ロンドンの街のバイク屋さん
街乗りとして気軽に乗れて、ちょっとした買い物や移動に重宝されるスクーター。イギリスの生活でもスクーターは欠かせない存在です。
私が住んでいるロンドンは建物が立ち並び、交差点や狭い道が多く、道路脇はほぼ「駐車スペース」になっています。だからこそスクーターや小型バイクを好んで乗っている方が多いのです。
ということでまずは住宅地周辺にあるバイク屋さんをチェックしてきました。
ロンドン中心部から9キロほど離れた街のバイク屋さん「central bikes」にやってきました。小排気量車をメインに販売しているお店です。
日本車もあるかと思いきや、全て海外のメーカーでした。その中で一番人気がVESPAだそうです。
VESPAと言えばイタリアのスクーター。映画「ローマの休日」に登場しており、名シーンを彩っています。
また1950年代後半から1960年代中頃にイギリスで音楽やファッションをベースとしたライフスタイルが若者の間で流行。その支持者のことをモッズと呼んでいました(モッズの対立グループとしてロッカーズがありますが、そのお話はまた改めて)。
そのモッズがVESPAを乗り回していた背景もあってか、イギリスでは至る所でVESPAを見かけます(たまたまなのか、Lambrettaはあまり見かけません・・)。
普段歩いて移動している際にバイク屋さんを見掛ける機会が多いのですが、ほとんどのバイク屋さんでVESPAを販売しています。
MUTT MOTORCYCLES
「central bikes」では、その他にも小型バイクが並んでいました。特に気になったのがMUTT MOTORCYCLESです。
イギリスのバーミンガムに本店を持つカスタムバイクブランドです。「もっと身近に感じられるバイクを造りたい」そんな思いからスタイルにこだわった気軽に乗れる125cc〜250ccにフォーカスしたバイクを提案しています。
クラシカルな雰囲気がかっこいいこちらのバイク、カスタムされてるかのように思われますが純正です。
せっかく新しいバイクを買ったとしても盗難にまつわる話が気になります。
盗難防止ロックは2つ以上を付けるのが一般的で、盗難防止アラームやタイヤと電柱をくくり付けるものなど、できるだけ多く取り付けることをおすすめされました。
ロンドンにもレッドバロンの盗難保険があればいいのに、、、なんて思いました。
ロンドンのバイク用品店
イギリスのバイク用品チェーン店、「INFINITY MOTORCYCLES」に行ってきました。現在イギリスに15店舗あります。
店内はずらりとライダースジャケットが並んでいます。motoGPでも採用されているRSTや、日本でもおなじみのAlpinestarsなど、品揃えが豊富でゆっくりと楽しめます。ちなみに日本メーカーのウェアはこちらにはありませんでした。
そして気になるのがレディース。しかし店内に見当足りません。。。がっかりしていたところ、スタッフさんに秘密基地を案内してもらいました。
レディース用品は地下にありました!
しっかりとした量の品揃えです。イギリスに本社を持つMotoGirlというメーカーのウェアが多く、赤いライダースがとってもクールでした!イギリスでバイクを所有していたら購入していたと思います。もしかしたら帰国前に買うかもしれません。
そして向かいにはヘルメット。ScorpionやSCHUBERTHなど海外製はもちろんですが、日本製のAraiとSHOEIが購入可能です。
ちなみに私は乗り出しの際レッドバロンでSHOEIのヘルメットを購入しました。地元にバイク用品店がないので、取り寄せてくれるのはありがたかったです!
街のバイクメンテナンス店
バイク関連のお店を歩いて探していたら、「TWO WHEELS ONLY」というメンテナンス店を発見しました。整備中の気さくなショップオーナーさんとバイクについてお話ししました。
こちらのお店では、日本製だとHONDAの小型車のメンテナンス依頼が特に多いそうです。大型車ももちろんメンテナンス可能で、この日はHAYABUSAとNinjaの作業をする予定とのこと。
またライダー事情に関しては、金曜日の仕事終わりにエースカフェに集い、エンジンや最近変えたパーツについて語り明かすそうです。ちなみに先日一人で金曜日の夜にエースカフェに行ってみたのですが、楽しそうに語り合ってるグループを発見しました。
こちらはショップオーナーさんのバイク、DUCATIのMonsterです。「買いたかったら譲るよ」と言ってくれましたが、ここは断念。。。
こちらは高架下の店舗で、少し入り組んだ場所だったので、初心者のバイクの持ち込みには少し苦労しそう。
ロンドンでは小型車が有利?
ロンドンでの快走路は少なく、基本的に電車やバス移動です。しかし、正しい時間に来なかったり、突然バスがメンテナンスが必要となり途中で降りないといけなくなったり、ストライキで地下鉄が止まったり、日本では経験したことのない状況が日常的に起こります。なので、小型車があると移動が楽になるんだろうな〜と日々考えています。
ではまた!