<車種選定 編>でお話ししたように、ビジネス向け大型バイクという、ちょっと何言ってるのかわからないバイク選びで悶々としたのち、ついに絞られたのがホンダCBR1100XXスーパーブラックバード(1997年式・欧州仕様)でした。

走行距離や外装のキレイさなどには全くこだわっていませんでしたが、さすがはレッドバロン! 豊富な中古車在庫の中から、過去の整備履歴がしっかり残っていて、ガレージ保管されていた極上車を見つけて頂きました。

さて今回は、車両購入時に考えておきたいアフターサービスについて紹介しますので、皆さまのバイク、特に絶版車など年式の古い中古車を買う時の参考になれば幸いです、ハイ。

20年以上前のバイクだから、パーツの有無が心配!

ブラバを買うにあたって一番不安だったのは、やっぱりパーツの有無です。1997年式のキャブレター仕様ですから、エンジン回り、特にキャブレター関連のパーツが手に入らないとエンジンが始動できないなんて恐れもあります。

キャブレターはアッシー(一式)として扱われていることが多いパーツなので、4気筒の4連キャブレターをまるっと購入すると状態のよくない中古品でも数万円は下りません。比較的起こりやすいフロートピンの支柱折れ(下写真は修理事例)なんかしてしまったら、アッシー販売の場合、10万円くらいは覚悟しないといけないこともあります。
でも、そんな時こそ、レッドバロンは心強いのです。レッドバロンの中古車は、「パーツ保証」(最長3年間)というアフターサービスによって機能部品のパーツストックや整備技術が保証されています。

高価なアッシーパーツに破損があった場合でも、破損箇所だけを修理(加修)する技術を備えているので修理費用をぐっと抑えられるんです。これは絶版車に乗るユーザーにとってとても大きな魅力です。今回、ブラバという年式の古い絶版中古車に乗るにあたり、パーツの在庫とパーツの修理(加修)というアフターサービスは何としても欲しかったんです。
なお、私が購入したブラバのパーツ保証は2年間でした。年式の古い中古車ということを考えれば十分な期間ですね。

さて、次に紹介したいアフターサービスは、レッドバロンの「3種の神器」とも言えるものです。簡単に言うと、任意保険(オートバイ保険)+ロードサービスゴールドカード、盗難保険+盗難防止装置BL-10、オイルリザーブシステムの3つです。

【3種の神器①】20年以上前のバイクにロードサービスは必須

コンディションの良いブラバに出会えてとてもラッキーな私ですが、なにせ1997年式です。パーツの確保・修理の次にゲットしておかなくてはならないのがロードサービスです。レッドバロンには「ロードサービスゴールドカード」があります。

入会金・年会費は無料! あいおいニッセイ同和損保の「オートバイ保険(※)」に加入するだけで、24時間365日、距離無制限での無料搬送が受けられます。※レッドバロン会員(レッドバロンでバイクを購入したユーザー)が対象

250kgオーバーの大柄な車体ですからね。何かあっても押していこうなんて思いません(笑) 何かあった時にはゴールドカードに書いてあるフリーコールに迷わず電話します。ちなみに、友だち登録をしておけばLINEでロードサービスを手配することも可能。トラブル内容もサクサク送信できてZ世代でも安心です!
また、ロードサービス費用特約によるクイック修理サービスもあるので、ついつい起こりがちなバッテリー上がりやガス欠などのトラブルでも安心です。これで、300km先だろうが500km先だろうが、不安なく走っていけますね。


ちなみに、レッドバロン座間・湯浅店長のオススメもあって、オートバイ保険は3年契約()で入りました。1年契約で事故を起こした場合に保険を使うと翌年の契約時に等級が3つも下がりますが、3年契約で加入した場合は事故等で保険を使った場合でも、その3年間は等級が下がらないからです。※代理店型の保険会社のみでの取り扱い

オートバイ保険は補償内容や契約期間などの幅広いニーズに応えてくれるプランが用意されているので、ぜひ各店舗のスタッフに相談してみてほしい。

【3種の神器②】出張先でもバイク盗難に備える! 盗難保険も必須!

ブラバの主な使用目的はお仕事です。各地の国際サーキットも含め、仕事先は地方が多いので、出張先でビジネスホテルに泊まることも多いのですが、ホテルの支配人に「この辺はバイク盗難が多いから気をつけてください」なんて言われることもけっこうあります。

ホテルが気を使ってくれて、エントランスのすぐそばにバイクを置かせてくれることもありますが、自分の目の届かないところに置くことのほうが多いので、やっぱり不安です。携帯用の小さなロックを持っていきますが、平場の駐車場では巻きつけるところもないことが多く、ユニック車で吊り上げられたら一巻の終わり…。
なので、盗難保険への加入も必須です。レッドバロンの「盗難保険」と言えば「盗難防止装置 BL-10」です。携帯性に優れる多関節バーロックの元祖として多くのライダーに認知されていますが、最新型はさらに軽量コンパクトに仕上がっています。おかげで、ブラバのシート下にも収納できました。これなら出張先でもぐっすり安眠できるというものです。

【3種の神器③】オイルリザーブシステムは入らないと損!

3種の神器の最後は、ご存知「オイルリザーブシステム」への加入です。世界的企業トタルエナジーズ社(パリ・ダカールラリーの冠スポンサーとしてもお馴染み)のelf(エルフ)ブランドの高性能オイルが30リッターで12,000円。1リッターで400円ですよ! 加入しないと損です(笑)

ブラバは1回のオイル交換で3.8リッター(フィルター交換時は3.9リッター)のオイルを消費するので、オイルの価格はたったの1,520円、オイル交換の整備技術料は900円なので、1回2,420円~でオイル交換ができます。まぁ、どう考えてもお得ですね!※2023年8月時点。オイルフィルター交換なしの料金です。


いかがだったでしょうか。年式の古い絶版中古車ライフも、これだけアフターサービスが充実していれば安心です。次回は、ブラバのカスタムプランなどについて紹介しつつ、いざ納車の儀に向かいたいと思います。(続く)

 

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