スズキは、名作と呼び声高い645ccV型2気筒エンジンを搭載するスポーツネイキッド「SV650 ABS」およびカフェレーサー「SV650X ABS」をモデルチェンジ。令和2年国内排出ガス規制に適合させ、2022年モデルとして1月26日に発売した。

ヤングマシン編集部 ●外部リンク: スズキ

軽快で自然なハンドリングと、力強いトルクレスポンス

スズキの傑作エンジンを搭載するミドルクラスのVツインスポーツ「SV650 ABS」および「SV650X ABS」がモデルチェンジを受け、2022年1月26日に発売された。

1998年にSV400、1999年に初代SV650が発売されて以降、元気がよく扱いやすいエンジンとニュートラルなハンドリング、そしてお財布に優しい価格で欧州を中心に絶大な支持を集めてきたスズキのミドルVツインスポーツ。幾度かのモデルチェンジを繰り返し、途中で“グラディウス”を名乗ったりしながら、現行モデルのSV650が登場したのは2016年だった。

欧州のみならず日本市場でもクロウト受けするキャラクターで根強い人気があり、2018年にはカフェレーサースタイルのSV650Xを追加、そしてこのたび新排出ガス規制に適合することになった。

先行してユーロ5に適合していた欧州仕様と同様のモデルチェンジと思われ、最高出力は76.1→72psになった。また、車重は両車とも2kg増の199kg(装備重量)となっている。

価格はSV650/SV650Xとも1万7600円増で、SV650=80万3000円、SV650X=84万7000円に。外観上の変化はほとんど判別できず、またカラーバリエーションも従来を踏襲する。

SUZUKI SV650 ABS[2022 model]

主要諸元■全長2140 全幅760  全高1090 軸距1450 シート高785(各mm) 車重199㎏(装備)■水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブ 645cc 72ps/8500rpm 6.4kgf-m/6800rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●価格:80万3000円 ●色:黒、白×赤、艶消し黒 ●発売日:2022年1月26日

SUZUKI SV650 ABS[2022 model]グラススパークルブラック(ACX)

SUZUKI SV650 ABS[2022 model]グラススパークルブラック/ブリリアントホワイト(B1G)

SUZUKI SV650 ABS[2022 model]マットブラックメタリックNo.2(YKV)

SUZUKI SV650X ABS[2022 model]

主要諸元■全長2140 全幅730  全高1090 軸距1450 シート高790(各mm) 車重199㎏(装備)■水冷4ストロークV型2気筒DOHC4バルブ 645cc 72ps/8500rpm 6.4kgf-m/6800rpm 変速機6段 燃料タンク容量14L■タイヤサイズF=120/70ZR17 R=160/60ZR17 ●価格:84万7000円 ●色:黒 ●発売日:2022年1月26日

SUZUKI SV650X ABS[2022 model]グラススパークルブラック(YVB)

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