ブリティッシュスーパーバイク選手権に公式チームグリーンエントリーで参戦するFS-3レーシングカワサキチームは、2022年の全11戦を戦うマシンのカラーリングを公開した。しかもこのカラー、イギリスでニンジャZX-10R/RRを購入したユーザーは同色にアップグレード可能だという。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク: FS-3 Racing Kawasaki Team
2021年末に展示されたカラーのレーサー版!
BSB(ブリティッシュスーパーバイク選手権)に公式チームグリーンエントリーで参戦するFS-3レーシングカワサキチームが、2022年版のレーシングマシンの車体色を公開した。全11ラウンドを戦う予定のマシンに施されたカラーリングは、2021年のスーパーバイク世界選手権 第12戦アルゼンチンラウンドでジョナサン・レイ選手が駆ったマシンと同様に、1990年式(日本では1989年式)ZXR750をモチーフにしたレトロインスパイアだ。
このカラーリングはイギリスでも絶大な人気を誇るといい、2022年に現地のカワサキディーラーでニンジャZX-10R/RRを購入したユーザーは、このカラーにアップグレードすることができるというのだから羨ましい。
▲左はZXR750(初期型)で、右はこのレトロカラーリングにインスパイアされたNinja ZX-10RRのレーシングマシン。レトロという響きに違和感を覚える方もいるかとは思うが、初期型はすでに32年前のバイクである……。
BSBでこのマシンを駆るのは、リー・ジャクソン(Lee Jackson)選手とロリー・スキナー(Rory Skinner)選手の2名。MCNロンドンモーターサイクルショーで初公開されたレーシングマシンが走る姿を見せるのは、4月15日にシルバーストーンで始まるシーズン初戦となる。
カワサキUKのマーケティング&レーシング部門責任者、ロス・バーリッジ(Ross Burridge)氏は下記のように語っている。
「アルゼンチンでジョナサンのマシンを見た後、世界中のレーシングファンからの信じられないほどポジティブな反応を目の当たりにしました。その後、カワサキスタンドのモーターサイクルライブで公道バイクを公開したことにより、今年はBSBでこのカラーリングを走らせる必要があるとわかりました。 FS-3レーシングのメンバーも、2名の選手がこのニューデザインで今年の4月の第1ラウンドを走るのを待ちきれません」
日本でもこのカラーリングで発売されたら、ものすごく人気が出そうな気もするが……。いかがでしょう、カワサキさん?
▲FS-3 Racing Kawasaki Team Ninja ZX-10RR
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