レッドバロンが2024年3月4日から、レッドバロン会員に向けたアプリによるサービスを開始。またそれにともない、従来「レッドバロン会員証」の名称で発行していた会員証をデジタル化(アプリ化)し、会員のバイクライフをさらに充実させるというので、さっそく登録してみました。

「レッドバロン会員証」とは

レッドバロン公式アプリ

 従来、レッドバロンでバイクを購入するともらえたのが「レッドバロン会員証」。手のひらサイズの小冊子で、中には「故障や事故が起こったら」「ロードサービスを受けるときは」「バッテリー上がりの時は」「人命救助の方法」など、いざというときに役立つ情報がいっぱい。さらには愛車の点検や整備、オイル交換などの記録簿も兼ねています。
 これがあれば全国のレッドバロン各店で購入店と同じサービスが受けられるという会員証なので、まさに愛車で安心安全にツーリングするためのパスポート的存在。ですので筆者は愛車のシート下に大切にしまい、バイクで動くときは常に携行していたのです。
 この会員証がスマホのアプリへと進化し、内容がさらに拡充されたというのなら、使わない手はありません。

登録は店舗でやってみた

レッドバロン公式アプリ

 ということで、いつも利用している「レッドバロン立川」に直行。すると営業マンの藤井さんが、登録の仕方を手取り足取り親切に教えてくれました。
 まずは提示されたパンフレットに印刷されていた二次元コードをスマホで読み取り、「レッドバロン公式アプリ」をダウンロード。
 その後、アプリを開き、新規アカウントを作成します。「新規登録はこちら」をタップし、利用規約に同意の上、認証コードを送信。端末のメールに届いた認証コードを入力し、顧客番号や電話番号など自分の情報を入力。これでアカウントの作成は完了。
 アプリの使い方も営業マンが教えてくれるので、デジタルにそれほど詳しくない筆者でもサクサク使えるように。

このアプリが会員証に

 アプリを開くと、そこには自分と名前と愛車の車種名が表示されていました。車種名を表示する欄には、愛車の画像を表示させることができるので、スマホ内に保存していたお気に入り画像をさっそくリンク。

レッドバロン公式アプリ

 愛車の画像は、会員車両1台につき10点まで保存できるとのことなので、ツーリング先でベストショットが撮れたときは迷わずここに入れようと思います。これは紙の会員証ではできないお楽しみ、ですね。

 ちなみにXSR700の画像の右隣にチョロッと見えているのは、筆者のもう1台の愛車、CRF250Rally。複数台所有の方は、アプリ内ですべての車両を一括して管理することが可能なのです。

 このアプリで表示できるのは、愛車のオイル交換時のオイル使用量や整備技術料、タンク容量、タイヤサイズや空気圧、品質保証やパーツ保証の期間、車検満期、次回点検時期、前回点検時期など、多岐にわたります。
 これまで筆者は、こうした車両管理をXSR700用とCRF250Rally用の2冊の紙の会員証で行なっていました。それがアプリひとつで済ませられるのは、かなりラク。

レッドバロン公式アプリ

「愛車のオイル交換、最後にしたのはいつだっけ!?」なんて悩みも無用。アプリ内には最終オイル交換日や、交換した時の走行距離、オイル交換時にオイルフィルターを同時交換したかどうかなども記録されています。
 自分のオイルリザーブシステムの、オイル残量も表示されるので便利。

重要事項はプッシュ通知で届く

レッドバロン公式アプリ

 アプリ内には、前回の定期点検や法定点検の実施日、次の車検の満期日なども表示されています。
 こうした車検・点検の時期などの重要事項は、プッシュ通知でお知らせが届く機能もあり、「うっかり忘れてた!」なんてことを防いでくれます。
 アプリの機能はその他、お得なキャンペーン情報やイベントのお知らせ、ロードサービス受付機能、店舗検索機能(GoogleマップとGPSで最寄りの店舗を一覧検索)など、ここでは紹介しきれないほど。

 各種ウェブサイトへのリンク機能もあり、「カイザーベルク」や「那須モータースポーツランド」などのツーリング施設のサイトや、このバイク総合WEBメディア「ForR」などにも飛ぶことができます。「オススメ中古バイク検索」や「特選新車情報」の確認もできるので、このアプリ、想像していた以上に楽しめるアプリになっていました。
 車両管理に機能的なだけでなく、バイクライフも楽しく便利になる。レッドバロン会員なら、早めにこの公式アプリを利用し始めたほうが良さそう。問合せに関しては、最寄りのレッドバロン店舗へ、とのことです。

 

 

 

 

 

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