レッドバロン各店で無料配布されている季刊のフリーマガジン『R★B』。毎号たくさんのライダーにご登場いただき、バイクの魅力をさまざまな角度から語っていただいております。ライダーのみなさんにお会いし、話をうかがうのは『R★B』の記者たち。筆者もそのひとりでありますが、この取材がなんとも興味深く、楽しいものなのです。

お店で自由にお持ち帰りを!

 レッドバロンが季刊(3・6・9・12月の年4回)で発行しているフリーマガジン『R★B』。全国のレッドバロン各店で、このように置かれていますので、どうぞお気軽にお持ち帰りください。
 地元のレッドバロンでもいいし、ツーリング先で見かけたレッドバロンで手に取るのもいいでしょう。いつもは行かないお店なら「こ、これは!」というような車両との、運命の出会いもあるかも知れません。
 筆者も『R★B』取材のため、各地のレッドバロンへ毎月のように足を運んでおりますが、店舗ごとに在庫は違いますから、店内を見て回るのが楽しくて仕方がないのであります。

ライダーたちの生の声が

 『R★B』の良さって、ライダーたちの生の声を聞くことができる点だと思うんですよね。一般的なバイク雑誌やバイクメディアの記事は、バイク業界のプロによる視点で構成されていますが、『R★B』は違います。業界人ではない、一般のライダーの率直な思いがつづられているのです。だから納得も共感もできるし、気づきもあったりします。
 先日は免許取りたての17歳の男子高校生と、その姉である19歳の女子大生に話をうかがってきました。
 現代の若きライダーが、バイクに対してどんな思いを持っているか。令和の時代はこうなのかと、昭和からライダーだった筆者にとっては驚かされることもあり、実に興味深いのです。
 もちろん時代は変われども、永遠のライダーズスピリットみたいなものを感じることは多いです。そんな時は、やっぱりバイクの魅力は不変なんだと感心したり。
 なので『R★B』、若いライダーだけでなく、ベテランのライダーにも手に取ってほしい。取材で全国のレッドバロン各店へ行き、多くのライダーに話をうかがうたび、その思いは強まるのです。

取材後のお楽しみ

 話を聞いてメモを取り、撮影などを済ませれば、取材は終了。ラーメン好きの筆者としては、せっかくですから地元のラーメン屋にも立ち寄ることに。

レッドバロン東松山254号店

▲「レッドバロン東松山254号店」(埼玉県東松山市古凍894-2)/水曜休(祝日の場合は営業)

 レッドバロン東松山254号店で取材を済ませた時は、目の前の国道254号線を南下。約2キロほど進んだ先の「あぢとみ食堂」を訪ねました。

レッドバロン東松山254号店

 取材日を迎える前に、いつも下調べしておくのです。近くにいい店があるのではないかと。
 こちら「あぢとみ食堂」さんは、タンメンの名店として知られる老舗。お昼時は連日行列となるほどの人気店です。クルマが20台ほど駐められる横に長い駐車場にバイクを置き、いざ入店。

レッドバロン東松山254号店

 大きな窓からはのどかな田園風景が眺められ、いい雰囲気。メニューを見れば、タンメン、ちょっと辛いタンメン、スタミナタンメン、肉野菜タンメン、スープカレータンメン、北海道バタータンメン、秩父みそタンメン、チリトマトタンメンなど、タンメンのバリエーションがすごい。

レッドバロン東松山254号店

 注文したのは、タンメン(筆者はラーメン屋さんを初訪問する際、もっともベーシックなメニューを注文する保守派なのです)。
 やや茶褐色の香ばしいスープは野菜の優しい甘みが鶏だしに溶け込んで、ゴクゴクと飲みたくなる旨さ。大量の野菜はシャキシャキした歯ごたえを残しており、もっちりとした太麺との相性もすばらしい。
 タンメンって、こんなにおいしいものなのかと感銘を受けた次第。
 みなさんもレッドバロン東松山254号店を利用する際は、ぜひ足を運んでみてください。

にんにくで疲労回復

レッドバロン取手

▲「レッドバロン取手」(茨城県取手市小浮気550-1)/水曜休(祝日の場合は営業)

 レッドバロン取手では、Z900RS CAFEに乗る32歳の女性を取材。
 この時は、茨城・千葉・埼玉を中心にチェーン展開する「にんたまラーメン」のお店「ゆにろーず」へ訪問。
 レッドバロン取手から国道6号線へスイッチ、西へ進めば2キロ足らずで到着。

レッドバロン取手

 北関東をツーリングしていると時々見かける「にんたまラーメン」のお店。ここ「ゆにろーず取手店」(茨城県取手市桑原1412-1)が1号店なのだそうです。
 ここも駐車場が広い。配送やルートセールスで疲れたドライバーのオアシス的存在。店舗によっては風呂があったり、泊まれたりするそうですから、そうなるともう、まさにオアシスそのもの。

レッドバロン取手

 1号店となる「取手店」には風呂も宿泊設備もありませんが、ゲームコーナーはありました。ラーメンを食べて、ひと休みするのにいいかも。

レッドバロン取手

 頼んだのは看板メニュー、にんたまラーメンの醤油。
 背脂チャッチャ系と思いきや、スープに浮かんでいるのは、にんにくチップを揚げ玉状にしたもの。旨味たっぷりの濃厚スープは鶏骨、豚骨、魚介類と数種類の野菜を6時間じっくり煮込んだもの。麺はもっちりした熟成玉子麺。ガツンと来る旨さです。
 にんにくが効いていて、疲れが吹き飛びそうな一杯ですが、セルフカウンターに置かれている容器からの追加にんにく(無料)もいただきます。

レッドバロン取手

 取材は無事に終わったことだし、ああもうにんにくまみれになっちまえ! と、人と会う前には絶対に避けなければいけない量のにんにくを投入。
 ということであなたもレッドバロン取手に行ったら、帰りに立ち寄ってみては? 『R★B』最新号を読みながらラーメンをいただけば、至福の時間になること間違いなし! です。

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