東京都日野市にある関東屈指の古刹「高幡不動尊」は、あじさいが見事なことでも有名。境内から裏山一帯にかけて、約250種・7,800株ものあじさいが植えられているのです。しかもそのうち約3,000株が、自生のヤマアジサイ。6月1日~6月30日、あじさいまつりが開催されているというので、バイクで出かけてみました。
バイク駐輪代が無料

うれしいことに高幡不動尊の境内駐車場は、参拝客に限り、無料で使えるのです。もちろんバイクも無料で駐められます。
バイクの駐輪スペースは、川崎街道に面した第一駐車場の奥。交通安全祈願殿(降魔殿)の裏手に、12台分ほどのスペースがあります。身の引き締まる、ありがたい場所です。
バイクを駐めたら、まずは境内の入り口、仁王門へ。
いざ、境内へ

高幡不動尊の正式名称は、高幡山明王院金剛寺。古来、関東三大不動のひとつに挙げられてきました。
この仁王門は、国の重要文化財。左右に金剛力士像が安置されています。
くぐり抜ければ左手に手水(ちょうず)。

そして正面には、不動堂。1342年に山中から移建したもので、これも国の重要文化財。東京都最古の文化財建造物でもあるそうです。

不動堂、美しい形をしています。あじさいを愛でる前に、まずはお参りを済ませましょう。
お参りを済ませたら、左手へ移動します。

不動堂の左手から西側を向くと、この景色が得られます。右に不動堂、正面に五重塔、左に土方歳三の銅像。個人的に、高幡不動尊といえば、この眺めが一番という気もします。

高幡不動尊のシンボルともいえる、五重塔。平安初期の様式を模したという美しい塔で、塔高39.8m、総高45m。建立は昭和55年だそうですから、意外と新しいもの。
あじさいまつり
あじさいは五重塔の周辺でも見られますが、可憐な山あじさいは五重塔の裏山を歩きながら眺めます。

山あじさいの開花時期は、6月上旬から中旬。あじさい、がくあじさいの開花時期は、6月中旬から下旬。五重塔の横、虚空蔵院と大師堂の間を通っていくのが、あじさいの道。

木々が茂り、日差しを遮ってくれます。緑豊かで、いい雰囲気。あじさいがあちこちで咲いていました。
舗装はされていません。雨上がりは滑りやすいので、お気をつけて。


撮影していて気づいたのは、あじさいって、曇りの日のほうが綺麗に撮れるな、ということ。さらにいえば、雨の日も綺麗です。
この日は土曜日ということもあり、たくさんの参拝客があじさいを愛でながら裏山を歩いていました。老夫婦、若いカップル、子連れのファミリー、外国人旅行者、みなさん愛おしそうにカメラを向けています。
国の重要文化財がある古刹で、あじさいがこんなスケールで咲いている。
そりゃあ、人気を集めますよね。
土方歳三の菩提寺

高幡不動尊は、新選組副長・土方歳三の菩提寺でもあります。土方歳三は、高幡不動尊のある東京都日野市出身で、幼い頃、この境内でよく遊んでいたという話も残っています。
この土方歳三像は、出陣姿を表したもの。
高幡不動尊には他にも、近藤勇・土方歳三両雄の碑、土方歳三の位牌や新選組隊士慰霊の大位牌、歳三の書簡ほか多くの新選組資料が展示されています。

境内の売店では新選組グッズも販売。

新選組ソフトや土方歳三まんじゅうもあります。

というわけで高幡不動尊あじさいまつり、花の見頃はまだ続きますので、みなさんもぜひ!
