2021年末にレッドバロン浦和東で購入したスーパーカブ110。無料1ヶ月点検を受けた後、カブ主にとって楽しみの一つであるリアボックスを購入し、試行錯誤しながら取り付けてみましたぁ!

レッドバロン浦和東で無料の1ヶ月点検を受けてきました

乗れてない……。2021年12月に新車でスーパーカブ110(JA44)を入手し、4月現在で走行距離はようやく400km(笑)。とはいえ、仕事に出かけたり近所のチョイ乗りなど愛車との日々を楽しんでいます。

さて1月に入り、1ヶ月点検を受けてきました。この時点での走行距離は120km! とはいえ、機械というものは初期に不具合が起きがち。それに何と言っても無料なので、受けない理由はありません(!?)。

1ヶ月点検とは、新車登録から30日、または走行距離が1000kmのいずれか先に到達した時点で受ける点検。内容としては、オイル漏れの有無、ボルト&ナットの緩み、ブレーキやホイールの取り付け具合などを点検します。ちなみに点検は無料ですが、オイルや消耗品を交換した場合は有料です。

点検を受けたのは購入店のレッドバロン浦和東。村上店長から「そろそろ1ヶ月点検どうですか」との電話をいただき、予約して来店しました。

↑スーパーカブ110を購入したレッドバロン浦和東に来店(購入時の記事も参照を)。■埼玉県さいたま市緑区三室50-5 水曜休(祝日は営業) 10~20時(11~2月は10~19時) TEL:048-874-0517


点検してくれたのは、レッドバロン浦和東の工場長、宮本さん。サービスマン歴20年のベテランです。
走行距離120kmということもあり、特に問題はなく、約10分で終了! なお1000km走行して点検を受ける場合は、オイルとフィルターを交換したり、チェーンが初期伸びしてくる頃合いなので調整を行う場合があるとのこと。ありがとうございました。
次回、6ヶ月点検でまたお世話になります! 6ヶ月点検ではオイル交換をするのですが、それまでに1000kmに到達したいものです(汗)。

 

 

↑外装を含め、一通りボルトの増し締めを行う。タイヤの空気圧なども点検。

 

↑ドラム式のフロントブレーキは効力が遅れて発生します。自分の好みで、遊びを少なめに調整してもらいました。

 

↑工場長の宮本さんが点検してくれました。この道一筋20年のベテランで、テキパキと作業されていました。

ボックスはよりどりみどり、安くて簡単なド定番の"ホムセン箱”を購入

続いてリアキャリアにボックスを装着しました。スーパーカブとリアボックスの組み合わせは、カレーと福神漬けぐらい王道の組み合わせですよね(例えがヘタか!)。
ホンダ純正品が2タイプのほか、GIVI、ヘプコ&ベッカーなどから様々な種類のボックスが発売されています。中でもリーズナブルかつ人気が高いのがホームセンターで売られているボックス(通称ホムセン箱)。ホムセン箱にも色々ありますが、最もメジャーなのがアイリスオーヤマ製「密閉RV BOX カギ付460」でしょう。

ネットで先達のブログなどを拝見すると、やはりコイツが安いし、デキもいい模様。値段が3000円以下でサイズ的にもバッチリです。しかもカギ付きなのに加え、フタの内側にパッキン材が採用され、水が入りにくいのもナイス。

で、さっそく購入。「ホムセン箱」と言いながら買ったのはホームセンターではなく、amazon。タイムセールで2380円でした(送料込み)。……安い、安すぎる。バイクのパーツって高いものが多いけど、カブ用は何かと安いのがいい。筆者は初カブ主だけど、ファンが多いのも納得です。

「密閉RV BOX カギ付460」。こちらの密閉鍵付きタイプと、鍵のないスタンダードがあるので購入を検討されている方はご注意を。ちなみに執筆時点ではタイムセールで2680円でした。自分が買った時の方が安い。人気なのか、グリーンよりグレーの方が200円ぐらい高いですね。

 

↑購入したのはダークグレー。バイクが青なのでコッチの方が似合う気がしたので。樹脂製でとても軽いのに、耐荷重は80kgとイスがわりにもなりそう。サイズは幅45.5×奥行36.1×高さ35.1cmで、容量は30Lです。

装着方法に様々な流派がアリ、自分はベルト+リヤ開閉派!

