大盛況だったサイクルショー


 こんにちは、青木タカオです。各社からさまざまな新型車やコンセプトモデル、関連用品などが展示され、今年も大盛況だった大阪/東京/名古屋モーターサイクルショー。それぞれの入場者数が、主催者から発表されているので、ここでまとめておきましょう。

■第41回大阪モーターサイクルショー2025 入場者数
(インテックス大阪)
3月21日(金) 1万6556人
3月22日(土) 2万8856人
3月23日(日) 2万8930人
合計 7万4342人
2024年比102%(7万2884人)

■第52回東京モーターサイクルショー2025 入場者数
(東京ビッグサイト)
3月28日(金) 3万172人
3月29日(土) 4万9896人
3月30日(日) 3万8744人
合計 11万8812人
2024年比104.3%(11万3905人)

■第4回名古屋モーターサイクルショー
(Aichi Sky Expo)
4月4日(金) 8255人
4月5日(土) 1万9987人
4月6日(日) 1万6011人
合計 4万4253人
2024年比109.2%(4万535人)

 いずれも前年比増で、バイクシーンが盛り上がっていることがわかります。ボクたちメディア関連も嬉しいかぎりです。

公式アンバサダーは2.5次元アイドル

 大阪&東京モーターサイクルショーにて公式アンバサダーとして選ばれたのが、2.5次元アイドルグループ「すとぷり(Strawberry Prince)」で活動する“さとみ”くんでした。

「2.5次元ってナンダ……!?」と、疎いボク。取材へ行く前には、予め取材対象を勉強していくのがボクたちの慣わしですから、調べてみます。

 すると「2.5次元とは、2次元の漫画やアニメ、ゲームなどの作品を、実際の人間・実写による3次元の世界で再現したものを示す」とのこと。実際に、“さとみ”くんの動画コンテンツなどを見れば、「なるほど、そういうことか」と、合点がいくのでした。

取材前には、バイクや関連用品などの予備知識を頭に入れていきますので、“さとみ”くんについても予め勉強。大阪・東京モーターサイクルショー2025のテーマソングも担当しているのでした。

▲取材前には、バイクや関連用品などの予備知識を頭に入れていきますので、“さとみ”くんについても予め勉強。大阪・東京モーターサイクルショー2025のテーマソングも担当しているのでした。

 会場では接し方がわからないので、とりあえずボクはパネルに向かって「はじめまして」と挨拶しておきます。すると、“さとみ”くんを目当てに足を運ぶファンの姿がたくさんあるではありませんか。若い女性が多く、みなさん一緒に写真を撮ったりしております。また、スタンプラリーのチェックポイントを巡り、スタンプをすべて集めると、限定ノベリティがもらえます。

さとみ
すとぷりのピンク色担当。
ゲーム実況、歌ってみたを中心に、作詞、声優など多彩に活躍。
1stフルアルバム「Never End」はオリコンデイリー1位を獲得し、ゴールドディスクに認定された。
誕生日 2月24日
血液型 AB型


 フォトブースも人気でした。サイクルショーのために描き下ろしたイラストを使用したフォトパネルがあり、バイクにまたがって一緒に撮影ができます。また、さとみさんによる当日の会場アナウンスもありました。

ゲームファン歓喜のストリートファイターコラボ

「ストリートファイター6」とコラボレーションした「GSX-8R Tuned by JURI」

▲「ストリートファイター6」とコラボレーションした「GSX-8R Tuned by JURI」

 スズキブースには、カプコンの人気格闘ゲーム「ストリートファイター6」とコラボレーションした「GSX-8R Tuned by JURI」が注目を集めていました。

 世界的な人気を誇る格闘ゲームの人気キャラクター「JURI(ジュリ)」と、作中に登場するバイクのイメージを反映させたもので、ジュリのトレードマークである蜘蛛模様をカラーグラフィックに採用。キャラクターの特徴である左目の風水エンジンをバイクのエンジン上に表現するなど、ゲームの世界観を忠実に再現しています。

「痛バイク」ファン垂涎の「GSX-8R Tuned by JURI」

▲「痛バイク」ファン垂涎の「GSX-8R Tuned by JURI」

リアルでカッコイイ!


