読者投票で当年の人気ナンバー1モデルを選ぶ伝統の企画「マシン オブ ザ イヤー(MOTY)」。ストリートスポーツ250cc部門ではカワサキのニンジャZX-25Rがデビューイヤーに続き2連覇の快挙。”250cc4気筒”という独自の地位を築き上げて、’21年も根強い人気を誇った。

●文:ヤングマシン編集部(沼尾宏明)

唯一の4気筒が底力。最多得票で一人旅!

’20モデルでデビューした現行唯一のニーゴー4気筒=ZX-25Rが、前年に続き2連覇を飾った。得票数は全部門を通じて最多。前回1位を飾った総合部門では奮わなかったものの、やっぱり強い!

これに続くCBR250RRは、’21で3ps増の41psを達成したものの人気はZX-25Rに及ばず、’20年と同じ順位。ツイン勢ではトップの成績だ。3位はジクサーSF、5位にはCB250Rが入り、シングル勢も根強い支持があることを証明した。

第1位:カワサキ ニンジャZX-25Rシリーズ〈739票〉2年目も人気は健在!

バリオスII以来13年ぶりに登場した250cc4気筒として、’20年の台風の目になった本作。2年目も支持は圧倒的で、2位に5倍もの大差をつけて2連勝を挙げた。サウンドやスポーツ性能など、エンジン面が称賛されたのはもちろん、カワサキの心意気を評価する読者も多かった。’22年2月、SEに新色が登場し、ワンメイクレースも継続予定だ。

【読者の声:存在すること自体が素晴らしい!】●サーキットで全開を味わいたい(神奈川J.S.) ●4気筒マルチながら抑えられた価格。女性でも扱いやすいマルチな才能がある(宮城Y.S.) ●その昔、一世を風靡したクォーターマルチの再来。カワサキに感謝です(愛知M.H.) ●250唯一の4発エンジン。この環境下で市販してる時点で賞賛に値する(千葉T.N.)

第2位:ホンダCBR250RR〈145票〉実力は一線級!

【読者の声:未だクラス最強の呼び声も高い】●SS乗りの入門指導者(車)と私は呼びたい(東京T.K.) ●個人的にクラス最強と思います。クイックシフター装着すれば破格の走り(広島S.S.) ●元の愛車。絶対250クラスで一番楽しい(茨城M.M.)

第3位:スズキ ジクサーSF250〈131票〉逆襲の油冷!

【読者の声:安い、燃費ヨシ、カッコイイ】●燃費モンスターであるところ(北海道K.H.) ●油冷復活が嬉しかった。単気筒とは思えない走りとフォルムに惹かれた(秋田M.A.) ●安い(東京S.A.) ●油冷エンジンに胸が熱くなります(東京T.M.)

MOTY ストリートスポーツ250cc部門 1~5位

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