ヘルメットに装着するだけで日中〜夜間まで曇りなく視界良好!

安全で快適なライディングのために、良好な視界の確保は欠かせません。

しかし、寒い時期や梅雨時期はシールド内側が雲りやすいもの。ヘルメットのベンチレーションから走行風が入れば徐々に曇りは解消されますが、それまで我慢を強いられることになります。

また、晴天時のギラギラとした日差しも視界を妨げます。眩しさを我慢していては集中力が削がれますし、眼の健康にも良くありません。

そんなライダーのお悩みを解決する新商品が、ミツバサンコーワの「ULOOK(ユールック)」調光フィルムです。

ピンロックシートの取り付けと同じ機構を採用するULOOK。ピンロックシート機構付きのシールドに装着することができ、クリア/イエロー/ピンク/スモーク/偏光、そしてここで紹介する「調光」と6種のバリエーションをラインナップしています。

ULOOKの取り付けに工具は不要。また、通常時は透明なので視界は非装着時と全く変わりません。装着後はそのまま防曇効果が持続するので、液体の曇り止めケミカルのように頻繁なメンテナンスの必要もありません。

ULOOKの防曇効果を検証!

ULOOKを装着することによって二重窓のような構造になり、シールドとの間に空気の層が設けられます。同時にULOOKの持つ調湿効果で曇りを抑制することができるのです。

ULOOKを装着した状態でシールドに加湿器の霧を当ててみましたが、曇る気配はありません。

実際にヘルメットに装着して被ってみましたが、ULOOKの部分は曇りの兆候は皆無。ミツバサンコーワのテストでは180秒間曇らないことが確認されているようなので、信号待ちなど一時的に走行風の無い状態でも、クリアな視界を維持することができます。

数秒でスモークシールドに変身!眩しさを抑制する

夕日に向かって走るシチュエーションや真夏の日中など、眩しい時にはスモークシールドが便利です。

ただ、日が暮れると途端に視界が悪くなってしまうので、朝から夜まで走るようなツーリングでは交換用のクリアシールドを携行する必要があります。ライディング時はなるべく荷物を減らしたいものですし、出先でシールド交換するのは手間がかかります。

そんな時にこそULOOKの調光タイプが役立ちます。太陽光に当たるとものの数秒でクリアのシールドに色が付いてきて、あっという間にスモークシールドに変化します。

実際に装着して日中に走って見ると、眩しさはクリアシールドよりも格段に軽減されます。色味的にはスモークというよりセミスモークくらいの印象ですが、効果は確実に実感できました。

シールドを通して顔を認識できるくらいの濃さですが効果は確実です!

「眩しさ」と「曇り」両方の悩みを解消する画期的アイテム!

ULOOKの調光タイプは、ヘルメットのシールドに取り付けておくだけで、視界を妨げる眩しさと曇りを両方抑制することができます。

特に春夏秋冬、朝から夜まで走るようなツーリングライダーやバイク便ライダー、また通勤でバイクを使う人にぴったりな画期的アイテムと言えるでしょう。

ただ、現在のラインナップはアライ/SHOEI用に限られます(詳しくはホームページを参照)。他のヘルメットメーカー用は、これから順次拡大予定とのことなので、続報を期待しましょう。

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