その名も「TOURING SEROW」! 2012年1月にカラーリングチェンジが実施され、「あ、また数年間は何もないな。環境諸規制対策はすでに終わってるし、相変わらず人気あるしなぁ〜〜」とギョーカイ人っぽく斜に構えていたら、同年初夏にヤマハから撮影会のお知らせが……。イソイソと潮風公園へ向かうと「こちらです」とトッピングマシマシな「セロー250」がズラリ。この超お買い得仕様は販売を確実に底上げしました!
●2018年型「アクセサリーパッケージ TOURING SEROW」のカタログより。なお右下には小さい白抜き文字で「写真はアクセサリー(フィールドシートバック)装着車です。TOURING SEROWアクセサリーセットには含まれません」と書かれております。2010年代に入ってからツーリングブームが何度目かの盛り上がりを見せはじめ、工夫を凝らして使い勝手に優れたシートバッグも続々と登場! 防水バッグを(その前は普通のバッグをポリ袋に押し込んで)ゴムひもやゴムネットで苦労しながら小さなリヤシート&テールカウル部分へくくりつけていた苦労を考えると隔世の感を覚えたもの……。かくいう時代の変化を捉えた車両がウケないわけないのです!
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都内では非常に貴重な静的撮影ポイントへ呼び出されてみると!?
潮風公園……。
●取材が一段落すると締め切りからの現実逃避のため、よくここを歩いたなぁ……な潮風公園「南コーストデッキ」。こちらは釣りも可能なエリア! このほかにも見所は盛りだくさん!! 駐車場も充実しているので是非遊びに行ってみてください〜
筆者は1990年から“趣味の世界を創造する”八重洲出版へアルバイトとして出入りするようになり、1993年に晴れて(裏口!?)入社。
●アルバイト時代の働きぶりが認められたのか、単なる上層部の気まぐれか。天井から吊り下がったバナナをどう取る?といった苛酷な入社試験(!?)を全スルーしてススッと会社組織へ仲間入り。「社員はV!」と浮かれていたのもつかの間、苛酷な出世競争が……?(^^ゞ
以降、モーターサイクリスト誌、ドライバー誌(クルマの専門誌ですね)、別冊モーターサイクリスト誌といったモビリティ系編集部を渡り歩いた筆者にとって「潮風公園」とは特別な感慨を持たざるを得ない東京都品川区にある都立公園なのです。
都内に数多あったバイク&クルマ雑誌の編集部からほど近く、地面と背景もそこそこキレイで、格安な料金で使えて占有をかけることさえ可能……となれば、様々な雑誌のグラビアを飾る車両の置き写真撮影には持ってこいな場所。
●写真フォルダをあさっていたら2016年3月にくだんの潮風公園第二駐車場にて撮影したカットが出てきました。このような路面なので、サイドスタンドが芝生部分にめり込むこともあり、カメラマンの要望を聞きつつバイクを取り回し、一発でコンクリ部分へ接地面を置くスキルが求められました(笑)。夏場だとヤブ蚊が大量にまとわり付いてきたので大変だったなぁ……(遠い目)
私も何回、管理事務所に電話をかけて空き状況を確認し、山ほどコピーしてストックされていた申し込み用紙をファックスで送って許可をいただき、カメラマンと取材対象車両とともに現地へ向かったことか……。
●潮風公園……だけでなく都内の公園は諸条件を満たせば格安で各種撮影が可能だったりしますので、ご興味があればぜひ。当時の受付はファックスオンリーでしたが、現在はウェブ経由でも申請ができるようになりました
そんな聖地へ2012年の6月だったかな(うろ覚え)、ヤマハ発動機広報部からの事前撮影会ご招待を受けて社用車サクシードで乗りつけてみれば、同タイミングで情報が解禁となる他のモデルに並んで、なんだかゴテゴテした「セロー250」が……。
それこそが「TOURING SEROW」だったのです!