しかし、これだけではバイクに装着できません。取り付け方法としては①ベルトで固定 ②ボルトで固定 に大別できます。
①の場合、装着も取り外しも簡単なのがメリット。②の場合、ボックスへの穴開け加工が必要ですが、安定感は抜群。ただし簡単に着脱できません。
自分が選んだのはベルト。最大の理由は手軽なので(笑)。それに箱のないスタイルも好きだし、タンデムもするからすぐに着脱できた方がいいですからね。

というわけで固定用のベルトもamazonで購入。FREAK製の「荷締めベルト エンドレス100kg」(2本セット)を買いました。
こうしたベルトも様々なタイプが販売されていますが、耐荷重が高く、金属バックル付きを選びました。長さはキャリアに巻き付けることを考えて2m。色は目立たないブラックです。

FREAK製「荷締めベルト エンドレス100kg」(2本セット)は920円。幅25mm×厚み1.2mm ×長さ2m。破断荷重100kg、最大使用荷重50kgと十分な強度かと。金属製のカムバックル付きです。


これをボックス底部にあるベルト穴とリアキャリアに固定します。なお、ベルト通しはボックス底部に4か所のほか、上部にも4か所設置されています。

↑ボックス四隅の足にベルト穴が付いています。穴のサイズは実測で33mm。フタの向きに対して横にあります。ここにベルトを通して固定。


箱の向きと、ベルトの通し方には様々な流派(?)が存在します。
またも先達のブログを拝見すると、まず箱のフタが開閉する方向をシート側にするか、リア側にするか。さらに、箱を縦に置いて横側開閉を選ぶ人もいます。

結論から言えば、自分はリア側の開閉を選びました。
自分の体格で箱を縦置きにすると背中に当たるので却下。また、開閉をシート側にすれば逐一バイクの背後に回らなくても収納物が取り出せるのがメリットですが、万一フタが走行中に開いてしまったら、風を受けて全開になってしまうのがイヤだなと。それに一般的なバイクのトップケースもリア側開閉ですしね。

↑ボックスを横置き(長い側がサイドになる向き)にして、シートとのすき間はこれぐらい開けました。


ベルトの通し方については、箱の外側を一周させて内部にバックルが来るように固定する方法(①)が一つ。さらにベルトを外側のみに通し、バックルが外に位置する方法(②)があります。
どっちがいいのかなぁと思ったので、どっちもやってみました(笑)。

↑文章ではわかりにくいと思いますが、①のボックス内部にバックルを通すのはこんな感じ。ベルトをキャリアのスリットに通しつつ箱を外側からベルトで囲んでいます。フタを閉めて鍵をかければベルトを外せないので防犯上、有利です。

 

↑ベルトをこんな感じで一周させるだけなので簡単です。

 

↑②のバックルを外側にした場合。①はしっかりベルトを締めると箱がたわんでしまいますが、②はテンションをかけやすい。ただしベルトに長さが必要(2mでもかなりギリギリ)。それに簡単に外せてしまいます。

 

↑ベルトの通し方はこんな感じ。底面はキャリアのスリットに巻きつけつつ、4つのベルト穴に通します。

 

使ってみて、いずれどちらかに統一しようと思います。

ボックスの足がキャリアに干渉してグラつく・・・これも簡単に解消できる!

ところが、この状態では微妙に箱がグラつきます。箱の足がキャリアに少しだけ引っかかっているためです。これも先達のブログ(3回目)でわかっていたことですが、皆さん足を削ったりされています。

自分の場合、ヤスリ、ノコ、ホットナイフ(はんだごてにナイフが付いていて焼き切ることが可能)など工具が充実していたので、「やったるで~」と思っていました。
そんな矢先、ダイソーで買っていた「すべり止めシート」を思い出しました。

こんなこともあろうかと……用意していたのではなく、プリンター内部のゴムが摩耗して1枚ずつ給紙できなくなっていたので、その代用に買っておいたのでした。

先達によると(4回目)、キャリアとのすき間にゴムシートを挟んでいる人もいました。そこで、折り畳んですき間に入れてみると、ピッタリ。グラつかなくなりました。

↑ダイソーのすべり止めシート(110円)。45×150cmと長いので折り畳むと1cm程度の厚みが。ボックスの重みで沈んでちょうどイイ感じに収まりました。

 

↑ボックスは開口部が広く、下側に向けて若干狭くなる構造です。1眼レフが入るカメラバッグを入れても余裕。フルフェイスヘルメットも入ります。


ボックスを装着してから100kmほど走りましたが、ガタついたり、ベルトが緩んだりすることもありません。豪雨の中を走った際に浸水がなかったことも報告しておきます。ただし、フタを開閉する際に箱のバックルが取れてしまうことが二、三度ありました。力任せに閉めると外れやすいようです。鍵をかけていなくてもフタが開いてしまったことは今のところありません。

いよいよバイクシーズン到来。積載性もアップしたことだし、走りまくって、6ヶ月点検まで1000kmに到達するぞ……!

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