日本の風景に似合うバイクが欲しい。
――そう考えた時、僕が相棒に選んだのはスーパーカブ110だった。しかしバイクの入手困難が続いている昨今。気長に探そうと思っていたら、近隣のレッドバロンに【奇跡】の在庫が! さっそく契約→納車となった。その購入レポートをお届け!

現在のカブは8車種! カブらしいカブが欲しい

近々、やってみたいツーリングのテーマがある。ある日本の景色を巡るというもので、これに似合う相棒……ときたら、やはりスーパーカブでしょう! 日本を代表するバイクであり、これほど日本になじむバイクは、カブ以外、自分には思いつかなかった。

ここまでは悩むことはなかったけど、スーパーカブ50/110、スーパーカブC125、クロスカブ110/50、CT125ハンターカブ……とカブにも色々ある。カゴ付きのスーパーカブプロ50/110も入れれば8車種だ!

結論を言うと「110」にしたのだけど、理由は次のとおり。

まず50は交通法規が独特すぎるので自分の中ではナシ。また、カブらしいカブが欲しいのでプロとクロスカブ、CT125は除外する。

C125は悩んだ。フロントディスクブレーキだし(最新型はABSも)、チューブレスタイヤまで備える。それに出力特性がパワフルだ。2018年型から2021年型までは、低速からトルク感に溢れ、スポーツバイクの雰囲気。9月にモデルチェンジされた2022年型は低速域がマイルドになり高回転まで伸びる特性になったらしい(まだ乗っていないので信頼できるライダーからの情報)。

↑ホンダ・スーパーカブC125。最高出力9.8ps、最大トルク1.0kg-m。110より1.8ps&0.13kg-mパワフルだ。価格44万円。


一方、110はドゥリューンというおなじみの柔らかい排気音と振動を味わいながら、過不足なく(シャレではありません)加速もするし、それなりには速い。何より飛ばさなくても癒されて、愉快になる。
また車体の面でも、カッチリした車体とキャストホイールのC125はいかにも普通のバイクっぽい。これに対し、110はソフトなサスとスポークホイールのユルい自転車感覚。これら110の特性は、まさに昔ながらのカブならではの味だと私は思うのだ。
それにC125は、自分にはカッコよすぎて気が引けてしまう面もある。

↑ホンダ・スーパーカブ110。自分が考えるカブらしいカブだ。現行型は'17年10月に登場し、'20年4月に灯火器基準に関する法規対応を施したテールランプを採用。車重がC125より11kg軽い99kgなのもいい。価格28万500円。


思い立ったが吉日ってことで、さっそく最寄りのレッドバロン浦和東に電話してみた。

↑レッドバロン浦和東(東浦和ではない)。大動脈の県道1号線沿いで、オートパーラー上尾に行く途中で通った大ケヤキの近くだ。キレイなお店で2輪&4輪駐車場も余裕あり。■埼玉県さいたま市緑区三室50-5 水曜休(祝日は営業) 10~19時(3~10月は10~20時) TEL:048-874-0517


スーパーカブ110が欲しい旨を伝えると、在庫を検索してくれるとのこと。
一応、「新車で黄色か青」という希望を伝えたけど、「人気車なので難しいかもしれません」との回答。1週間後、ごあいさつがてらお店に訪問する約束をして電話を切った。

この電話が11月中旬。なんと、来店した日にとんでもないサプライズが……!

全国306店舗で1台のみの車両がここに!

よく晴れた11月下旬、レッドバロン浦和東へ。バイクで10分も走れば到着だ。
出迎えてくれた村上店長がニコニコしながら私に言う。
「沼尾さん、実は今スーパーカブ110の新車があるんです!」
「え、どういうことですか!?」

↑レッドバロン浦和東の村上店長。気さくで穏やかなお人柄ながら、テキパキとした接客が小気味いい。頼りになるお方です。実は大阪のご出身とのこと。


村上店長にお話を聞いてみた。レッドバロン全国の在庫車両を検索できるイントラネットで調べてみたら、スーパーカブ110の在庫は新車も中古車もゼロ。ほとほと困っていたところ、数ヶ月前に注文していた車両が偶然ホンダから入庫してきたのだとか! 
そこで車両に「ご商談中」の札をかけ、リザーブしておいてくれたのだと言う(ありがとうございます)。
しかも車体色は希望の「青」というから素晴らしい。まさに奇跡の1台(笑)。もはや運命の愛車と言わざるを得ない。

↑「じゃあ実車を見てみましょう」ということで2階へ。

 

↑ドキドキ……。

 

↑うぉおおおおおお本当にあったぁ!