「これは好きだ!」

 ボクたちの世代にはストライクど真ん中なのが、SHOEIブースにありました。フルフェイスヘルメット Z-8の「機動戦士ガンダム THE ORIGIN(OVA版)」とのコラボレーションモデルです。


 コラボ第1弾として「Z-8 RX-78-02 ガンダム」「Z-8 MS-06C-6 ザクII」「Z-8 MS-06S シャア専用ザク II」の3種が2025年7月から発売/受注受付。


 第2弾は「Z-8 MS-05 ザクI」「Z-8 MS-06R-1A 高機動ザクII (黒い三連星仕様)」「Z-8 MS-04 ブグ (ランバ・ラル仕様)」の3タイプで、2025年9月から発売/受注受付となります。

 Z-8 は、コンパクトさと軽さ、快適性能を誇るピュアスポーツフルフェイスヘルメット。視界や操作性を向上させた新たなシールドシステムや、効果的な走行風の導入・排気による高効率ベンチレーションシステムを装備し、より一層の快適性能を追求したモデルです。


 機動戦士ガンダム THE ORIGINは、1979年にテレビ放送された「機動戦士ガンダム」のキャラクターデザインやアニメーションディレクターを務めた安彦良和氏が手がけた同アニメのコミカライズ作品。2015年からOVAとしてアニメ化され、2019年にはテレビアニメシリーズとしても放送されました。

 コラボモデルは、劇中に登場するガンダムをはじめとした6種のモビルスーツをモチーフにそのカラーリングだけではなく、ディティールも表現されており、型式番号やシンボルマークなども描かれたデザインとなっています。

 価格は6種すべてが8万8000円(税込み)。サイズ展開も全モデル共通で、XS(53cm)、S(55cm)、M(57cm)、L(59cm)、XL(61cm)、XXL(63cm)の6種類から選べます。11月末までの受注限定ですので、争奪戦必須でしょう。

初音ミクもコラボ!


 SHOEIブースでは、初音ミクとのコラボレーションモデルも熱視線を浴びていました。

 初音ミク、知っていますとも!

 ボーカロイド=ボカロの先駆者であり、音楽のみならず舞台芸術など多方面で活躍する社会現象化したバーチャルアイドルですよね。


「Z-8 初音ミク」は、彼女の髪の色であるエメラルドグリーンとブルーをベースカラーとして、左側面に初音ミクの全身、右側面にバストアップのイラストレーションが描かれたスペシャルモデルで、こちらの価格も8万8000円(税込み)。2025年8月から9月末までの期間限定販売で、やはりお宝コレクターズアイテムになるのは間違いなさそうです。

2次元から飛び出してきたかのような美貌!

 奇跡の10等身!? 2次元から飛び出してきたかのようなアイドル予備軍の女の子を最後にご紹介いたしましょう。H-Dスポーツスター883やカワサキ エストレヤなどを愛車に持つバイク女子の虹(こう)ちゃんです。

人気急上昇中のバイク女子、虹(こう)ちゃん。撮影:宮下豊史

▲人気急上昇中のバイク女子、虹(こう)ちゃん。撮影:宮下豊史

 すでにモデルとして活躍中ですが、今後はさらにさまざまなメディアで人気が上がっていくのではないかと思います。

 ハーレーダビッドソンブースにて、ステージ上にある2025年型「CVO ロードグライドST」「CVO ロードグライド」「CVO ストリートグライド」の3機種をまたがって、足つき性やライでインングポジションをチェックしました。

虹(こう)ちゃんがステージ上のハーレー最高峰モデルを跨りチェック。撮影:宮下豊史

▲虹(こう)ちゃんがステージ上のハーレー最高峰モデルを跨りチェック。撮影:宮下豊史

 排気量1977ccの超弩級Vツインを心臓部にする最高峰モデルたちはステージ上に展示され、通常は触れることはできませんが、特別に許可をいただきました。身長162cmの虹(こう)ちゃんが次々にまたがっていく姿は、ぜひ動画でご覧ください!!

 というわけで、今回はここまで。最後までお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

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