2026年6月18日。レッドバロン大阪守口がオープンしました。
全国に300店舗以上を直営で展開するレッドバロンですが、新規店舗の出店は実に11年ぶり。
その背景には、「事業継承」というこれまでとは異なる事情と、今後の日本の二輪業界を支えたいという強い思いがありました。
一体どのような経緯で新店舗が誕生したのか。そして、どのような思いが込められているのか。
オープン初日の様子とともに、その背景に迫ります。
地元で愛され続けた「山本自動車株式会社」
レッドバロン大阪守口が誕生したのは、国道1号線沿いに位置し、駅からも近く人口の多いエリア。
この場所に店を構えることとなった背景には、長年この地で地元ライダーから愛され続け、2026年3月にその歴史に幕を下ろした二輪販売店「山本自動車株式会社」の存在がありました。
山本自動車株式会社は、自転車販売からスタートし、創業77年を迎えた老舗の二輪販売店。
技術・信頼ともに高く、多くのお客様から愛されてきましたが、事業継続が難しくなり閉業を決めたのだそう。
しかしオーナー様には、
「長年信頼してくださったお客様の居場所がなくなってしまう」
という大きな心配がありました。
その思いを受け、レッドバロンは山本自動車株式会社の事業を継承することを決めたのです。
「事業継承」というこれまでにない事情ではありますが、店舗のシステムは他のレッドバロン店舗とまったく同じ。
唯一違うのは、山本自動車株式会社でバイクを購入したお客様が『特別会員』へと移行する点です。
特別会員のお客様は、今後もレッドバロン大阪守口にてメンテナンスを受け続けられる上に、各種サービスも加入できるようになるのです。
アットホームで高品質な店舗を目指して
歴史ある販売店からの事業継承となると、スタッフの皆さんは大きなプレッシャーを感じているのではないでしょうか。
お話を聞いてみました。
レッドバロン大阪守口のオープニングスタッフは5名。
その中心となるのが、尼崎市の店舗で長年経験を積んだ島津店長です。
島津店長「新店を任されるプレッシャーは大きいですが、お客様の笑顔が見られることがとても楽しみです」
「山本自動車株式会社様はスズキ専売店でしたので、レッドバロンが継承することでメーカーや車種の幅も広がり、様々なバイクから選んでいただけるというメリットがあるかと思います」
他のレッドバロン店舗と比較すると敷地面積は約半分ですが、その分アットホームで楽しい店づくりをしていきたいです。皆さまのご来店をお待ちしております」
また工場長を務めるのは、他店舗で18年間工場長として店を支え続けてきたベテラン・水岡工場長。
水岡工場長「新店の立ち上げは初めてですが、品質にこだわって店づくりをしていきたいです」
「営業は若いスタッフが多いので、工場はベテラン2名でしっかり支えていきます。これまで通われていたお客様の整備履歴も引き継いでおりますので、安心してご来店ください」
「当店だけでなく、今後大勢の若いスタッフに引き継いでいけるような技術の継承を、私自身も行っていきたいと思います」
受け継がれた「お客様の居場所」
絶版車から新型車まであらゆるバイクが並ぶ店内には、オープン直後からたくさんのお客様が訪れていました。
近隣に住むという男性は
「改装工事中から楽しみにしていました。友人たちがバイクに乗り始めたので、私も購入を検討して見に来ました」
と話し、この日はハーレーを中心に輸入車をチェックしていました。
そして特別会員第1号となったのが、3年ほど前に山本自動車株式会社でスズキ SV650を購入したという中橋さん。
「50歳を過ぎてバイクに乗り始めて、わからないことが多いのでレッドバロンで相談に乗ってもらいたいです。いろんなバイクに興味があるので、こうして店内で見られるのも嬉しいですね」
と、笑顔。
その姿からは、山本自動車株式会社のオーナー様が最も心配していた「お客様の居場所」が守られていることが伝わってきました。
次の時代の「レッドバロン」に向けて
レッドバロンにとって新たな試みとなった、今回の事業継承。
「一人でも多くのライダーに、一日でも長く、楽しくオートバイに乗り続けていただきたい。そして、日本の二輪業界全体の健全な発展に貢献したいと考えています」
そう話すのは、レッドバロン水沼常務執行役員。
今後の日本の二輪業界では、店主の高齢化・後継者不足・設備投資の負担などにより地域の販売店が廃業し、ライダーの行き場が失われることが懸念されています。
バイク文化の衰退にも直結するこれらの問題を解決する方法のひとつが、事業継承。
今回の出店をモデルケースとして、レッドバロンは今後も同様の事業継承を検討していく予定だといいます。
ただバイクを販売するだけではなく、未来の二輪業界をどう支えていくのか。レッドバロン大阪守口は、小さな店舗ながら大きな使命を背負って誕生したのですね。
「山本自動車株式会社」から受け継いだ地域のバイク文化を守りながら、これからの時代に必要とされる新しい役割にも挑戦していく。
──そんな姿勢に、レッドバロンの覚悟を感じたオープン初日でした。
レッドバロン大阪守口でお待ちしています!
レッドバロン大阪守口では、7月20日までオープンを記念したキャンペーンを実施しています。
アンケートに答えた人に吸水タオルをプレゼントするほか、ヘルメットやグローブをオープン特価で販売中。
さらに期間中にバイクを購入した方には、Z400FXのミニレプリカと洗車セットをプレゼント。
お近くにお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみてくださいね!
【店舗情報】
レッドバロン大阪守口
営業時間:10:00~19:00(工場受付 18:30まで)
定休日:水曜日(祝日は営業)
住所:大阪府守口市浜町1-6-3
電話番号:06-6733-3068
工場直通電話:06-6733-6812 ※修理・車検・点検のお問い合わせは工場直通電話まで
▼初日にふさわしく快晴に恵まれた。たくさんのご来店をお待ちしております!
▼スタッフ同士のコミュニケーションも初日からバッチリ。明るい店内になりそうだ
▼レッドバロン名物の自動販売機もありました。ジュース1本50円は有難い!