 

↑バァーン! 輝きがまぶしい! 色も美しい!


即決
(笑)。いちおう見積書をいただき、オイルリザーブシステムのオイル量(グレードのほか、15Lまたは30Lが選べる)など細かいところを悩ませてもらい、数日後に電話。再び来店して契約書にハンコを捺して見事、購入とあいなりました。

↑売買契約書はバイクが描かれた袋に入れて手渡される(イラストは昔のトライアンフかな)。

 

↑コチラが契約書。レッドバロンは新車の納車整備料が無料で、登録手数料も他店に比べて安い(125cc以下は7260円)のため、総額費用が抑えめだった。

納車時の説明がとても丁寧、これは助かる

その後、なけなしの貯金から銀行振り込みで総額を一括で支払ったら、すぐに納車日。初来店から12日、契約書を書いてから1週間後というスピード納車だ。実はあと4日ほど早く納車できたそうなのだけど、私のスケジュールが合わず、この日に。なんにせよ凄いスピードだ!

↑村上店長から納車前に懇切丁寧な説明を受ける。中でも感心したのが、車種ごとの注意点をまとめた「出荷説明シート」。とても親切な計らいだと思うし、もし忘れてしまってもシートを見直せばOK。これはとても助かる。ちなみに対面はアクリル板越しで感染症対策もされている。



実車を前にして、さらに説明を受ける。
カブを所有するのは初めてながら、大体のことは知っていると思っていたが、とんでもなかった。特に「押し歩きでバックする際にニュートラルに入れる」という説明は目からウロコ。キックペダルなどに足が当たると、カバー内のキックスピンドルが噛み込んでバックできなくなる場合がある。この場合、車両を前方に押し動かすか、エンジンを停止してニュートラルに入れてキックを踏み込むと解除できるという。これは知らなければ、絶対アセっていたハズなのでありがたい。

↑通常または希望ナンバーを選択できる。村上店長によると「川口市の方はこちらを選ぶ人が断然多いです。それほど人気です」とのこと。確かにカッコイイ。一方、さいたま市は通常ナンバーを選ぶ人が多いのだそう。

 

↑ここからは納車時に受け取ったモノを紹介。赤い手帳は特製の書類入れだ。「マイツーリングパスポート」は会員証を兼ねており、中にロードサービス無料券200km分(購入から1年間有効)が綴じられている。表紙には最近のバイクであるテネレ700と、北海道のオロロンラインが。

 

↑書類入れは二つ折りにできて、中にマイツーリングパスポートも入る。チャックで防水仕様になっているのがうれしい。

 

↑盗難保険に入り、オリジナルの携帯型バーロック「BL-10(ビーエルテン)」を購入。通常の会員価格は2万7500円だが、契約時なら1万6500円だ。

 

↑シリンダー部の文字を手前にして畳むと、ここまでコンパクトに。しっかりした造りで防犯効果は高そうだ。しかもケース+ベルト付きで携帯性も優秀。

 

↑ちなみに逆側に畳むとこんなカンジになって、ケースに収まらないのでご注意。

 

↑ホンダのマニュアルとメンテナンスノート。

 

↑レッドバロン名物! バイクを買うともらえるミニレプリカ。今回は750SS=マッハIVだった。ズシリと重く、精巧な造り。これは飾り甲斐がある。

 

↑そしてカギ。レッドバロン特製キーホルダー付き! 柔らかく、メインキー周辺を傷つけない造りなのはサスガだ。

 

↑今後とも何卒よろしくお願いします!


村上店長をはじめ、レッドバロン浦和東の皆様には今後ともお世話になります。それにしても……レッドバロンでのバイク購入は初めてなので色々新鮮だったし、考えてみたら新車を買うのも初めてだ。

↑正直、新車の輝きに圧倒されている(笑)。このあと真っ直ぐ家に帰らず、ブラブラして濃密な時間を過ごしました。


カブのインプレやバイクライフは今後報告していきます!

続編はコチラ!
【スーパーカブ110】やっぱり買って正解! 愛すべき4つのポイントとは?

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