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「キミに決めた!」。数ある相棒候補から車両を絞り込んでいき、購入を決定するまでの高揚感というのはバイクライフにおいて5本の指に入る(いや、一番かも!?気持ちいいひとときではないかと思います。納車時までにどんな仕様になっていてほしいのか。バイクショップの店員さんと納得するまで話し合いをするのが大吉。後悔するのはナシですよ!

コスパ最高な世界戦略車は日本でも取り合い状態

長い長い助走期間を経て妻が自らの相棒に選んだジクサー250は、10%消費税込みメーカー希望小売価格が44万8800円という、現在新車で買える日本メーカーのクオーター(死語?)スポーツとしては破格な低価格を実現したモデルです。

ジクサー250広報写真

●精悍なマットブラックメタリックNo.2の塗色に身を包む、妻が選んだスズキ ジクサー250。前後ホイールにあしらわれた黄色いリムステッカーがオサレ(笑)です。しかし改めて考えると、新規開発された油冷エンジンを積み、ABSも標準装備したブランニュー250㏄スポーツがこの価格というのは凄いことだと思います

 

あらゆる中古車の価格が値上がりしている現在、その相対的な価値は高まるばかり。

アジアを中心とした世界的な人気上昇とコロナ禍の影響を受けて生産地インドから日本への輸入さえ滞りはじめている中、たまたま入庫していた新品車両に出会えたことは僥倖でした。

カスタム“三種の神器”……。昔と今とで様変わり

さて、1980年代のバイクブームを知る筆者からすれば、車両を手に入れたとき真っ先に行うカスタムと言えば“マフラー(2スト車ならチャンバー)”、“セパハン(セパレートハンドルのこと)”、“バックステップ”が三種の神器

カスタムNSR

●見事すぎるホンダNSR250R SP(MC28)のカスタムマシン。セパハンと言えばヤマハRZシリーズなど80年代初頭、まだパイプハンドルだったころのスポーツモデルが想起されますね。時給680円のアルバイトで稼いだお金は、すべてバイクに注ぎ込まれていったものです。ちなみに90年代へ入ると「オーリンズ、FCR、ブレンボ」がカスタム三種の神器……なんて言われる時代もありました

 

レーサーレプリカ全盛時代は軽量化しつつエンジンパワーも引き上げ、乗車姿勢をレーシーにし、バンク角も増やす走行性能アップのためのパーツ交換が当たり前でしたが、2020年代は快適性利便性を向上させることがオーナーにとって最重要課題。

当然のごとく妻も「USB電源とスマホホルダーとリアキャリアは絶対!」とのことでしたので、“納車時までに取り付けてほしいものリスト”は次々に埋まっていきます。

リヤキャリヤ

●リアキャリアはデイトナのグラブバーキャリア(1万4850円。価格は税込みで取り付け技術料は含まず。以下同)をチョイス。左右にヘルメットフックを装備しており、荷掛けフックも4箇所に設定。なお、GIVIハードケースは装着不可となっています

 

新車で購入するからこそ上乗せすべし!?

レッドバロン都筑、大友アドバイザーと妻との丁々発止を隣で聞いていた筆者もライダー先輩風を吹かせ、ETC車載器グリップヒーター、そしてドライブレコーダーの装着も進言。

ジクサー250は高速道路を余裕シャクシャクで巡航できる性能を持っているのですから、ともに油冷エンジン搭載車を選んだ油冷夫婦が油入らず……いや水入らずでロングツーリングを行うためにもETC車載器は必須アイテム。

ハンドル周り

●ETC車載器&マウントは筆者が直近、中古品を入手したもの。アンテナ一体型のETC車載器がもう作られておらず、入手困難だとは知りませんでした……。スマホホルダーはデイトナ製スマートフォンホルダーWIDE IH-250Dクイック(4730円)とし、USB電源はシンプルな1ポートタイプをセレクト(2200円)

 

そして妻はいまいちピンときていないようでしたが、「グリップヒーターも装着しておいて絶対にソンのない装備なのだよ!」とゴリ押ししてリストにねじ込みました。

厳冬期はもちろん、春や秋の高地走行や降雨時などでも大活躍する非常にありがたい存在であることを私自身が何度となく身をもって体験してきたのですから当然です。

KIJIMAグリップヒーター

●グリップヒーターは定評あるキジマのGH07シリーズを選択(1万6500円)。従来のグリップヒーターの欠点だった握りの太さを解消した最小径33㎜を実現。確かに違和感がありません。電源OFF時の温度を記憶する便利なメモリー機能も標準で装備されています

 

KIJIMAグリップヒーター

●ハンドルから手を離さずに温度レベルが調整可能。写真のようにLEDインジケーターが緑に輝くときはレベル2で出力は40%。5段階で任意の温度が選べるのが嬉しい限り

 