●従来あった白×赤に代わって2014年1月21日に追加されたアーガイル調グラフィックの新色ベージュをまとう「セロー250」。そちらをベースにアクセサリーを4点追加した「ツーリングセロー」の写真がこちらです。下の“素”状態と比べてみると……
●“素”のスリムさや軽やかさが良い意味で消え去り、重厚でアドベンチャーな雰囲気さえ漂っていることに気づかされますよね。それでいて後付け感が少なく、とてもまとまりがいい……。それもそのはず。実は……(後述)
内容はもちろんネーミングがそもそも“大勝利”だった!?
まぁ、端的に言ってしまえば、“納車前にアクセサリーを4つばかり取り付けて販売する車両”で説明は終わってしまうのですけれど、そんなパッケージ車両へ「ツーリングセロー」と名付けて出した点が完全に優勝でした。
それまでも各種キャンペーン(ぶっちゃけ販売テコ入れ(^^ゞ)として、純正オプション(ビキニカウルやらアンダーカウルやらタンデムシートカバーとかが多かったですね)を装着し、ヤマハなら「●●××× YSP仕様」なんて名称で各店舗の軒下に並ぶことが多かったのですが、
●1982年型ヤマハ「RZ250 YSP仕様」……。日本国内でのカウリング(フェアリング)装着が認可されるようになったのを受けてビキニカウルとアンダーカウルを装着し、さらに専用カラーをまといつつリーズナブルな価格で限定発売されたYSP仕様車。ちょうど同年に発売された初代ホンダ「VT250F」の猛追を受けていた頃でしたねぇ〜。ちなみにYSPとはYAMAHA MOTOCYCLE SPORTS PLAZAのことでYAMAHAの名前を冠した専門店であります
2012年夏に登場したモディファイ版車両を「セロー250 YSP仕様」とかではなく「ツーリングセロー」と名付けた担当者の方には、本当に筆者謹製「よくやったで賞」の金(メッキ)メダルを差し上げたいくらい。
本当にスゴイと思いませんか?
ネーミングを聞いただけで大きなシートバッグに荷物をいっぱい詰め込んで、高速道路をストトトトトトトッと、ちょいと頭をかがめつつ巡航していく姿が脳裏に浮かぶのですから!
●折しもバイクの高速道路二人乗りは2005年4月から、二輪車ETCも2006年11月より全国で利用できるようになっており、高速巡航かつ荷物積載を楽チンにしたいという風潮はどんどん高まっていたのです。サクッと遠くへ出掛けてキャンプを楽しむ趣味人も急増していました〜
ちなみに「●●××× YSP仕様」だと、筆者的には特別色をまとった素のキレイな車両がショップの前に止まっているイメージ……。
●忘れていませんか? 1985年に登場するも想定以下の販売台数にあえいでいた「セロー225」を一躍人気モデルへ押し上げたのが1986年型「セロー225 YSP Special Version」だったということを……
わっかるかなぁ、わっかんねぇだろうなぁ(by 松鶴屋千とせさん←ナウなヤングにはわっかんねぇだろうなぁ)。
この頃すでに「セロー250」はライバル不在、孤高の域に達していた〜
ともあれ、「ツーリングセロー」を詳しく紹介する前に、そのベースとなった2012年型……1月30日に発売が開始された「セロー250(3C5Y)」を紹介しておきますと、その内容は……色変わり、以上。
●はい、こちらが2012年型「セロー250(3C5Y)」のパープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト×レッド)です。ちなみに2010年型(3C5M)の緑じゃないほうはパープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト×ブロンズ)でしたから、完全に迷わせにきてますよね(^^ゞ
……ではちょっとアレなので補足説明させていただきますと、パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト×グリーン)と、パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト×レッド)というバイク雑誌編集者とショップ店員とユーザー(予備軍)泣かせの「両方とも白じゃんか!」という色名はそのままに、配色とグラフィックを大胆に変更。
シュラウドにはヒマラヤカモシカの横顔イラストがドーン!
