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最新スマートフォンのカメラは振動に弱い!
ライダーならではのスマートフォンの使い方と言えば、真っ先に思い当たるのがナビアプリの利用です。ハンドル周辺にスマートフォンのホルダーを装着しておけば、目的地の最短ルートを案内してくれるし、近頃はオービスなどの取締情報まで通知してくれるので、多くの人が活用しているのではないでしょうか。
スマートフォンはモデルチェンジごとにカメラ性能が向上してきました。最新のiPhone12プロは広角、標準、望遠と3つのレンズを搭載し、それは素晴らしいクオリティの写真が撮れるのだが、心配なのは故障です。
しかし、最近バイクの振動を受けたことによりスマートフォンのカメラが壊れる事例が少なくないようです。具体的に言うとカメラのフォーカス機能の故障です。
スマートフォンのカメラのレンズはスプリングでフローティングマウントされているが、そのスプリングが振動で変形してしまうと、カメラのフォーカス機能が故障してしまいます。
高速で長い時間走るとハンドルから伝わる振動で手が痺れてしまうことも良くありますが、あの振動が精密機械に伝われば故障するのも納得です。
※実際にカメラが壊れた話は「スマホのカメラが壊れた!! ツーリング中に起きた悲しい話」をご覧ください。
スマートフォンを振動から護る「SP CONNECT」用アンチバイブレーションモジュール
ケース一体式で片手でかんたん脱着できるデイトナのスマートフォンマウント「SPコネクト」。その、SPコネクト専用のアンチバイブレーションモジュール(AVM)が発売されました。
AVMは独自の防振ラバーによってスマートフォンに伝わる振動を最大60%まで抑制することができます。装着は、SPコネクト標準のアダプターと交換するだけ。
いろいろな機種にアンチバイブレーションモジュールを装着してみました。
バーハンドル車にiPhone12/proをマウントするためのパーツがすべて入った「SP MOTO BUNDLE モトバンドル iPhone」を使用し、様々なバイクにSP CONNECTとアンチバイブレーションモジュールを装着してみました。
「SP MOTO BUNDLE モトバンドル iPhone」は、スマートフォンケース×1、モトマウントプロ×1、シリコンバンド×1、ウェザーカバー×1、アタッチメント3種×1シリコンバンド、六角レンチがセットになっています。
SP MOTO BUNDLE モトバンドル iPhone
価格 | 13,750円(税込) |
品番 | 19438 |
適合 | iPhone12/Pro |
SP MOTO BUNDLE モトバンドルは、スマートフォンの機種専用となっており、様々な機種用がラインナップされているので、自身のスマホに対応する製品があるかどうかはHPを参照してください。
標準のアダプターをアンチバイブレーションモジュールに交換するだけです。
ヤマハMT-09にもスマートに装着可能
近年のネイキッドモデルはクランプ部分だけ径の太いハンドルが採用されている例が多いですが、そういったハンドルにも対応します。
MT-09の場合、ハンドルのグリップ部分は大部分の国産車に共通する22.2mm径となりますが、ハンドルクランプ部分は外径28.6mm。この28.6mm部分にも装着可能です。
SPコネクトはスマートフォンのケースが専用品となり、車体側と合体することで、簡単かつ確実性が高い固定を実現しています。
スマートフォンの脱着は、ケース側と車体マウント側の溝を合わせて90度回転させるだけです。外すときは更に90度回転させれば良い。片手で簡単に脱着が可能dす。MT-09はハンドルクランプ部に装着することで、視認性が良く、車体に干渉しない部分に取り付けることができます。
ヤマハSR400にも簡単に取り付けできる
ハンドルクランプすぐ横に取り付けることで、スピードメーター、タコメーターを遮ることのない位置に装着できます。ライダーに近い位置なのでスマートフォンの画面も見やすい。
ヤマハ、セロー250はハンドルクランプ部分に装着
セローはハンドルの中心部分にクランプさせるのがベストポジションでした。スマホはちょうど燃料タンクキャップの上になりますが、ハンドルを左に切れば給油時も問題なし。
もちろん、ハーレーダビッドソンにも取付可能
ハーレーは国産モデルとハンドル径が異なり、1インチハンドルを採用するが、もちろん付属アダプターを使用して装着が可能。ハーレーの鼓動がスマートフォンに伝わるのを抑制してくれるはずです。
振動抑制できるスマートフォンマウントはこれからの標準かも!?
SP MOTO BUNDLE モトバンドルは、調整範囲の自由度も高く様々な機種に取り付けることができる。アンチバイブレーションモジュールを併用することで、スマホの故障を未然に防いでより安心してバイクで活用することができるはずです。
今回はバーハンドル用を紹介したが、SP CONNECTにはフルカウルや自転車、車にも取り付けられるようなマウントも豊富にラインナップされていますので、気になる方はホームページを参照してください。