2024年4月5~7日、Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)にて開催された「第3回名古屋モーターサイクルショー」。
3日間で合計4万人以上が訪れ、東海地方のバイク業界は大いに盛り上がりました!

さて、モーターサイクルショーと言えば…
各メーカーのブースも興味深いのですが、実は駐輪場もアツいことをご存じでしょうか?

「どんなバイクで来たんだろう?」「名古屋モーターサイクルショーは楽しかったかな?」
愛知県内のみならず、様々なエリアから集まったカッコいいライダーの皆さんに、突撃インタビューをしちゃいましたっ!!

よっぴさん V7ⅢStone


よっぴさん(愛知県)
愛車:MOTOGUTTI V7ⅢStone
お気に入りポイント:変わった形のエンジンと、タンクのエンブレム

伝統の空冷縦置きVツインエンジンがカッコいい!


名古屋モーターサイクルショーが始まった2021年から、3回連続・皆勤賞で来場しているというよっぴさん。
V7ⅢStoneに一目惚れをして購入したそうで、その渋いチョイスとよっぴさんの可愛さのギャップから、駐輪場でひときわ目立っていました。

今回一番のお目当てを聞くと、10メーカー17種のバイクに乗れる「最新モデル体験試乗会」とのこと。
先着順で事前予約が必要な試乗会ですが、1人2台まで好きなバイクに乗れるとあって、多くのライダーから大人気でした。

よっぴさんはロイヤルエンフィールドの「Hunter350」とインディアンの「Scout Bobber」に試乗できたそうで、「楽しかったです!」と笑顔を見せてくれました!

もりとらさん XT1200ZE Super Ténéré


もりとらさん(愛知県)
愛車:YAMAHA XT1200ZE Super Ténéré
お気に入りポイント:積載能力が高くて長距離移動が楽!どこでも行けます!!

ブロックタイヤを履かせているので、道を選ばず走れちゃうのだそう!


アドベンチャーバイクが好きで、今回のモーターサイクルショーでも各メーカーのアドベンチャーバイクをチェックしに来たというもりとらさん。
BMW・ロイヤルエンフィールドのブースを見たあとは、ホンダのトランザルプにも試乗。たっぷりとバイクを堪能できたそうです。


一番面白かった展示をお聞きすると「FMXがすごかったです!」。
FMXとは、Freestyle Motocross(フリースタイルモトクロス)の略で、名古屋モーターサイクルショーでは土・日曜日に1日2回、FMXショーが開催されていました。

10m以上の高さに飛び上がる迫力満点のジャンプと、会場との一体感が大人気のイベントです

 
インタビューの中では、「来年以降もまた来ます!」という力強い言葉とともに、「女性が無料なのが羨ましいです」という切実な声も漏れていました。
そう、名古屋モーターサイクルショーは高校生以下と女性が入場無料という、太っ腹なイベントなのです…!

酒井大輔さん VTR1000SP-2


酒井大輔さん(愛知県)
愛車:HONDA VTR1000SP-2
お気に入りポイント:2本出しマフラーとマグネシウムのエンジンカバー


スポーティなデザインとレースでの実績が決め手で選んだ愛車は、なんと人気YouTuberのねこかずさんから購入した車両。
今回はお父さんに誘われて初めてモーターサイクルショーに来たのだそうで、親子そろってバイクを操る姿が素敵でした!

お目当ては車両メーカーのブースとステッカーだそうで、「人が多くてビックリしたけど、楽しかったです。また来たい!」と、大満足の様子でした。

ちなみに…ステッカーと言えば、レッドバロンブースでもこんなに豪華なステッカーを配布していました!



酒井さんが特に楽しかったというのは、ホンダのバイクに跨れるコーナーとのこと。
アクセルを回すとエンジン音が楽しめる仕掛け付きで、老若男女問わずたくさんの方が、気になるバイクの乗り心地と音を楽しんでいました。

TOLさん K1300R


TOLさん(岐阜県)
愛車:BMW K1300R
お気に入りポイント:レア度が高く、悪役みたいなデザインに一目惚れ!

黄色いホイールは、前モデルの「K1200R」で1年間のみ採用されたパーツを装着しているのだそう。


K1300Rは今では、「同じバイクに乗っている人とは1回しか会ったことがないんです」とTOLさんが話すほどに珍しい車両。
探し続けて、ようやく見つけた1台を購入したのだそうです。

名古屋モーターサイクルショーで楽しみにしていたのは、カワサキのブースとのこと。
BMWではないことを意外に思ってワケを聞くと、K1300R以外にもカワサキのバイクを2台所有しているんですって!


また、一番面白かったのは各メーカーの125ccのバイクを比較できたことなんだとか。

カブで人気のホンダに続いて、昨年からはヤマハでも国内販売が始まり、まだまだ盛り上がりそうな125ccクラス。
「またがると欲しくなっちゃったけど、今は我慢しておきます…!」とのことでした。

ボラさん 790 Adventure


ボラさん(岐阜県)
愛車:KTM 790 Adventure
お気に入りポイント:オフロードも行ける。20Lのタンクのおかげでどこまででも走れる。

車体の両サイドの低い位置に取り付けられた大容量タンクは、ロングツーリングの強い味方!


かつてエンデューロレースに出場していた経験から、林道が好きというボラさん。
全国をツーリングできる性能を持ちながら、車体が軽くてどんな場所でも走れる790 Adventureが、用途にピッタリなのだそうです。

今回のモーターサイクルショーでは、トライアンフとヒットエアーのブースがお目当て。
特に、友人が使っていたことから知ったというヒットエアーのエアバッグは、実際に着て、膨らむ様子を体験できたことが有意義だったそうです。


「友達はジャケットだったから、おそろいにならないように自分はベストにしようかな?」と、かなり具体的にイメージが湧いた様子でした。

ライダーの数だけ楽しみ方がある!

以上、名古屋モーターサイクルショーのライダーインタビュー 前編でした。
皆さんがそれぞれの視点で楽しんでいて、ライダーの数だけモーターサイクルショーの楽しみ方があることが伝わってきましたね。

それでは、後編もどうぞお楽しみに!

SHARE IT!

この記事の執筆者

この記事に関連する記事