欲しかったけど先送りにしてきた新車購入

 2021年1月に開かれたメディア向け試乗会で乗り、高いオフロード性能をはじめとしたトータルバランスの良さに感服。すぐに「欲しい!」と思ったホンダ『CRF250L<S>』でしたが、販売好調に加え、コロナ禍もあって新車が入手困難という情報を耳にし、買うのを先送りにしてきました。

 気がつけば時間だけが過ぎ、2021年も年の瀬に。「CRFが欲しい!」と思いつつも、このままでは年をまたいでしまうではありませんか。そんなとき、近所にある「レッドバロン葛飾」にて相談したら「在庫があります」とのこと。

『CRF250RX』でエンデューロレースに出場し、街乗りは『SR500』という本田店長とも意気投合し、購入を決意したのでした。
CRF250L<S>に決めた理由はボクがCRF250L<S>を選んだワケ【レッドバロン購入レポ1】をご覧ください。

ホンダCRF250L<S>とレッドバロン葛飾の本田店長。

▲ボクが購入したホンダCRF250L<S>とレッドバロン葛飾の本田店長。

「仕事も忙しいし、コロナが落ち着いてからにしようかな……」と、なんだかんだで先送りにしてきたCRF購入。しかし、レッドバロンにて新車が即納できることがわかります。ハナシはとんとん拍子に進んでいくのでした。

すぐに最寄りの店舗に届いた!

 最初の訪問から数日後、本田店長より連絡が入ります。

「CRFが届きました! ご覧になって決めてください」



 ルンルン気分でお店へ見に行くと、シートにビニールが被った正真正銘の新車が置いてありました。

「こっ、これくださいっ!!」

 迷うことなく、ファイナルアンサー。契約手続きがスタートです!

自賠責は長めに入るのがボク流

 バイクを購入すると、すぐに乗り換えたりせず、じっくり長く付き合うことが多いボク。ナンバー付きトレールバイクはきっとなかなか飽きないし、軽二輪(125cc超250cc以下)は車検もなく経済性に優れるから、なおさらすぐに手放すことはなさそうです。


 というわけで、車両購入時に自賠責保険の加入期間を選べますが、今回は最長の「5年=60ヶ月」をチョイス。保険料金は下記の通りで、長期なほど割安になるんです。

■軽二輪(125cc超250cc以下)
12ヶ月 7540円
24ヶ月 9770円
36ヶ月 1万1960円
48ヶ月 1万4110円
60ヶ月 1万6220円
※2022年1月現在

オイル交換が割安にできる

 レッドバロンにはお得な契約オプションがイッパイあり、本田店長がひとつずつ丁寧に説明してくれます。まず、いいなって思ったのが、一定量のオイルをリザーブしておき、全国のレッドバロンでいつでも手軽にオイル交換ができる「オイルリザーブシステム」です。

『CRF250L<S>』のエンジンオイルは全容量1.8リットル、オイルフィルター交換時1.5リットル、オイル交換時1.4リットル。交換時期は初回1000kmまたは1か月、以後6000kmまたは1年毎です。

 「オイルリザーブシステム」は、オイルガンを使ってオイル缶から直接給油するジョッキレスシステムの為、ゴミや他ブランドのオイルが混ざることもありません。また、オイルを缶で購入すると必ず一定量が余ってしまうし、オイルは次第に劣化するので保管も大変。交換作業は自分でもできますが、廃油の処理が面倒です。そんな問題を一気に解決してくれるのが「オイルリザーブシステム」。レッドバロン独自の画期的なシステムと言えるでしょう。環境保護が強く叫ばれる現代ですが、レッドバロンは30年も前の1992年からこのシステムを取り入れていたんだとか。ただただ脱帽です!

