス分けがあります!

○ビギナークラス【初心者・中級者向け】(参加人数によって2〜3クラスに分かれます)
 サーキット秋ヶ瀬での周回タイムが33秒以上の方やバイクに乗った事がない方も参加できるクラス。
 ※人生で初めてバイクに乗る方は前日などに練習走行に参加しましょう。クラッチのつなぎ方からバイクの乗り方まで、プロライダーから教えて貰えます。

○エキスパートクラス【上級者向け】
 サーキット秋ヶ瀬での周回タイムが31秒以上の方。

○スーパーエキスパートクラス【超上級者】
 サーキット秋ヶ瀬での周回タイムが平均30秒の方。プロライダーからスクールに通っているライダーなど多数参加!

人生で初めてバイクに乗る人からプロライダーが参加しているレースですが、クラス分けによって安心して参戦できるようになっています。
私はまだまだ未熟者なのでビギナークラスでの参加です。

スプリントレース当日

レース当日、もちろんレンタルバイクなので持ち物はレースに必要な装具を持ち込むのみ!
装具については【LAP2】にてご紹介しているのでチェック!

レースは朝焼けに照らされながら始まります。
のぼり

レース当日は基本的に練習走行はなく、走行はタイムトライアルから始まります。
そしてタイムトライアルの後に、決勝グリッドを決める予選レースを行います。
予選レースでは、タイムトライアルで測定した自己ベストタイム順にスターティンググリッドに整列してレースを行い、ゴールした順に決勝のスターティンググリッドに並びます。

今回のビギナークラスは参加者が9名で、決勝レースの周回数は12周です。
私は予選レースで8位となったので、決勝レースのスターティンググリッドは8番。
当然ながら前の方のグリッドを獲得したかったのですが、路面温度が低い状況でスリップする事が怖く攻めきれなかったため、歯痒い予選結果となりました。

参加した時期は12月。
午前中はかなり冷え込み、タイヤも温まりにくい状況でしたが、決勝レースはお昼に行われたので思い切って走れるような気がしました。
とは言うものの、8番グリッドからどこまで追い上げられるのか…。緊張しながらグリッドへ。
スプリントレースのスタート方法は『ブラックアウト方式』です。
ブラックアウト方式とは、スターティンググリッド前方にスタートシグナル(下記写真のようにコース上に赤く光る信号機のような物)があり、赤いライトが消える瞬間にスタートする方式です。

シグナル

※上記画像は岡山国際サーキットのスタートシグナルです。

 

バイク

人とバイク

赤いライトが点灯した時、ライバル達はアクセル少しずつ開け、スタートシグナルを見つめます。
気持ちも身体も前のめりになり、誰がホールショット(一つ目のコーナーにトップで進入すること)を決めるのか?自分がどれだけ前に出られるのか?この緊張感はたまりません!

MC「レーススタート!」

バイク

全員が良いスタートを切り、私は第1コーナー手前で何とか1台をパスすることができました!!
まず1周目は誰とも接触せずに走り切ることに専念します。
1周走り切る前に1台が失速し、6番手に浮上!

バイク

しかしトップとの差は3週目の時点で約5秒離されてしまい、攻めるタイミングが上手くいかないと周回遅れになることも!
周回遅れだけは避けたい!!
目の前にいるライダーと5番手争いになりました。
その間、その先の4番手との距離が開いていくことに焦りを感じました。

レース

残り7周で何とか5番手に上がることに成功!
正直ここまでが限界じゃないのか?4番手とはかなり離されていて7周で追いつける気がしませんでした。
でも諦めたくない!!遠くに見える4番手を追いかけます!
1周ごとに確かに近づいていることを実感し、自分でも驚くほどタイムが速くなっていると感じていました。
そこにはタイヤの接地感が安心材料になっていて、太陽の暖かさが私の背中を押してくれました!

バイク

ラスト3周!目前に4番手が!
勝てるかも?と思い、何度か仕掛けるがブロックされてしまう。
タイムは確実に私の方が速くなっていても、パスするテクニックが足りず、3、4番手と5番手の私が団子状態でした。
上手くいけば3位も夢ではありません。
ラスト1周!
各コーナーで何度も食いつき、汗だくになりながら最終コーナーまでへばり付きましたがパス出来ず、5番手でチェッカー!

これは抜けるかも!と思っていたのでとても悔しかったですが、自己ベストタイムを更新することが出来たので、頑張った自分を褒めてあげよう!と思いました。
次回からは、タイムトライアルから自己ベストタイムに近いタイムで走れるように、朝からウォーミングアップしていきます!

今回参加したRB150スプリントレースは年間シリーズ戦(全5戦)なので、表彰ポイントを1年間貯めて、最もポイントを獲得した人がシリーズチャンピオンになります!
私も早くビギナークラスのシリーズチャンピオンになって、エキスパートクラスに昇格したいです!
(日々の練習が大切なので、サボらず走り込んでいきますよ〜!)

バイク

最後に、RB150スプリントレースの参加についてご紹介!
レース参戦費はレンタルバイク込みで1人25,000円です。
前日練習とセットだと35,000円!(レンタルバイク費、走行費込み)
その他詳細はRB150Series公式ホームページからお問い合わせくださいね♪
【RB150Series 公式ホームページ】

バイク

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