スズキは、GSX-S1000をベースとした新型スポーツツーリングモデル「GSX-S1000GT」にニューカラーを設定し、2024年として10月20日に発売すると発表した。大画面フルカラーTFTメーターやETC2.0車載器を標準搭載している。

●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:スズキ

最新排出ガス規制に適合したK5エンジンを継承するグランドツアラー

スズキの人気スポーツツアラー「GSX-S1000GT」にニューカラーが登場した。

双方向クイックシフターやクルーズコントロール、5段階+OFFのトラクションコントロールシステム、スマートフォンにインストールしたスズキ“mySPIN”アプリ(iOS&Android)にBluetoothまたはWi-Fiで接続することで、電話機能やナビ、音楽(ヘッドセット別売)、カレンダーなどが使用できるようになるなど、最新世代の機能を有しているのは変わらず、しかもこのご時世に価格据え置きだ。

エンジンは2005年式GSX-R1000に端を発する名機・通称K5タイプの並列4気筒を搭載し、これを最新の排出ガス規制に適合。前作にあたるGSX-S1000Fがアップハンドルのスーパースポーツ的な位置づけだったのに対し、より上半身の起きたライディングポジションや大型ウインドスクリーン、優れた積載性などを確保することでグランドツアラー=GTへと生まれ変わったのが2022年だった。

フレームやスイングアームもスポーツバイク的なディメンションを持ちつつ、より遠くへ、より快適に、高いアベレージスピードで移動できるのがGSX-S1000GTだ。

スズキ GSX-S1000GTのカラーバリエーション

SUZUKI GSX-S1000GT[2024 model]キャンディダーリングレッド(YYG)

SUZUKI GSX-S1000GT[2024 model]トリトンブルーメタリック(YSF) ※継続色

SUZUKI GSX-S1000GT[2024 model]グラススパークルブラック(YVB) ※継続色

スズキ GSX-S1000GTのスペック

車名 GSX-S1000GT
型式 8BL-EK1AA
全長×全幅×全高 2140×825mm×1215mm
軸距 1460mm
最低地上高 140mm
シート高 810mm
キャスター/トレール 25°/100mm
装備重量 226kg
エンジン型式 水冷4ストローク並列4気筒DOHC4バルブ
総排気量 998cc
内径×行程 73.4×59.0mm
圧縮比 12.2:1
最高出力 150ps/11000rpm
最大トルク 10.7kgf・m/9250rpm
始動方式 セルフスターター
変速機 常時噛合式6段リターン
燃料タンク容量 19L
WMTCモード燃費 17.0km/L(クラス3、サブクラス3-2、1名乗車時)
タイヤサイズ前 120/70ZR17
タイヤサイズ後 190/50ZR17
ブレーキ前 油圧式ダブルディスク
ブレーキ後 油圧式ディスク
乗車定員 2名
価格 159万5000円
色 青、赤、黒
発売日 2023年10月20日

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