カワサキは、並列2気筒エンジンを搭載するスポーツネイキッド「Z650」をモデルチェンジし、2022年モデルとして発売する。同時に発表されたニンジャ650と同様に新排出ガス規制に適合し、WMTCモード燃費の数値が変更に。ニューカラーはクリーンなイメージの白を採用し、パイプフレームは差し色の赤となった。
●文:ヤングマシン編集部 ●外部リンク: KAWASAKI

“凄み”デザインのミドルスポーツネイキッド!

カワサキは2022年モデルのZ650を発表した。トルクフルな並列2気筒エンジンを新排出ガス規制に適合させ、これにともないWMTCモード燃費は従来の23.6km/L→23.0km/Lへと変更に。それ以外のスペックは従来型を継承している。

カラーリングは従来のメタリックスパークブラックから白×灰(パールロボティックホワイト×メタリックマットグラフェンスチールグレー)に置き換わり、Zシリーズ共通の「Sugomi」デザインに磨きをかける。ABSやETC2.0を標準装備し、LEDヘッドライトや4.3インチTFTカラー液晶スクリーン(RIDEOLOGYアプリ対応)を備えるインストゥルメントパネルなど装備も最新だ。

エンジン&フレームを共有するニンジャ650よりも軽快かつ少しヤンチャなキャラクターを持っているが、アップライトなライディングポジションや扱いやすいハンドリング、そして790mmの低シート高により、誰もが安心して操れる万能ネイキッドに仕上げられているのがZ650だ。

KAWASAKI Z 650[2022 model]

主要諸元■全長2055 全幅765 全高1065 軸距1410 シート高790(各mm) 車重189kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 649cc 68ps/8000rpm 6.4kgf・m/6700rpm 変速機6段 燃料タンク容量15L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●価格:85万8000円 ●色:白×灰(パールロボティックホワイト×メタリックマットグラフェンスチールグレー) ●発売日:2021年12月17日

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