前後2カメラのドラレコで絶大な安心感を獲得

そしてそしてのドライブレコーダー。……こちらの重要性はもう皆さまご存じのとおり。

摘発例が毎日のようにテレビやネットを賑わせているにもかかわらず一向に減る気配のない“あおり運転”や、予期せぬ“もらい事故”。

それらの厄災に遭遇したとき真相解明の強い味方となってくれる、令和を走るライダーにとって必須アイテムとも言えるものですので、大切な妻が乗るジクサー250に取り付けないという選択肢はありません

折しも令和3年6月21日から、レッドバロン、JVCケンウッド、あいおいニッセイ同和損保の3社が共同開発した「ROM ONESドライブレコーダー」が発売されたばかり。迷うことなくショッピングリストに潜り込ませました(ForR関連記事はコチラコチラ)。

最終的に①スマホホルダー、②USB電源、③ドライブレコーダーというイマドキの三種の神器に加えて、④ETC車載器、⑤グリップヒーター、⑥リアキャリアを取り付けた状態で納車してもらうことに決定。

USB電源

●スマホ時代の必需品、USB電源は1ポートの非常にシンプルなものをチョイス(参考価格2200円)。装着は簡単なように思えますが、適当に取り付けてバッテリーがアガった友人が何人もいます……。ナメたらアカン

 

プロのノウハウと技能を値切ってはいけない

ハッキリ言って、アイテム取り付け時の整備技術料の総額を最初に知ったときは少々ビックリ……トータルで6万円を軽く超えているではありませんか! 

しかし、次の瞬間には認識を改めました。バイク雑誌の編集部員時代、用品紹介担当をしていたときの記憶がありありと蘇ったからです。

グリップヒーターひとつ取り付けるだけで、どれだけ苦労をしたことか……。撮影時に写るところだけ体裁を整えて裏はメチャクチャということもしばしば。

「1万円払うから、誰か作業を代わってチョーダイ!」と会社のガレージで天を仰いだことも20回以上あります。

そう考えるとグリップヒーターはおろかドラレコ、ETC、USBの各電源ケーブルをうまく統合しつつ車体の前後にカメラを取りまわし、見た目も操作性も何一つ損なわないように仕上げるというのは、まさしくプロの領域。

努力を重ねてしかるべき知識とスキルを習得したメカニックへ支払う対価としては逆にリーズナブルに過ぎるかも……と思えたのです。

ドラレコ

●テールがシュッとしたイマドキのストリートファイター的なスタイリングを持つジクサー250。当然ながらタンデムシート下のスペースはミニマムです。最初はアンテナ別体式のETC車載器本体も何とかここに押し込めないものか……とスタッフに相談してみたのですが、やはり難しいとのことでETCはハンドル部分へ持っていくことに。できること、できないことをちゃんと話しあい、解決策を探れるというのは素晴らしい! お互いが誤解したまま突き進み、いざ仕上がったときに「コレジャナイ……」となるのはお互いに不幸ですからね

 

ドラレコフロントカメラ

●小型カメラを支持するリングとインナーチューブとの間には、透明のテープがキレイに巻かれていて傷つきを防止……。プロのサービスマンの細かな配慮が嬉しいかぎり

 

ドラレコリヤカメラ

●リアカメラもステーを介してしっかり固定。場所的にバイクカバーの脱着時、スソが引っかかることが多々あるのですが、力がかかってもカメラの位置はびくともしません。良き!

 

ドラレコスイッチ

●GPSアンテナとドラレコ操作スイッチ。テールカウル内にある本体からつながってる相当に長いはずのコードは、カウル内に見事に収まっております。お見事!

 

キレイに収まった感動的な仕上がりにうっとり

実際、後日納車時に目にしたその仕上がりはほれぼれするほどでした。万が一不具合が発生したときも、万全なフォローが約束されているのですから掛けるべきコストは掛けるものです。

……と、こうして長く濃密な11月3日が終わり、手元には契約の書類がはらり(笑)。

11月7日に渡すこととなった必要書類を揃えるため、妻は時間をやりくりして区役所へ行き、住民票を1通GET。印鑑も用意して……ニコニコワクワク、再びレッドバロン都筑へ……。

妻

●妻は親の同意が必要な未成年ではないので(笑)、自由意志でバイクを購入できます。売買契約時には契約書への記入と押印だけでオーケー。住民票を揃えるのは後日でいいのです。また、クレジットやローンでバイクを購入するとしても“頭金ゼロ”で買うことが可能(ただし、自賠責保険だけは現金で支払う必要あり)!

 

さて次回は、契約~納車時に妻も驚いたレッドバロンの手厚い各種サービスについて、お知らせしてまいります。お楽しみに!

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