プロライダーが白熱バトルを繰り広げるサーキットを一度は走ってみたい!
レースは怖くて無理、でも愛車のポテンシャルを試したい!
そんな想いを実現できるのが『サーキット走行会』です。

全国のサーキットでバイクメーカーやバイク用品メーカー主催のサーキット走行会が開催されています。
今回は'21年10月27日に岡山国際サーキットで開催された、バイク用品メーカークシタニ主催の走行会に参加してきたのでご紹介します!

 

参加資格は?

このKUSHITANI走行会ではサーキットライセンスは不要です。
走行時はMFJ公認レーシングスーツ(ツーピース可)、レーシングブーツ、レーシンググローブを着用すること。
レーシングスーツやブーツのレンタルも事前申し込みでレンタルが可能です。
サーキット走行に必要な装備についてはサーキットの娘【LAP 2】を参考にどうぞ♪
体験走行のクラスではレーシングスーツ以外にライディングジャケットなどのテキスタイルウェアでも参加が可能。
車両の規定は、排気量125cc以上、ホイール径16インチ以上の車両が走行可能です。

↓今回は'21年に増車したカワサキNinja ZX-25Rで参加しました!ライト部分をテーピングしていると印象が変わりますね。
バイク

走行クラスについて

走行クラスは参加者が気持ちよく走れるように3クラスに分かれています。

○Aクラス 約10分×2本(初心者クラス:先導付きの体験走行)
 定員:30名  
 費用:6,000円(税込)
このクラスはテキスタイルウェアでの参加が可能!
初めての方や、早く走るのではなくサーキットの雰囲気を楽しんでみたい方は、Aクラスがおすすめ!

○B,Cクラス 約20分×2本 約15分×1本(中級クラス:ペースメーカー車追い越し禁止、1周あたりのタイムが2分5秒以内。※岡山国際サーキットでの走行タイム
 定員:各50名
 費用:16,000円(税込)
レーシングスーツ、レーシングブーツ、レーシンググローブの着用必須です。
私が参加したB,Cクラスはサーキット走行が初めてでも、山道などのワインディングの走行に自信がある方や公道では出した事がない速度を体験したい、スポーティな走行をしたい方にオススメ!

○D,Eクラス 約20分×2本 約15分×1本(上級クラス:タイム制限なしのフリー走行)
 定員:各50名
 料金:16,000円(税込)
D,Eクラスもレーシングスーツ、レーシングブーツ、レーシンググローブの着用が必須で、B,Cクラスよりもさらにスポーティな走りをしたい方におすすめです!

走行会ってどんなスケジュール?

朝にサーキットへ集合し、申し込み時に受け取った受理書を持って受付に向かいます。
この時、バイクを車に積載してきた場合は事前におろしておくとスムーズです。
サーキットの娘【LAP 4】でもお伝えしましたが、走行会に参加する際は、灯火類はテーピングが必要なのでこちらも受付前に終わらせておきましょう。

受付でクラス分けステッカーと参加記念のオリジナルタンブラーをもらい、朝からテンションが上がります!
タンブラー
参加者の受付が終わると、まもなく参加必須のミーティングが行われます。
ミーティングでは、サーキットでの走行ルールやフラッグの説明、イベント内容とインストラクターの紹介など走行会についての重要説明を受けます。
サーキットで安全に走行する為にしっかり走行ルールを確認しておきましょう。

ミーティング

いよいよ走行会スタート!

走行1本目。
最初の1本目は、タイヤはもちろん、身体も心も冷えているのでコースをゆっくり慎重に走ります。まずは、タイヤを温める為に2周はウォーミングアップ走行を!
そして周りの走行スピードが速くても焦る必要はありません。ライン通りに走ることを意識します。
基本的に走行スピードが自分より速い方に追い越してもらうのが走行会のルールです。変に気を使ってラインを外してしまうと追い越す方と接触してしまったり、曲がりにくいラインに入ってしまい転倒してしまうなどの可能性が増えます。
周りを気にせずにサーキットを楽しむことが大切なのです。

走行2本目。
もちろんコースインしてすぐはタイヤが冷えているので、慣れているコースでも2周くらいはタイヤを温める為に無理せず走りましょう。
岡山国際サーキットは右周りのコースなので右側は比較的温まりやすいのですが、タイヤの左側は冷えています。
温まったと思っても左側はまだ冷えてる可能性があるので、左コーナー時は常に気をつけます。
タイヤが温まってから膝を少しずつ出してみるも、なかなか遠くて今回は断念です。

最後の走行3本目。
コースに慣れてきて、立ち上がりのアクセル全開具合やコーナー手前のブレーキにメリハリが出てきました。
ブレーキング時に身体全体を使っていくことでスポーツ走行寄りになってきて、汗をかいてしまうくらい身体が動くようになりました。
車体を徐々に倒すようになり、路面との距離も近くてドキドキもしますが、何よりも楽しく走行する事ができました。

しかし、楽しくなってきたな〜!って思った頃に転倒しがちなので要注意、最後まで気を緩めずに無理なく8割くらいの気持ちで走ります。
あくまで走行会なので速さを競うものではありません。
車両も自分も気持ちよく帰れるように楽しみましょう!

バイク

お昼休みは個人レッスンも!

KUSHITANI走行会では、お昼休みに愛車を使ったライディングポジションの確認を、元motoGPライダー中野真矢さんをはじめとするプロライダーに見てもらえる事も!


↓私も中野真矢さんにライディングポジションを見てもらいました!バイク
中野真矢さんから『うん!出来てるよ!何も教える事がないな〜』とお褒めの言葉を頂きましたが、自信がなかったステップワークや体重移動時の荷重のかけ方について教えてもらったおかげで、もっとバイクを乗りこなしたい!もっと軽やかにバイクを扱えるかも?と意欲が湧いてきた素敵な時間でした。
参加者の中には中野真矢さんファンも多く、受付がすぐ終了するほどの人気コーナーでした!

クシタニ主催サーキット走行会のご紹介はいかがでしたでしょうか?

今回の記事を参考にして、是非サーキット走行会に参加してみてくださいね!

KUSHITANI走行会に関する情報はKUSHITANIのホームページをご確認ください。

【KUSHITANI RIDING MEETING】

バイク

 

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