ETC搭載バイク限定で高速道路料金が割引になる「二輪車定率割引」と「ツーリングプラン」が2025年も開催決定! その一方で高速道路料金の「休日割引」が2025年度から大型連休に加え、新たに“3連休”が除外されることになった。しかし二輪車定率割引なら、休日割引が適用されない日も割引が適用されるのだ。お得に高速ツーリングをしたい人はぜひ詳細をチェックされたい!
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今年もETC搭載バイク限定の高速割引がスタートする
ETC搭載のバイクを対象に行われる「二輪車定率割引」と「ツーリングプラン」。当年の制度は例年2月~3月中旬に発表されるのが恒例だったが、今年は3月25日という遅い発表になった。
80km以上の走行などが条件の「二輪車定率割引」は、2025年4月5日(土)~11月30日(日)の土日祝日に実施(北海道内は2025年4月5日(土)~10月26日(日)内の実施)。
対象エリアの高速道路が定額料金で乗り放題となる「ツーリングプラン」は、2025年4月1日(火)~11月30日(日)に実施される(北海道コースは4月1日(火)~10月31日(金)の実施)。
内容や条件は前年と同様となった。ここからは、改めて二輪車定率割引とツーリングプランの違いを解説しつつ、詳細をまとめてみたい。
[二輪車定率割引] 土日祝日限定で普通車の半額料金に
土日祝日の限定で、対象道路のみを利用した1回の走行が80km超の場合に適用される「二輪車定率割引」。事前申し込みが必要だが、料金は通常から37.5%引き(普通車の半額)となる。
なお「1回の走行」とは“一般道に降りずにインターチェンジ間を走る”という意味で、利用日中の合計距離で計算されるわけではない。ただし利用日中に1回80km超の走行をする限り、何度でも割引が適用される(例えば日帰りで往路80km超、復路80km超を走った場合はどちらも割引適用となる)。
2023年までは100km超の走行などが条件だったが、現在は80km超の走行で利用可能になり、条件が緩和。2024年には過去最高の約26万件の利用があった。なお、深夜割引や休日割引など、より安くなる割引がある場合は、最も安価な割引が自動的に適用される。

↑NEXCO3社(※一部対象外の道路あり)および宮城県道路公社の管理道路が割引の対象。
●実施期間●
2025年4月5日(土)~11月30日(日)の土曜日、日曜日、祝日のうち、利用直前までに申し込んだ日に適用
※北海道内は2025年4月5日(土)~10月26日(日)
※翌月分の申込受付は、毎月20日(20日が土日祝日の場合は翌平日)に受付を開始。
●利用方法●
①利用の直前までにHPで申し込む(https://hayatabi.c-nexco.co.jp/drive/detail.html?id=173)。
②指定した利用日に対象道路を走行する。走行しなくてもキャンセル料はなし。
③後日、カード会社等から二輪車定率割引を適用した通行料金が請求される。
[ツーリングプラン] 対象エリアの高速道路が定額で乗り降りし放題
任意の最大2日間または3日間、北海道から九州まで対象エリア全22コースの高速道路が乗り降り自由になる「ツーリングプラン」。利用する日時や区間によっては通常料金の半額程度になる。また、二輪車定率割引が土日祝日限定なのに対し、曜日に関係なく適用されるのが特徴だ。
なお、利用日時や区間によっては、通常料金またはETC時間帯割引の方が安価な場合も。事前にNEXCO各社の公式WEBサイトなどで走行予定経路の料金を確認して利用したい。

↑エリアは「北海道」「東北」「首都圏」「中京圏」「関西」「四国」「九州」に別れ、全22コースがある(上記は中京圏)。料金は最安で2日間2000円、最高値で3日間6100円。
●実施期間●
2025年4月1日(火)~11月30日(日)
※北海道コースは4月1日(火)~10月31日(金)
●利用方法●
①各コースのNEXCO各社HPで会員登録して申し込む。利用日の直前でもOK。
https://www.e-nexco.co.jp/pressroom/head_office/2025/0325/00014798.html
②申し込んだ利用期間に対象エリアを走行する。走行しなくてもキャンセル料はなし。
③後日、カード会社等からツーリングプランを適用した通行料金が請求される。
もし二輪車定率割引とツーリングプランを同じ日に申し込んだら?
二輪車定率割引とツーリングプランを同じ日に申し込んだ場合、ツーリングプランの対象エリア内に関してはツーリングプランが優先して適用される。なお、ツーリングプランの対象エリア外を走行して、二輪車定率割引の割引要件に合致した場合は二輪車定率割引が適用される。
以前からある休日割引は今年から3連休が適用ナシ! しかしバイクなら・・・・・・
二輪・四輪を問わず、地方部の高速道路で土日祝日に適用される「休日割引」(ETC車限定)がある。こちらは二輪車定率割引のように走行距離と関係なく適用され、事前申し込みも不要。条件によってはこちらの方が二輪車定率割引より安くなるはずだ。
ところが、2025年度から3連休では割引が適用されないことに! 2022年度からゴールデンウイーク、お盆、年末年始などの大型連休に休日割引が適用されなくなったが、2024年度からはシルバーウイークについても適用ナシ。これに加えて、2025年度からは新たに3連休までも適用ナシになるのだ……。
その目的は、いわゆるオーバーツーリズムを抑え、連休中の交通集中を緩和させるため。とはいえ、平日に休みが取れる人ばかりではないので、残念な変更と言わざるを得ない。
ただし、バイクは例外。休日割引の適用除外日でも二輪車定率割引は適用される。これはライダーならではの嬉しい制度だ!

↑2025年度は全ての3連休で休日割引が適用除外となってしまったが、バイクは二輪車定率割引が適用されるのがありがたい。
[まとめ] 割引を上手に使ってお得にツーリングを! いずれはフルタイムの二輪割引を
土日祝日に目的地まで長距離を走る人は二輪車定率割引、エリアを絞って周遊したい人はツーリングプラン……といった具合に、割引制度を上手に利用して、ぜひお得にツーリングを楽しんでほしい。
現在、バイクの高速料金は軽自動車と同額。ライダーや二輪関連団体は、以前から「割高な高速料金の値下げ」を訴えてきたが、この声に応える形で2017年からツーリングプランが、2022年から二輪車定率割引が始まった経緯がある。
割引制度がスタートしたのはありがたい限りだが、事前手続きはやはりメンドウ。いずれ、こうした手続きナシで済む、恒久的な二輪割引を導入してほしい!