はじめまして!

はじめまして!たはらかすみです。
バイク系インスタグラマー、バイク情報番組『Like a wind』の出演者兼スタッフとして日々バイクの事ばかり考える活動をしています!
昨年からレッドバロン公式YouTube『ツーリングナビ』のナビゲーターも努めているのでYouTubeも是非ご覧ください。

愛車は、カワサキNinja ZX-25R、カワサキNinja ZX-10R、ホンダNSF100の3台を所有しています。
もうお気付きの方もいらっしゃるでしょう。
そうです、何を隠そう、私はスーパースポーツを愛するライダーなのです!

バイク

【↑ 左:ZX‐25R →右:ZX‐10R 】

 

似たようなバイクばかり必要なの?とよく言われますが、3台それぞれ排気量やサイズ感も違って素晴らしいバイクです。

父の英才教育? 娘の反抗期?

小学生の時から父の趣味でバイクが身近にある生活を送っていました。
当時の父の愛車はスーパースポーツ ホンダNSR250Rです。

バイク
休みの日にはガレージでバイクのメンテナンスを手伝ったり、サーキットへレース観戦にも行きました。
ここまで聞くと察しの良い方は父の影響により早々と免許を取得し、スーパースポーツデビューへ!!と思いますよね?
実は小学生時代の私の本音は、

『手が汚れるから嫌だなぁ〜。でもパパに怒られるから手伝っておこう』

『サーキットで走るバイクはなんであんなにうるさいのー?パパ!レースの何が面白いのー?遊園地行きたーい!』

と、愚痴ばかり言っていました。
今思えばバイクに興味は一切無かったんですよね。

子供

↑バイクに興味は無し、フリフリのスカート大好き幼少時代

 

それでも普段、父が乗っているビッグスクーターでのタンデムが車移動よりも全身で風を受け清々しく気持ち良い体験があったおかげで、小さな私はどうしてもバイクを嫌いになれなかったようです。

高校生になった私は移動用に原動機付自転車の免許取得をしたいと父に相談しましたが普通自動二輪免許を勧められました。
しかし、思春期の私は反抗期で父と大喧嘩し免許取得どころではありませんでした。

落ち着いた頃に普通自動車の免許を取得し、軽自動車を購入。
ますます父が私への英才教育は無駄に終わったと感じた頃に、私は車を壊してしまったのです。

どうしても娘にバイクを乗ってほしい父と、反抗期娘の戦いは続きましたが、父の想いをくみとった私は普通自動二輪免許を取得。
バイクだけは自分で決めさせてほしい!といって、400ccのアメリカンバイクを購入。
父から『なんでスーパースポーツちゃうねん!!サーキット行かれへんやん!』
『サーキットなんて行かへんもん!』と娘の反抗期はまだまだ続き、父を悩ませながら私はバイクデビューしました。

ようこそスーパースポーツの世界へ

アメリカンバイクを愛車に迎えた私は沢山ツーリングに行きましたし、毎日バイクに乗りたくてバイト先へ行く時も乗りました。
すごくお気に入りでメッキ部分はいつもピカピカです。

ですが、とある日のツーリングで私はある事に気付いたのです。

この日はネイキッドやスーパースポーツが多く、アップダウンの激しい山道でした。
私はいつも以上にワクワクして、カーブがくる度に身体を動かす感覚、バイクと一体感を味わう事を楽しんで走っていたのですが。
おや?同じ排気量なのにヒラヒラと走っていく仲間達に置いていかれてしまう。
バイクを倒し過ぎてステップが擦ってしまう。
疑問を感じていた私に周りから言われた事は『かすみちゃんの場合は、スーパースポーツの方が楽しく走れるんじゃないかな?』と聞いた私は「ハッ!」とさせられた。
父が乗っているタイプのバイクだ。

私は父に謝って、私に合うスーパースポーツを探して貰った。
そしてスーパースポーツ最初の相棒がホンダ CBR400RRです。

バイク

↑初めてのスーパースポーツバイクでサーキット走行


ここからは父の影響により『え?こんなに高いの?要らない!』って言いながらも、せっかくスーパースポーツに乗っているのでレーシングスーツを購入しサーキット走行に参加します。

 

サーキット走行ってなに?

サーキットってどうしたら走れるの?どんなバイクでもいいの?
まずサーキットってプロじゃなくても走っていいの?なんて、初心者の頃の私は自分がサーキットを走っているイメージが湧きませんでした。

サーキット走行=バイクレース?って思っていたのですが、実は自分のペースで走る事が可能です!

サーキットでライセンスを取得して決められた走行枠の時間内であればマイペースに走れます。レースに向けて練習される方が多いですね。

ライセンスを取得するほど走るかな?っていう方は、ライセンス無しで参加出来る走行会イベントがあります。
バイクメーカーやバイクアパレルメーカーなどが主催で行われる事が多く、サーキット経験によって走行枠が分かれるのでサーキットデビューの方におすすめです。

あとはミニバイクについてです。
ミニバイクは国際サーキットとは違ってカートも走れるようなコンパクトなミニサーキットです。
ここでもサーキットごとに会員登録を行うだけでサーキットを走行できます。
サーキットの基本的なルールなども教えてもらう事ができます。
ミニバイクレースイベントも行っていてこちらはまた違う記事で詳しくご紹介しますね。

バイク

↑愛車のNSF100で参加したミニバイクレース

サーキット走行の魅力って?

そもそもサーキット走行の魅力とは何なのか?
個人の意見ではありますが、私が思うサーキット走行の魅力をご紹介します。

1.公道では出せない速度を愛車で体感できる。
法定速度が決まっている公道では時速120㎞以上で走ることはできません。 
サーキットでは後ろめたさ無しで速度を出すことが可能なので愛車の見知らぬパワーを感じることができるのです。
道路では交差点や対向車線、乗用車からトラック、原動機付自転車などそれぞれ走行速度が違いますが、サーキットでは同じような速度で2輪のみが走行します。
なので、同じ方向に向かってグルグル回るので速度が速くなっても、事故の可能性が低く安全に速度を出せる環境なのです。
私は実際にZX-10Rで時速240㎞まで出したことがあります。プロのロードレーサーの世界を少しだけ味わうことができたので嬉しかったです。

2.タイムを計ってタイムアタックに挑戦し続ける
サーキットでは自分が走ったタイムを計ることができます。
コーナーでのテクニック、ストレートからのブレーキングなど、どうすればタイムが縮まるのか?
走れば走るほど自分の成長を感じることが出来るので大人になっても挑戦したい!という気持ちが心躍ります。

3.バイクの性能を知り、愛車の限界を知る
普段では愛車の限界まで運転することはないので、どうしたらスリップするのか?タイヤが滑るってどういう時?
サーキットではどれくらいのスピードで曲がれるのか、フルブレーキでどれくらいで止まれるのか、など愛車の限界を知ることができます。
そのメリットとして、街乗りの際にバイクの動きを察知し滑る前に対応できたり、運転に余裕が生まれます。
愛車の限界を知ることで公道での安全運転に役立つこともあるんです!

自己紹介からサーキットの魅力までをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
これからはサーキットに必要なアイテムや実際にサーキット走行に参加したリポートをお届けしますよ!
お楽しみに~!

(つづく)

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