2年ぶりにガレージから引っ張り出してみたら……

バイクのナビといえば、今はスマホが主流。振動による故障の心配はあるものの、最近では振動に強いスマホや、振動を吸収するホルダーの登場など、スマホナビをめぐる環境はよくなってきている。

とはいえ、一度スマホを壊してしまった僕は、やっぱり怖い。
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壊れたiPhone8をナビ専用機として使ってはいるが、途中でBluetoothが切れたり、しばらく使っていないとアプリのアップデートをしなきゃいけないなどで、スムーズにいかないことも多々ある。

そこでふと思い出した。

「そういえば、2年くらい前にちょっと変わったガジェットを買ったけど、ガレージにしまいっぱなしだったなぁ」

 

BeeLine Moto(プラスチックブラック)
2万4200円(税込)
本体サイズ:直径51.3×高さ20.8(mm)/重量:約29g(メタル仕様は約79g)/電池容量:350mAh(バックライトなし30時間・あり10時間)/本体充電時間:約1時間/センサー:加速度計・ジャイロスコープ(角度)・方位/防塵防水:IP67(マウント装着時)/同梱:本体・専用マウント2種・MicroUSBケーブル・説明書
※上の写真は筆者私物。2年前に購入したため、専用マウントはユニバーサルストラップマウント1種(当時の標準仕様)

 

それがバイク専用ナビ『BeeLine Moto(ビーラインモト)』。

直径約5cmのコンパクトボディに必要最小限の情報を詰め込んだ画期的なナビである。

それをなぜ、約2年も使っていなかったというと……提案するルートがダメダメだったから(笑)。

 

本体上部にメインスイッチがある。他に下部と左右、合計4つのスイッチと、スマホアプリで操作する。


あきらかに「いや、ありえないでしょ!」というようなルート提案をしてくるのに嫌気がさして、数回使ったきりですっかりガレージの肥やしになってしまっていたのだ。

なんとなくその存在を思い出し、久しぶりにスイッチを入れてみる。

BeeLine Motoはそれ単体では使えず、スマホの専用アプリに繋げて使用するのだが、2年のあいだにアップデートが必要になっていた。

そこで早速アップデート。試しにテキトーに目的地を入力して、提案されたルートを確認すると……おぉ~! 改善されている!!

これなら全然使える! そして、読者の皆さんにもおすすめできるではないか!!

というわけで今回は、2年越しで“1軍ナビ”に昇格したBeeLine Motoを紹介したいと思う。


車体への取付けには、同梱のユニバーサルストラップマウントを使用する。現行モデルにはさらにGo Proスタイルマウントもついているようだが、残念ながら僕が購入した当時はコレ1種類。

ハンドル形状に合うようアールが設けられたマウントベースに、付属の輪ゴム(Oリング?)で固定する。脱着が簡単なので、必要なときにサッと取り付けられるのが良い。


2台ある僕のSR400のうち、93年式はフルカスタムが施されていて、シンプルに仕上がっている。ハンドル周りにも何もないため、できればスマホはつけたくない……そこでBeeLine Motoを知り、購入したのだ。

どう? ハンドル周りの雰囲気を壊さずに装着できているでしょ?

また、マウントの汎用性が高く、工具なしで脱着できる手軽さは、複数台持ちのライダーにもおすすめ!


オプションマウントも充実している。上の写真は「スクーターミラークランプ(税込4840円)」。

その名の通り、スクーターのミラーに最適なマウント。つまり、ハンドルよりも細いバーに取り付けられるというもので、僕が乗っているXR BAJAのハンドルブレースにもぴったり!
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他にも「RAMボール(税込3300円)」や「バークランプ(税込4840円)」もあり、愛車や使い方に合わせてマウント方法を工夫できる。

 

使い方は簡単! スマホが必須!!

