史上最多となる12万人超え!

こんにちは、青木タカオです。今年もまた、MotoGP日本グランプリに行ってきました。
会場となったモビリティリゾートもてぎには、史上最多となる12万1997人が来場。金曜日が2万3102人、土曜日が4万4178人、そして決勝が行われた日曜日には5万4717人を記録しました。現地では、その盛り上がりと熱気をひしひしと感じました。
前年比で約3万人も増えた今回の日本GP。その大きな要因のひとつが、やはり小椋藍選手への期待でしょう。最高峰MotoGPクラスで活躍を続ける小椋選手をひと目見よう、応援しようと、多くのファンがもてぎに詰めかけました。
小椋選手の応援グッズも、好調な売れ行きを見せているようです。小椋藍選手が愛用し続けているレーシングスーツのブランドといえば、クシタニです。
ブースでは、ホンダCBR250RRで筑波ロードレース選手権にフル参戦し、YouTubeチャンネル「ぶんぶん! みかちゃんねる」でもお馴染みのみかさんが、グッズの販売を呼びかけていました。
ご自身のファンにも対応しながら、小椋選手のサイン会ではMCも担当。ファンとの交流を楽しみつつ、会場を盛り上げていました。
おっ、小椋選手だ!
日曜日の決勝レース前、ピットで取材をしていると、小椋選手が現れました。
ファンサービスの一環として行われたカートレースに出場するため、スターティンググリッドへ向かうところです。
ボクは慌ててスマホを取り出し、その姿を動画に収めました。このときの様子は、こちらの動画でご覧ください。
TRACKHOUSE RACING(トラックハウス・レーシング)のピットには、ゼッケン79をつけた小椋選手のマシン、アプリリア「RS-GP26」がありました。
1000ccの90度V4エンジンは、ニューマチックバルブシステムとドライサンプを採用し、280hp以上を発揮。最高回転数は1万7500rpmを超えます。
フレームはもちろんアルミ製、スイングアームはカーボン製。シームレス6速ミッションや電子制御システム、オーリンズ製のフロントフォーク&ショックアブソーバー、ステアリングダンパーなど、まさに世界最高峰のレーシングマシンです。
フロントブレーキにはブレンボ製モノブロックアルミキャリパーとカーボンディスクを採用。ホイールはマルケジーニ製鍛造マグネシウムで、前後17インチ。乾燥重量は157kgとされています。
小椋選手は6月28日に行われた第10戦オランダGP(TTサーキット・アッセン)のMotoGPクラスで、日本人ライダーとして22年ぶりとなる最高峰クラス初優勝を達成。最高峰クラスでの日本人の優勝は、2004年日本GPの玉田誠選手以来となる歴史的快挙です。
さらに第11戦ドイツGPでは2位表彰台を獲得。日本GPを迎える時点で、ファンの期待はますます高まっていました。
日本GPで日本人ライダーが最高峰クラスの表彰台に立つのは、2005年に玉田誠選手が3位に入って以来、じつに21年ぶり。小椋選手が表彰台に上がる瞬間を、日本中のファンが待ち望んでいました。
そして迎えた決勝。小椋選手は11番グリッドからスタートすると、着実に順位を上げ、6位でフィニッシュ。表彰台には届かなかったものの、最後まで粘り強い走りを見せてくれました。
各クラスのレースレポートは、すでにいろいろなメディアで速報が出ているかと思います。ボクも現地で観戦し、白熱するレースを存分に満喫しました。
イベントエリアも楽しかった

一方で、中央エントランスのグランドスタンドプラザに設けられたイベントエリアも大盛り上がり。KTMブースでは、ウイリー体験ができます。

バイクメディアやイベントで活躍する人気女性ライダーで、コスプレイヤーとしても知られる美環(みかん)さんがMCを務め、お手本を披露してくださいました。

アルパインスターズのブースでは、マルク・マルケス選手(写真右)とペドロ・アコスタ選手のレーシングスーツが展示されています。ボクも最近、アルパインスターズのレーシングウェアを新調したばかり。触ってはいけませんので、間近でじっくり眺めます。

ホンダブースでは、ゼッケン10、ルカ・マリーニ選手のRC213Vと一緒に記念撮影もできます。こうした催しは、レースファンにはたまりません。
なんでハーレーがMotoGPに!?

そんななか、ひときわ異彩を放っていたのが、ハーレーダビッドソンの巨大ブースです。
「MotoGPとハーレーって、関係あるの!?」
そう思った人も少なくないでしょう。ところが、ブースに近づいてみると、その理由が見えてきます。至るところに掲げられているのが、『HARLEY-DAVIDSON BAGGERWORLDCUP(ハーレーダビッドソン・バガーワールドカップ)』のロゴです。
もちろん、あります。かつては『VR1000』というスーパーバイクもありましたが、現在、ハーレーが力を入れているのが「バガーレース」です。
アメリカのMotoAmerica(全米選手権)で2021年からシリーズ戦が始まった『KING OF THE BAGGERS(キング・オブ・ザ・バガーズ)』は、大型ツアラーをベースとしたバガーマシンで、スーパースポーツと同じサーキットを駆け抜けます。
そして、その盛り上がりはアメリカだけにとどまりません。2026年シーズンからはFIM公認の世界選手権としてハーレーダビッドソン・バガーワールドカップがスタート。アメリカのCOTAで開幕し、イタリア・ムジェロ、オランダ・アッセン、イギリス・シルバーストーン、スペイン・アラゴン、そしてオーストリアのレッドブル・リンクでシーズンを締めくくりました。

▲2026 FIM Harley-Davidson Bagger World Cup, 06.-09. August 2026, BWC, Round 04, Silverstone, United Kingdom ©️Harley-Davidson
来年は日本にもバガーレース上陸!?

▲2026 FIM Harley-Davidson Bagger World Cup, 25.-28. June 2026, BWC, Round 03, Assen, Netherlands ©️Harley-Davidson
ハーレーダビッドソン・バガーワールドカップの初年度は全6戦12レースが行われ、ハーレーダビッドソン本社も「期待以上の盛り上がり」と目を細めています。
日本GPもてぎはその開催地には含まれていませんでしたが、ハーレーダビッドソンが日本GPに出展するのは、今年で3年連続。今回は、バガーレーサーをイメージしたCVOロードグライドSTにまたがって体験できる、バガーレースのシミュレーターも設置されていました。
これが、長い行列ができるほどの大人気。もしや、来シーズンは日本グランプリでもバガーレースが!? そんな期待を抱いてしまうほどの盛り上がりでした。
もちろんバイクで行った

さて、今回ももちろんボクはバイクで行きました。愛車のひとつ、ハーレーダビッドソンXR1200です。
帰路につく途中、写真を1枚も撮っていないことに気づきました。そこで、サービスエリアに立ち寄って撮影。1枚だけ写真を撮って、すぐにまた走り出しました。
サービスエリアのバイクパーキングは、たくさんのバイクでいっぱいです。もてぎからずっと一緒だったバイクもいて、一人で出かけた今回のMotoGP観戦でしたが、帰り道には、なんだか勝手に一体感を感じていました。
やっぱり、バイクで行くMotoGPはいいですね。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。




