海外にいるからこそ新しいバイクの世界を開拓したい。そして同じ趣味を架け橋に世界と繋がりたい。

そんな想いを抱きつつきっかけを探していると、以前訪れたバイク販売店の店員さんがロンドンライダーが集う素敵なお店を紹介してくださいました!

ブログからイベント、そしてお店になった!

ロンドン中心部に位置する「Bike Shed Moto Co.」は、一階にレストラン、バイク用品店、理髪店、コミュニティースペース、二階にタトゥーショップが入っている複合商業施設。

なぜこのような作りになったか、話は2011年に遡ります。実は、元々バイクの最新情報を発信するブログとして始まりました。

その後2年間で世界的に人気ブログとなり、2013年に期間限定でカスタムバイクショー、アート、写真、バイク用品、飲食、理髪店、タトゥーなどのお店を集めたイベントを開催しました。これが現在のお店の原型となっています。その後、イベントの回数を重ね2015年にこの場所でフルタイム運営を開始したのです。

Bike Shed Moto Co.は予約なしで気軽に立ち寄ることができます。もちろんバイク用の駐車場もあります。

駐車場用のゲートを進むとこのような感じ。テーブルの間を通って駐車場へと進みます。レンガ造りの4つのアーチ式高架橋と先ほどのエントランスとなる出入り口の建物で構成されているお店です。

入店するとイギリスのアーティストによってカスタムビルドされたバイクがお出迎え。ゴールドのラインがとっても繊細で、稲妻のような力強さを感じます。また、カウルとフレームがその塗装の魅力を最大限に引き出しており、シートは豹柄になっています。

 

入り口正面には理髪店があります。きっとカフェレーサーやカスタムビルドバイクなど、愛車のイメージに合わせたヘアスタイルにしてくれるのでしょうね。

大人だけでなく小さなお子さんも利用できます。

レストラン

一つ目のアーチはレストランです。レンガと木造の組み合わせがクラシカルでとっても素敵です。フレンドリーな店員さんが席に案内してくれます。

かなり広々としており、事前に席を予約することもできます。

メニューはこちら。左上のSTARTERS&SHARERSメニューから好きなものを4つ選べるシェアリングプレートが人気だそうです。日本で例えるとおつまみ4セット。

他にもビーフハンバーガーが人気だそうで、全てのバーガーにフライドポテト(イギリス英語ではチップス)とオニオンリングがついてきます。今回はビーフハンバーガーとレモネードを注文しました。

粗挽きで程よい塩加減のパテと、トマト、レタス、ピクルスがバーベキューソースと一緒に挟まれています。写真中央のビネガーが効いたタルタル風のバーガーソースと相性抜群! このビネガーの酸っぱさがやみつきになります。

こちらのお肉は放し飼いで育てているイギリスの特定の農家さんから直接仕入れており、素材にもこだわりがあります。食べ応えのあるしっかりとした歯応えのお肉です!

サイズ感はこんな感じ。バーガーに負けないくらいボリューミーなポテト盛りですね。

レストランにはカフェバーも入っており、ヨーロッパのお酒やホットドリンクも注文できます。ドリンクはすぐに提供されるので、料理を待つ間はお酒などを楽しみましょう。

バイク用品コーナー

二つ目のアーチは手前がラウンジで、奥がバイク用品店になっています。

イギリスのバイクメーカーのTシャツやブーツ、グローブ、ジャケット、パンツ、ソックス、ゴーグルなど、カフェレーサーに合わせたお洒落なデザインのものが多く、商品チョイスにセンスを感じます。全部欲しくなっちゃいます。

こちらで働いている販売スタッフのレオマさんです!可愛いくてとってもフレンドリー!彼女はバイク免許取得に向け、現在教習を受けているそうです。

まずは125ccから始めて、将来はハーレーダビッドソンに乗りたいとのこと。免許取得頑張ってね!

ラウンジスペース

三つ目のアーチはカスタムビルドバイクが展示されたラウンジです。レストランで注文した食べ物をこちらでも食べることができます。

夕方になると仕事帰りに立ち寄るお客様が増え、とっても賑やかになるそうです。

映画のセットのようですが、もちろんこちらのソファーも利用可能。どこを切り取っても映える景色ですね。

バイク専用駐車場

四つ目のアーチはバイク専用駐車場です。みなさん綺麗に駐車しており、まるでショールームです。

三つ目のアーチと行き来できるように、奥のドアはラウンジと繋がっています。

ロンドンライダーの仲間入りが出来る場所!

来る前はなんとなく敷居が高いように感じており、入店前は緊張していましたが、店員さんがフレンドリーですぐに居心地が良くなりました。

そしてライダー同士が繋がれるように店員さんが配慮してくれるのが私にとってはありがたく、イギリスのツーリング事情や日本車についてわきあいあいと話すことができました。とっても楽しかったです!

店舗はこちら。イギリスへ行く際はぜひ立ち寄ってみてください!ちなみにロサンゼルスにも店舗がありますよ。

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