スズキが誇るアドベンチャーツアラーのV-ストロームシリーズに「800DE」が新たに加わった。GSX-8Sと基本設計を共有しながら、多くのパーツが専用設計されているのが特徴だ。ビッグバイクとしての風格を漂わせる1050と、名作と名高い650の間に挟まれた新作。本記事ではこの800DEの主要装備と、アクセサリー類について解説する。

●まとめ:ヤングマシン編集部(沼尾宏明) ●外部リンク:スズキ

スズキ V-ストローム800DE 主要装備【便利&快適アイテムを大量に投入!】


【ライトはチョット違う】六角形状の縦2眼LEDヘッドイライトは8Sと同様だが、上下に段差がなく、最上部にポジション灯を備える独自デザイン。

【スクリーンは調整OK】スクリーンは工具を使用して15mm単位で高さを3段階調整できる。風洞実験により高速走行やロングランでの快適性は検証済み。

【冒険心全開!】アップタイプのアルミ製テーパードバーハンドルを採用し、GSX-8Sより安楽なライディングポジションを形成。スクリーンは小型で、視認性をジャマしない設計だ。

【8Sと共通も専用表示アリ】インジケーターを左右に集約した5インチのカラーTFT液晶メーターは、8Sと共通。ただしグラベルモードやABSモードの表示が追加される。

【ハンドガードも標準】風雨や障害物から手を護るハンドガードを標準装備。シリーズ最上級のVストローム1050と同形状のようだ。

【USB電源が標準装備】8SではオプションだったUSBポートを標準で装備。メータークラスターの左側に配置し、最大5V/2Aまで供給できる。

【航続距離は454km!】ホールドしやすい形状のタンクカバー。タンク容量は8Sの14Lに対し、20L。理論上の航続距離は満タンで454kmだ。

【専用ラジエター+ガード】ラジエターは横長タイプの専用品。飛び石から保護するコアガードも8Sにはない、800DEならではの専用装備だ。

【アンダーカバーと補強も!】エンジンを護る樹脂製アンダーガードを標準で採用。オフ用に強度を高めるため、パイプも追加されている。

【お尻の痛みを緩和】ダブルシートはコストをかけた専用品。通常はウレタンフォームの硬度で乗り心地を調整するが、密度を上げて疲れにくい設計に。

【グリップ&キャリア装備】後席ライダー用のグリップを備えたリヤキャリアが標準。タンデムシートとほぼ面一のフラットな形状で、使い勝手がよさそう。

【DEはフルLEDだ】8Sはウインカーが電球なのに対し、コチラは灯火類がフルLED。テールライトのデザインも違い、面積が広いタイプだ。

スズキ V-ストローム800DE アクセサリー【冒険力を大幅アップ! フルパニアも可能】

積載系のアクセサリーが大充実。トップ&サイドケースはアルミ製に加え、樹脂製も選べる。サイドバーなどの保護パーツ/DCソケット/ブレーキペダル高さアジャスター/など実用系も豊富だ。

【トップ&サイドケース】アルミケースはシルバーとブラックを用意。樹脂製トップケースは容量56L、35Lが選べる。

【サイドケースブラケット】アルミサイドケースセットの装着に使用。トップケースや樹脂製パニアには専用ブラケットが必要だ。

【ローシート】標準より座面を20mm下げて足着き性を向上。30mm座面を高めるハイシートも用意する。

【アルミスキッドプレート】一段とタフな雰囲気で、強度の高いアルミ製のアンダーガード。色はシルバーのみだ。

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