●パープリッシュホワイトソリッド1(ホワイト×グリーン)……。前回紹介した2010年モデルが“等高線”や“木の葉”をモチーフにして攻めすぎた?反省からか、多くの人が「おっ、これぞセローだね」と思うであろうコンベンショナルな色とグラフィックがホッといたします。2012年は消費税もまだ5%でしたので、こちらは税込み価格でも49万3500円と50万円を切っておりました……
白×緑にはゴールドリムが復活してシートが銀×黒のツートーンから黒一色に。
白×赤はツートーンシートが銀×黒から赤×黒になりました。
FI化されて18馬力/1.9㎏mとなったエンジン性能ほか、シャシー部分にも特に手は加えられず、車両重量130㎏といった主要諸元は変更なし。
税抜き当時価格も47万円のままで据え置かれました(蛇足ながらスペシャルカラーで2万円高い49万円のプライスタグを付けていた「セロー250S」は2010年モデル登場時から姿を消しております)。
●2012年型「セロー250」カタログの表紙より。キャブレター時代、打倒セローを掲げて追いすがってきた(?)ライバルたち……ホンダ「SL230」&「XR230」も、スズキ「ジェベル200」&「DF200E」もカワサキ「スーパーシェルパ」も厳しい排ガス規制に対応するためFI化されることはなく姿を消しておりトコトコ野山を駆け巡る“マイルドオフロード”ジャンルは「セロー250」の独壇場となっていました。ちなみにバリバリオフロード系は2007年にヤマハが「WR250R」を、2008年にはカワサキ「KLX250」がともにFIを引っさげて登場。ホンダは少し遅れ、2012年に満を持してタイ王国生産のFIモデル「CRF250L」をデビューさせたのです!
なお、2012年の9月30日までに新車の「セロー250」を購入すると座面が20㎜も薄くなっている特別なシート……税抜き2万2000円のうち、5000円分をサポートする“スペシャルシートキャンペーン”も実施されて、人気を博しました。
計算上はシート高が790㎜に抑えられるわけですからね~。
ちなみに全く逆方向、シートの厚みを約30㎜増やして長時間走行時の疲労を軽減させる“ツーリングシート”も税抜き3万3000円のオプションとして用意されていましたのでスキがありません!
●2005年版「セロー250 ワイズギア オプショナルパーツカタログ」より。右上にツーリングシートの記載あり。よく見るとリアキャリアやウインドシールド、ハンドルガードセットにアルミアンダーガードも紹介されていますねぇ〜(←伏線)
●上カタログの裏面。中段右端に「オイルクーラーキット」なんてのも掲載されています。時代だ……
快走ツーリング向けアイテムを全身武装したヒマラヤカモシカ!
「ベース車両はもうイジりようもないくらい完成しちゃってるし、純正オプションパーツも充実そのもの。こりゃまた2年くらいはナ~ンも動きはないだろうなぁ」と油断をしておりましたら、2012年型「セロー250」のデビューから半年も経たずに前述した“潮風公園へのご招待”ですヨ。
撮影日当日、中央区八丁堀にある八重洲出版から社用車を走らせること15分程度。
勇躍到着したらバルキリーがアーマード・バルキリーになったような、アーマード・セロー250……いや、「ツーリングセロー」が会場にズラリと並んでいた……というワケですね。
パッと一瞥すると、「ふむふむ、ウインドシールドにゴツいリアキャリア……あ、ブラッシュガードも付いてるな。おお、アルミアンダーガードまで装着されたのかぁ。純正オプションパーツを最初からモロモロ取り付けておいて、個々のパーツ合計価格や取り付け工賃などを考えたらグッとお得な価格ですよ、ど~ですか!お客さん!! というやつね、ハイハイ完全に理解した。
んじゃまテキトーに撮影してもらって、とっとと潮風公園近くのバーミヤンお台場店(2023年1月31日に閉店してたんですね……知らなかった)でランチセット食べて編集部へ帰るベぇ」と大いに侮りつつ車両へ近づいてみれば……ん? コイツ、オーラが違うぞ!?
