埼玉県にあるサーキット秋ヶ瀬で開催されたレンタルミニバイクレース『RB150 借り耐』に参戦してきました!
レンタルバイクでレースとは? 一体どんなレースなのか? 参戦レポートをお届けします♪

RB150ってどんなレース?

今回参加したミニバイクレースは、参加者全員が同じ種類のバイクをレンタルして参加するミニバイクレースです。
ミニバイクレース初心者から上級者まで参加しているのですが、レベルによってクラス分けをしているので安心して参加することができます。
レンタルバイクなので、もちろんバイクもトランポの用意も不要!
メンテナンスされた車両を貸し出してくれるので工具の持ち込みも不要!
ガソリン代やタイヤ代などの消耗品なども含まれています。
万が一、転倒してもプロのメカニックさんに修理してもらえるのでお姫様状態なのです~! あ! 転倒時の修理費は発生しますよ!

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レンタルバイクの紹介

レンタルバイクとして用意されたのは、『SUZUKI FU150』という排気量150㏄のミッション車。
2015年から3シーズンの間、アジア・ロードレース選手権に組み込まれていた「スズキ・アジアン・チャレンジ」でも採用されていました。

皆さん、写真を見てお気付きですか?
そう! ハンドルとシートの間にガソリンタンクがなく『アンダーボーンフレーム』を採用したこの車両は、日本では発売されていないこともあり、とても新鮮に映ります。
このタンクがないところが、初見では乗りにくさを感じますが、乗り出すとステップワークの基礎が身について、バイクを上手く乗りこなせるようになるのだそうです!(私はまだ自信がありませんので言い切れないです)

バイク

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RB150耐久レースのルール

このレースの特徴は
①参加者全員がレンタルバイクを使用
②1チーム2名以上のエントリーで、初心者から上級者まで同じチームで参加
③1チームにつき1台のマシンを使用し、ガソリンは1リットル入っている状態でスタート
④給油はピットイン時に最大3リットルまで可能

また時間毎にタイム制限があり、その制限より速く走ってしまうとペナルティになります。
ペナルティの内容は、即座にピットインし「必ずライダー交代」すること。
これはかなりのタイムロスになりそう〜。
スケジュール

いざ!耐久レーススタート!

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今回の耐久レースは3人チームで挑みます。
私のチームメンバーをご紹介~!写真中央はチーム最速の男「なおさん」。写真右側はカメラマン「本多吾一さん」走行と撮影の交互で忙しい中、頑張って3分の1を走ってもらいました。

チームの作戦は前半のうちに上位をキープ、後半はタイム制限の範囲で個々のベストタイムを目指すことに決定!
なので第1ライダーは平均タイムが速い「なおさん」が担当。
他のチームを見ると第1ライダーが上級者揃いだったので、作戦は皆同じのようです。

↓作戦スケジュールをボードに書き出したもの
スケジュール
耐久レースのスタートはルマン式(=コースの端にバイクを並べ、向かいのコース端に第1ライダーが立ち、スタートの合図でバイクまで駆けて走り出すスタート方法)
そしてグリッド(=スタートの位置順)はくじ引きで決まります。
結果は、、、、1番グリッド!(7チーム中の先頭)
レースでは1番グリッドの事を『ポールポジション』と言います。なんとくじ運が強いのでしょうか。
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スタート直後からほぼトップをキープして出だしはいい感じ!!
ここからはチームワーク次第で大きく順位が変わっていきます。

しかし、チームを応援していたら、、、あれ?
私のチームがペナルティ!?
どうやら制限タイムより速く走ってしまったそうで急遽ライダー交代!
ココから作戦がボロボロと崩れていったのは言うまでもない。

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約20分走行した私はペナルティ無しでピットイン!
早めにガソリン給油し、ライダー交代を行い、着々と順位を上げていきました。
タイム制限のペナルティを受けないように周回毎にストップウォッチで計測し、ボードを使用して仲間に知らせます。

順調にライダー交代を続けていたのですが、あれ?
チームのエース「なおさん」がコース端で止まっている!
なぜ!?

原因はガス欠

ここでまさかの計算ミス!!
なんとか手押しで戻ってきて給油を行いますが、ルールでピットイン時は必ずライダー交代しなければならないので急遽私が走る羽目に〜!
こういったトラブルも耐久レースの醍醐味、最後まで気が抜けません!


ガス欠によるピットインで大幅に順位が落ちてしまいましたが、ここからRB150の魅力的なルールが適用に!

それは、最後の1時間は順位下位チームはタイム制限解除〜!(私のチームは最下位争い真っ只中でした)
ということは!上位チームが指定の制限タイムで走っているので、ここで追い越せるチャンス到来♪

トラブルやレベル違いのチームもあり、周回数の差を埋めるチャンスがラスト1時間。
ココから大逆転になるかと思いきや?
数々のペナルティとトラブルで上位入賞することなくチェッカー〜!

結果は7チーム中5位。

残念ながら入賞はできませんでしたが、チームで作戦を考えたり助け合いながら戦うレースはドキドキとヒヤヒヤで楽しかったです!
個人的にベストタイムも更新できたので満足のいくレースになりました。

いかがでしたでしょうか?
最後に『借り耐』のご案内!
参加費ですが1チーム50,000円+保険2,000円(1名1年間)です。参加人数は2名以上の参加が必要です。
今回の記事を読んで興味を持った方は是非参加してみてくださいね♪

【RB150Series 公式ホームページ】

次回はスプリントレースに参戦しますよ!
お楽しみに〜!

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