これまで筆者は「レインウェアと言えばゴワゴワして動きにくいもの」だとばかり思っていました。
ところが先日レッドバロン店舗にて『ROMライディングレインスーツ』に触れた時、生地の薄さやストレッチ性にビックリしたのです。

今回の記事では、ライディングレインスーツの使いやすさを身体を張って検証してみましょう!

高性能な生地でコスパ最強!?


ROMライディングレインスーツは税込1万780円。S~3Lまでの5サイズと、レッド・ブルー・ブラック・ピンクの4色展開です。(ピンクのみSS・S・Mサイズの展開)

なによりの特徴は、手に取りやすい価格であるにも関わらず、高性能な国産生地が使われている点です。

具体的な性能は耐水圧20,000㎜&透湿度20,000g/㎡・24h。
つまり生地の上に1立方センチメートルの管を立て、その中に水を入れて20メートルまでの高さの水圧に耐えられるほどの耐水性能と、24時間で1平方メートルあたり20リットルの水蒸気を通すほどの蒸れにくさということ。

バイク用のレインウェアとして十分な性能がありながらも生地は薄くてストレッチ性があり、乗車姿勢の邪魔をせず快適な走りが可能なのです。


収納サイズはφ12×25cmほど。
袋のサイズには余裕があり、ラフに収納できるのも嬉しいポイントです。

動きやすさを検証してみた

それでは、実際にROMライディングレインスーツの着心地・ストレッチ性を検証してみましょう。
まずは軽いジャブとしてジャンプをしてみると……この通り!

薄手の生地が身体の動きにフィットし、まるでスポーツウェアを着ているかのような動きやすさです。

さらに無理のある格好で飛んでも問題ありません。

膝や脚の付け根、背中や腕周りなど体全体にゴワつきや突っ張りがなく、動作を邪魔しません。
激しく動いて汗をかいても高い透湿性のおかげで蒸れにくく、サラサラとした着心地が続いたのでした。

最後に、調子に乗って側転をしてみたところ……


見事に(?)着地成功。これだけ動きやすければ、運転中に邪魔になることはまずあり得ないでしょう。
自信を持ってオススメできる着心地の良さなのです。

ライダーに嬉しい機能も満載

動きやすいだけではなく、ライダーに嬉しい機能も盛りだくさんです。

まずは各所に取り付けられたアジャスター。
腕や背中、足首には面ファスナーが取り付けてあるため、走行中のバタつきを防止することができます。


特に足元は裾がずり上がりにくく、ブーツからの雨の侵入を防ぐことができるのが非常に助かりました。

手首の周りはゴムと面ファスナーでフィットさせることができる上、


二重構造で雨水の侵入を防いでくれます。

これまで使っていたレインウェアでは、雨天時に半日も走れば肘が濡れてしまっていました。
ROMライディングレインスーツを使うようになってからは、1日中乗っても水の侵入はほとんどナシ!見事に雨をシャットアウトできているのです。

フロントファスナーで脱着も簡単です。前合わせ部分が2重になっているので、ファスナーからの浸水も心配ありません。


フロントファスナーを一番上まで閉めることで、首回りがフィットします。


細かいポイントですが、これがかなり重要。ヘルメットから垂れた水の侵入を防止できるのです。

風の侵入も防げるため、急なタイミングでの防寒着として使うこともできます。
晴れの日でもお守り代わりに持ち歩けば、きっと役に立つ日が来るはずです…!

フードは着脱可能です。

バイクを降りて歩く際はフードが大活躍してくれます。
筆者自身はツーリング以外にも、雨天時のランニングやウォーキング、両手を空けたい山道の散策や観光の際にも愛用しています。

ROM『ライディングレインスーツ』のサイズ展開は下記の通り。

身長156cmの筆者はMサイズ(夏)またはLサイズ(冬)を利用しています。
冬はモコモコ厚着をしたいので2サイズを使い分けていますが、ストレッチ性があるのでそこまでシビアに考えなくても良いかもしれません。

全国のレッドバロン店舗にて実物を展示しているので、是非手に取って着心地の良さを確かめてみてください。


『ライディングレインスーツ』

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