慌てて持ってきていた「ワイズギア ドレスアップパーツカタログ」と見比べつつ確認してみればアルミアンダーガードこそ、そこに掲載されていたものの残り3つは見当たらない……!
なんとこの「ツーリングセロー」のために新規に製作されたパーツだということかッ!?
●2010年12月にワイズギアが発行した「セロー250 ドレスアップパーツカタログ」。上で紹介した2005年度版とはいろいろと様変わりしているのが興味深いですね
●ETC車載器やナビ関連、盗難防止アイテム、各種バッグ類などの充実などがひと目で分かります
車両デザインを担当したアノ組織が3種のアクセサリーを再構築!
生ぬるく鋭い視線を感じてバッと振り返ってみれば、ほくそ笑んでいるヤマハ発動機販売・広報担当○○さんの姿が……。
「よ〜うやく気づきましたか小川さん、そうなのです。アンダーガード以外はGKダイナミックスさんが直々にデザインを担当し、ワイズギアが専用開発した今回デビューのスペシャルなアイテム(スクリーン/ブラッシュガード/キャリア)……。それらがツーリングセローに装着されるのですよ!」
●株式会社GKダイナミックスとは、GKデザイングループの一社としてYAMAHAモーターサイクルほかのデザインコンサルティングを行なっている会社。そのつながりはヤマハ発動機の創業第1号車「YA-1」(1955年)以来、途切れることなく続いており他社とは一線を画す美しく個性的な車両を生み出す原動力ともなっているのです。写真は筆者が近年一番驚かされた「XSR900」の2024年モデル
「ガーン!」ということで、撮影のみ30分くらいで終わると思っていた取材は関係者に話を聞き込むネットリ3時間コースとなり、バーミヤンのランチセットを食べ損ねた記憶がございます。
以降、「セロー250」を買い求めるお客さまの4割が選ぶ仕様に!
個々のパーツについての詳細は写真キャプションに譲りますが、単品での希望小売価格は(※以下すべて税抜きかつ2012年当時の価格)①アドベンチャースクリーン:1万8000円 ②ブラッシュガード:1万3000円 ③アドベンチャーリアキャリア:2万3000円 ④アルミアンダーガード:1万8000円で合計すると7万2000円。
①アドベンチャースクリーンをメーター側から眺めたところ。走行風を頭上へと跳ね上げてくれる絶妙な角度がつけられた樹脂製スクリーンの内側には、ナビゲーションシステムやアクションカメラ、電源ソケットなど市販アクセサリーも取り付け簡単なφ22.2㎜のマルチパーパスバーまで用意されているところがニクいネ! さらにヘッドライト周りへグッと握れるグリップ部分を倍増させるという相乗効果まで実現しているのですから大したものッス〈残念ながら現在は生産終了……〉
②ブラッシュガード……だけでなくアドベンチャースクリーンの構造もよく分かるカットですね。えっと話を戻して……SEROWのロゴも誇らしげなブラッシュガードは衝撃吸収性に優れたポリアミド製。転倒時に左右レバー類を折ったり曲げたりすることを防いでくれる優れものですし、路肩の草木や走行風からハンドルを握る両コブシを守ってくれる効果もあります。コイツとグリップヒーターなんぞを装着した日にゃ、冬期ツーリングがラックラクに……〈セローのロゴこそありませんが、汎用「ハンドルガード」として現在でも税抜き1万3500円で販売中!〉
③アドベンチャーリアキャリア……フレームはアルミニウム製で軽量設計。シート座面とほぼフラットになるキャリア天面により大きな荷物の積載を容易にした逸品! キャリア天板にはトップケースベースプレート取付け用穴も装備されているのです〜。純正のスタンディングハンドルは装着時に取り外すのですけれど、上部を走るフレームがグイッと握れる形状でその代わりになるという「ワカッテルなぁ!」と思わず首肯してしまう構造がナイスですね。別売りのETCブラケットやサドルバックサポートも同時装着可能……〈2018年以降のセロー250用として現在でも税抜き2万8000円で販売中! 名称は「アドベンチャーキャリア」と少しシンプルに〉
④アルミアンダーガード……クランクケース&フレームダウンチューブを飛び石などから守る、オフロードライディングには必須のアイテム。道なき道を二輪二足するときや岩や丸太などを乗り越えるときも車両をしっかり守ってくれるありがた〜い存在。残念ながらワイズギア版は生産を終了していますが、リプレイスメーカーが開発した「セロー250」向け製品はまだまだ買うことができますよ〜
それなのに「ツーリングセロー」の当時価格は51万8000円。
ベースとなった「セロー250」が47万円ですので差額は4万8000円……。
単純にパーツ代7万2000円からその金額を引いただけで2万4000円も純粋にお得というわけですが、取り付け工賃やらプロがキッチリと取り付ける仕上がりの見事さや安心感などを考えれば、実質的な価値は倍以上!?、いやプライスレス!?!?