実際の操作方法を説明しよう。

まずはBeeLine Motoを車体に装着。本体上部にある黄色いメインスイッチを長押しし、電源を入れる。 


あらかじめダウンロードしておいたアプリ「Beeline」を起動。

スマホ画面の最上段、左から2番目の黄色いアイコンのアプリがソレだ。

当然、先にスマホとBeeLine MotoはBluetooth接続しておく必要があるので要注意。


スマホと接続すると、本体だけでなく、スマホのバッテリー残量も確認できる。

ナビ使用中は、スマホはポケットやバッグにしまったままでOKなのだが、ナビアプリは起動し続けている必要がある。画面はオフになっているので極端にバッテリーが減ることはないが、それでも心配だ。

そこで、本体画面でスマホのバッテリー残量をチェックできるのは嬉しい機能といえよう。


ナビとして使わない場合は、時計として使用できる。

 

目的地を検索。今回は千葉県銚子市にある「犬吠埼灯台」を設定してみた。じつはこの検索機能も2年前は全然ダメだったのだが、今は改善していて、普通に使える!

2種類のルートが提示される。経由地や任意の道路を走りたい場合は、地図上の地点をタップすればOK。

直感的な操作は使いやすいが、反応がわりとシビア。たとえばルートを確認しようとスワイプしたつもりが、経由地登録になることも。ここはぜひ、改善してほしいポイントだ。

 

ルート案内は必要最小限……だからわかりやすい!

早速、走り出す。

ルート案内は進行方向を表す「へ」の字型の矢印と、次に曲がる地点(丸い点)、そしてその地点までの距離で表される。上部の目盛りは目的地までの進捗状況だ。

つまり上の写真は「進行方向はまっすぐ(やや右曲がりの道)で、96m進んだ地点で右折する。進捗状況はスタート直後」ということ。

下の写真で解説しよう。もし進行方向がカーブしていれば、「へ」の字型矢印は道に沿って、もっと斜めを向いているし、曲がる直前には丸い点の方向を向く。Y字路などのどちらに進むかわかりにくい場合に役に立つ。

曲がる方向を表す点も、普通の十字路であれば真横にあるが、斜め後ろに曲がるような交差点の場合は、もっと下の方に表示される。

一般的なナビのように地図が示されているわけではないが、その指示はわかりやすい。むしろ、余計な情報がないので、バイクに向いているように思う。目的地までの距離は、残り何kmかを示すのではなく、10個の目盛りで進捗状況を表す。

 

画像はBeeLine Moto公式サイトより


ちなみに高速道路や環状交差点(ラウンドアバウト)では、一般道とは表示が異なる。

しかし、直感的でわかりやすいことに変わりはない。

 

他にもいろいろ! 楽しい&便利機能

個人的におすすめしたいのが「コンパスモード」。これは目的地までの直線距離と方角を表示するモード。つまりルート案内はしてくれない。

だけど、ツーリングではこれがなんとも楽しいのだ!

 

写真はコンパスモード。目的地まで「方角は右、やや斜め後ろ。直線距離で129km」ということ。


なぜならツーリングって、目的地までの最短ルートを走ればいいというものではないでしょう? 景色のいい場所や気持ちのよい道を探しながら走るのも醍醐味のはず。だけど、目的地からどんどん離れていっては本末転倒だ。

しかし、コンパスモードなら、目的地の方角と直線距離がわかるから、それらを指標にしつつ、気ままに走ることができるのだ。

必要以上に束縛しない(ルート案内をしない)ナビ……うーん、自由を愛するライダーに最適なモードといえる!


ナビを起動した状態で時計モードにすると、スタートしてから走っている時間も表示。高速道路など、ある程度ルートがわかっている場合は、時計モードにして「2時間で休憩しよう」なんて目安にすることができるのだ。


あまり使うことはないと思うけれど、スピードメーターとしても使用可能。

他にもルートログの確認やルートの保存、逆ルート案内など、アプリの機能は充実。当然、バイク用なので本体の防塵防水性能は高く、耐振動性も問題なし。自動バックライト付きだから、夜間走行でも視認性は高いまま。

まさにバイク用・ツーリング用として至れり尽くせり。これからのバイクシーズンを前に、イチ押しのナビである。

商品の詳細及び購入はコチラへ→BeeLine Moto公式サイト

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