 ところで、使用するオイルも重要ですよね。愛車に使用するなら余計気になるところでしょう。「オイルリザーブシステム」には、「VS」と「VR」の2つのグレードがあります。

■VSグレード
フランスの石油総合企業であるエルフ(トタルエナジーズ社)の「MOTO 4RS」。レーシングフィールドから生まれた技術をもとに、高純度ミネラルベースオイル(RS)に、厳選した各種高性能添加剤をブレンド。
JASO:MA2/API:SL
SAE 10W-40/20W-50

■VRグレード


10W-40の場合
フランスの潤滑油専門企業であるモチュール社の「200-4TR/S」。ロードレース世界選手権「MotoGP」でも証明されている高性能の全化学合成オイルで、レッドバロン専用に設計されています。
JASO:MA2/API:SN
SAE 10W-40

20W-50の場合
エルフ(トタルエナジーズ社)の「MOTO 4VR」。全化学合成ベースオイル(VR)に、厳選した各種高性能添加剤をブレンド。
ASO:MA2/API:SL(level)
SAE 20W-50

 今回、ボクは「VSグレード」を選びました。加入量は30リットルで、料金は1万2000円とかなりリーズナブル。作業工賃はオイル交換のみ=640円、フィルタ同時交換=1360円と破格なのが魅力です。

「オイルリザーブシステム」については実際に体験し、ここでまた深堀りレポートいたします。

保険加入で手厚いロードサービス

「ロードサービスゴールドカード」もゲットしました。ボクはいま、カワサキ『W1SA』(1971年式)、ハーレーダビッドソン『XR1200』(2009年式)、スズキ『アドレス125』(2018年式)を所有していて、『CRF250L<S>』が4台目のバイクとなります。乗り換えではなく“増車”なので、新たな任意保険に加入しなければなりません。

 レッドバロンであいおいニッセイ同和損保の「オートバイ保険」に加入すると、入会金・年会費など一切不要でゴールド会員の証「ロードサービスゴールドカード」がもらえます。24時間365日対応のロードサービスで、自宅や夜間のトラブルもカバー。バイクライフの不安と負担を最小限に、安心を最大限にしてもらえるんです。

 オートバイ保険に未加入でも、レッドバロンでバイクを買うと車両引き渡し日より1年間有効「200kmロードサービス券」がもらえ、レッドバロンの店舗営業時間内であれば200kmまでのロードサービスが受けられます。

レッドバロン ゴールドカード
 さらにゴールド会員になると、店舗営業時間外も提携業者が最寄りのレッドバロンまで距離無制限で出張・引き上げ無料に。ロードサービス費用特約をセットしている場合は、臨時宿泊費用、臨時帰宅・移動費用、修理後搬送費用、修理後引取費用も含まれるのです。

これは手厚い!

 どうせ加入するオートバイ保険ですから、レッドバロンで手続きしておき、「ロードサービスゴールドカード」をゲットしておくのが得策だと考えました。もし、このカードの出番があれば、またココでレポートいたしますね。

盗難対策、最高なのは保険への加入!

 そしてレッドバロン会員限定の「盗難保険」にも加入しました。結論から言ってしまうと、バイクの盗難対策って、最強なのは“保険”に入ることなんです。でも、保険料が高いのがネックと言えます。

 では、なんでボクがレッドバロンの盗難保険に加入したかというと、圧倒的に安いんです。1年間あたりの保険料は1%で、カンタンに言うと、60万円のバイクなら年間6000円で加入できます。

 保険適用の条件が、ハンドルロックおよび携帯型バーロックである盗難防止装置「BL-10(ビーエルテン)」を使用することとなります。レッドバロン会員限定の「盗難保険」についても、加入にあたってじっくり考えましたので、次回以降ここでまたじっくりレポートします。

 という感じで、気がつけばオプションぜんぶ盛り。契約をお店のカウンターで済ませ、あとはナンバー登録などをしてもらって納車待ちです。コチラで用意する書類は住民票だけ。本田店長に「急ぎませんよ」と伝えますが、「年内に!」と力強く宣言してくれます。もぉ、楽しみでしかありません!!

 契約時にボクが加入したオプションを、もういちど整理しておきましょう。

1.オイルリザーブシステム
2.ロードサービスゴールドカード
3.盗難保険

 それぞれについて、ココでまた深堀りレポートいたします。今回も最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。続きはまた次回に! いよいよ納車となりますが、友人に誘われ慣らし運転もしないまま、ツーリングに出かけることになります。どうぞお楽しみに〜。

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