●写真は2016年版「ツーリングセロー」ですね。ウインドスクリーンのおっ立ち具合やヘッドライト周りのゴツさ&利便性アップ、なおかつシートとツライチになっているキャリア天板の形状がよく分かります。それでいてタンデム性能も犠牲にしていない……さすがGKダイナミックスの熱意が全集中されたアイテム群です!
はたしてアクセサリーパッケージ「ツーリングセロー」は高い人気を集め、以降販売された「セロー250」のうち約4割を占めるに至ったというのですから、ハンパではありません。
そのうち2割はネーミングの力によるものではないかと……不肖オガワ、勝手に信じております。
おおっと! 懐かしき潮風公園エピソードが長くなってしまったため、2012年の出来事だけで字数が……。
次回は2014年モデルからリスタートして、一気に2020年のファイナルエディションまでお話……が、できたらいいなぁ(オイ)。
【セローの愉快な仲間 その8】tysと言ったら山口県全域を放送対象地域とし、テレビジョン事業を行っている特定地上基幹放送事業社“テレビ山口”のことだっちゃ! ……失礼。山口在住時代ずっとお世話になったテレビ局と同じスペルだったのでついローカルネタに走ってしまいました。閑話休題。写真はトリッカー専用のドレスアップ用外装パーツとして2011年10月31日に発売された「TY-S外装キット」……を装着した「トリッカーXG250」です(ややこしい)。はい、こちらもお察しのとおり株式会社GKダイナミックスの手によるもの! 1970年代前半のトライアルブームのさきがけとなったヤマハTYシリーズをイメージしたレトロカジュアルなスタイリングがウリでした。キット内容は、①ABS樹脂タンクカバー ②左右サイドカバー ③シングルシート(基本車比で1.5㎝ローシート化) ④専用リアフェンダーセットという内容でキット価格は7万9800円(取り付け工賃は別)! 白×黄と白×赤の2パターンが用意され、2008年型以降の「トリッカー XG250」(FI採用モデル)に対応していたのです。……正直、プレス向け撮影会が行われた潮風公園以外で見かけたことがないのですけれど、細部までこだわり抜かれた流麗な仕上がりはサスガのひと言。もし所有されている方がいらっしゃいましたら、貴重な走る文化遺産ですので幾久しく大切にお乗り下さいませ〜!
●元ネタ?となったヤマハ「TY250」は1973年に発売されたヤマハ初の本格的2ストトライアラー。日本国内ではウインカーなどの保安部品を装備して公道走行が可能な「TY250J」として販売されました。う〜ん、カッコええですのぅ!
あ、というわけで「セロー250」はレッドバロンの在庫を見ても2008年から2017年まで販売されたFI前期(DG17J)がブッチギリで台数が多く(セロー全体で見ても約半分弱!)、様々な程度の車両を選ぶことができます。『5つ星品質』の中古車ならアフターサービスの心配もナシ! まずは近くにあるレッドバロン各店舗で在庫のチェックを~!
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