ELIS 旅の軌跡

熊本の阿蘇を出発して、次は福岡県を目指します!その前に阿蘇でこれだけは食べておきたい「ご当地グルメ」があるので、オープン時間を狙って行ってきました。

いまきん食堂のあか牛丼

これまで熊本で出会ったライダーが口を揃えておすすめしてくれた、阿蘇の「いまきん食堂」。ここは阿蘇 内牧温泉にできて、創業100年余の老舗大衆食堂です。超人気店なのでオープン時間に訪れた平日でも、すでに行列ができていました。今回お目当てにやってきたのは、漬物、スープがセットになった赤牛丼 1780円(税込)。(ドリンクは別オーダーで注文可能です)赤牛はお肉が口の中でとろけるくらい柔らかく、特製のタレがたっぷりとかかっているのでご飯がすすむ!半熟卵をくずして食べると、黄身が絡んで濃厚な味になります。

驚いたのは、スープの具材。中には野菜の他に赤牛のミンチが入っていたのですが、これが意外に汁物に合う!
ランチとしては少し値段ははりますが、美味しすぎる「あか牛の味」を求めて多くの人が訪れるのだと感じました。

福岡でキャンプ

お昼を済ませ、福岡県へ直行しこの日はキャンプ泊。テントを張った場所が偶然にも撮影スポットだったのか、カメラを持った人がサンセットを狙ってきていました。美しい景色を眺めながらのキャンプ飯は、阿蘇で購入していた「馬刺し」。実は熊本では馬刺しが郷土料理として食べられていて、阿蘇市内では馬肉専門の精肉店を多くみかけました!これまで食べたことのある馬刺しと違い、ほんのりと甘く、馬肉もお肉が口の中でとろける‼︎グラム売りの塊肉だったので、自分で薄くスライスするのも初体験で楽しめました。

阿蘇に行ったら「あか牛」と「馬刺し」は絶対食べてほしい阿蘇のグルメです。

志賀島で『R★B』撮影ロケ

翌日は、福岡市内から車で約30分の位置にある志賀島(しかのしま)でレッドバロンのフリーマガジン『R★B』の撮影でした!志賀島は1周約10kmの博多湾北部にある、陸続きの小さな島です。近くには海浜公園やサンシャインプール、マリンワールドという水族館などがあり、福岡のライダーに人気のツーリングスポットでもあるそうですよ!

今回撮影した様子やインタビューの記事が昨年12月1日に発行された『R★B』vol.41に載っているので、お近くのレッドバロンで是非手に取って見てくださいね!

福岡の地元民が愛する ごぼ天うどん

福岡は意外にもラーメンより、うどんの方が好まれて食べられているというのは知っていましたか?ラーメン屋よりもうどん、そば屋の方が店舗数が多いのだそう。

撮影の後お腹がすいたので、福岡出身のライダーに「うどんのお出汁が美味しすぎる!」と勧められた、『吉田屋』にやってきました。朝6時から営業している『吉田屋』。外観からすでに老舗の雰囲気が滲み出ています。お店に入ると、オーナー夫妻が「いらっしゃい!」と明るく迎えてくれました。

頼んだのは、ごぼうの天ぷらが乗った「ごぼ天うどん」と、おでんの卵。
柔らかめのうどんと、優しい味のするお出汁が効いていて、美味しい。身体がぽかぽかと温かくなりました。

福岡中洲の屋台散策

福岡の中洲は言わずと知れた九州最大の歓楽街。那珂川(なかがわ)と博多川の間にあり、川沿いには屋台が軒を連ねており、福岡に訪れたら外せないグルメスポットです。

天神駅の近くに宿を取ったので、歩いて散策を開始。川沿いにずらりと並ぶ屋台に圧倒され、どこに入ろうか迷ってしまいます。調べてみると、博多の屋台の数は124軒あり、全国の屋台の約40%を占めている日本最大級の屋台街なのだそう。なんといっても屋台の魅力は、「人との距離が近い」こと。実際に席と席の距離も近いのですが、ふらっと屋台に入ると大将や店員さん、隣のお客さんが話しかけてくれ、これもまた人との新しい出会いになりました。

太宰府天満宮

福岡県太宰府市にある『太宰府天満宮』は、天神さまを祀る全国12000社の総本宮で、九州最大の規模を誇ります。天神さまは、菅原道真公のことで「学問・至誠・厄除け」の神様として知られています。今回は秋に訪れた太宰府ですが、1番おすすめの季節は2月。約200種、約6000本の白梅や紅梅が花をつけ、梅の花の名所としても有名です。

太宰府駅から『大宰府天満宮』へ続く参道には、軽食やお茶を楽しめる飲食店や土産物店が並び、散策を楽しむことができます。中でも食べ歩きの定番「梅ヶ枝餅(うめがえもち)」は、この地域のご当地グルメ。梅の香りはしませんが、その代わりにお餅に梅の焼印がされ、小豆あんが入っています。名前の由来は、道真公に老婆が梅の枝をさして差し入れた餅と言われています。(諸説あり)

 

今回ルートはこちら。トータル走行距離は220キロでした。これにて、九州一周を終え、フェリーで神戸へ渡るため大分県へ向かいます!

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