K-1ファイターがハーレー乗りへ

 バイクに乗る有名人って、ネットニュースとかメディアで記事になりがちですよね。先日もテレビやスポーツ紙を含め、いろいろなところで配信、扱われていました。元K-1 WORLD MAX 2003年、2008年世界王者の魔裟斗さんです!


 ボクも取材に出掛け、複数のメディアで記事を配信したうちのひとり。魔裟斗さん、近くで見てもカッコよくって、こんな素敵な人がライダーのお仲間にもしなっていただけるなら嬉しいなと思い、ここでも報告させていただきましょう。

ブレイクアウトは“大人の不良”

 魔裟斗さんが登場したのは、ハーレーダビッドソンジャパンが1月26日、都内で開いた『BREAKOUT 2023年日本モデル ジャパンプレミア』。わかりやすく言うと、2023年式の新型『ブレイクアウト』を本邦初公開する報道向け発表会。そこへ、スペシャルゲストとして招かれたのでした。


 ハーレーダビッドソンジャパンの野田一夫代表取締役社長とのトークショーに登壇すると、いまハーレーに興味津々で、お気に入りのモデルが『ブレイクアウト』とのこと。魔裟斗さんによると、こうです。

「子どもが小さい頃は、いつも一緒に遊んでいましたが、大きくなって学校に通うようになると遊ぶ時間が減り、自分の趣味の時間が持てるようになりました。そこで、乗りたいと思ったのがハーレーです。ブレイクアウトを最初に見た時は、“大人の不良”だと感じ、これに乗れるなら大型二輪免許を取得したいと思いましたね」

 低く長い、ブレイクアウトならではのロー&ロングスタイル。240mmもの超ワイドタイヤをリヤに履く唯一無二のスタイルにゾッコン惚れたというわけです。

HDJ野田社長はお揃いの革ジャン進呈

 ハーレーに乗るには大型二輪免許が必要ですが、いま所有するオートバイの免許は排気量の上限が400ccまでの普通自動二輪。バイクブームで教習所が混雑していて、予約が取れない状況であることもリサーチ済み。もう、ブレイクアウトに乗る気まんまんなんですね! まもなく新しいバイク乗りが誕生しそうで、しかも元世界王者の格闘家というのですから、わくわくせずにはいられません!!


 その気持ちはハーレーダビッドソンジャパンの野田社長も同じで、「ぜひ、乗っていただきたい!」と、自身が着用するのとまったく同じレザージャケットをプレゼントしました。

 じつはこのレザージャケット、発売したばかりの限定エディションで、ハーレーダビッドソンの創業120周年を祝う特別仕様。魔裟斗さんは早速着用し、「革が柔らかくて、運転しやすそうですね」と、感謝の気持ちを野田社長に伝えていました。

NEWブレイクアウトはVツインを1923cc化!


 2023年式で新型となった『ブレイクアウト』を、魔裟斗さんと野田社長でアンベールする演出も。ポイントは伝統の空冷Vツインエンジンの排気量が、従来型より大きくなって1868→1923ccにスケールアップしたことです。


 エルボー型に飛び出しているのは、より効率よくフレッシュエアを大量に供給することのできるハイフローエアクリーナーで、ノーマル時からエンジンがパワフルに純正カスタムされているのです。


 また、ガソリンタンク容量が13.2→18.9リットルに容量アップ。航続可能距離に換算すると、100km程度の延長となりますので、ツーリングでその恩恵を強く感じることになるでしょう。


 フロントに大径21インチ、リヤに極太タイヤという具合に、迫力のある足回りが『ブレイクアウト』の持ち味であり“見せ所”になりますが、細身の26本スポークを持つカスタム風ホイールを新採用しているのも見逃せません。


 ハンドルを支えるライザーやマフラーヒートガード、サイドカバーなど、車体各部を上質なクロームで彩っていて、上質感もより高めています。

ニューライダー歓迎!!


 魔裟斗さんもまたがったり、細部までじっくり眺めたりし、大型二輪免許取得への意欲がますます高まった模様です!! また近いうちに、大型バイクを走らせる姿を多くのメディアの前に見せていただき、いろいろな人に「ライダーってカッコイイな」って憧れてもらえるようになれば、我々バイク乗りも嬉しいですよね。


 トークショーもある報道向け発表会の様子は、ノーカット版のフルバージョンで動画に収録しましたので、興味がある人はぜひご覧ください。テレビなどでは、重要な部分をダイジェストとして編集したものが数秒流れているのですね。

 フル動画から、ニュース映像などに使われている部分を探していただくのも少しマニアック(!?)な楽しみ方かもしれませんよ。今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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