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バイクが盗まれてないか気になっちゃう!
事務所(古い一軒家)の駐車場にバイクを複数台置いていて、いつも気になっているのが盗難やいたずらに遭わないかという不安です。幹線道路から奥まった住宅街なので人の目に触れることは限定的だし、ユニック付きのトラックが入ってくるにも道路が狭すぎる…。
でも、油断できないじゃな~い?
盗難保険には加入しているし極太チェーンロックなども複数使っているけれど、万が一という不安はなかなか払しょくできないし、長期出張に出てるときなんか夜寝る前に気になっちゃう…。これじゃいかん! ということで、今回、意を決して防犯カメラを設置してみましたので、その使用感なんかをご報告できればと思います。
購入したのは中国製の屋外対応カメラ
なお、購入したのは中国の映像機器メーカー「COOAU」の屋外防犯カメラ(購入価格は8,000円くらい)。Amazonを探索してポチった程度なのでメーカーやモノについてはあまり詳しくないというか、今回は必要以上には触れません。あくまでも、まず使ってみたという程度のインプレッションとして参考になればと思います。

▲内容物を並べたところ。カメラ本体とソーラーパネルを固定するブラケットは全く同じものでした。マニュアルはちょっとおかしな日本語もあるけど十分使えるレベルですよ
購入する時に検討したスペック・仕様としてはこんな感じです。
①無線機能
事務所は賃貸なのでケーブル配線の穴は開けられないのです
②ソーラー充電
同じく賃貸なので電源供給や配線に限界がありますし、電池交換式は面倒くさい

▲はがきと同じくらいのサイズのソーラーパネルを使ってカメラ本体に充電することで電池交換のわずらわしさから解放されています
③軽量コンパクト
引っ越すことも考えて、取り外しが容易で小さく軽いもの
④アプリ対応
アプリに対応していて、出先でもリアルタイムで確認できるもの
出張先でも安心のWi-Fiネットワークカメラ
さて、購入後にやるべきことについて、その手順をまとめました。おそらく、他のメーカーや他の機種でもほとんど同じ工程だと思います。なお、Wi-Fiネットワークカメラなので、自宅にWi-Fi環境がないと使えませんよ。
①カメラ本体への充電

▲ラバー製の防水カバーを開けると、電源ボタンやリセットボタン、microSD挿入口とUSB TypeCによる充電ポートがあります。最初の取り付け前には10時間ほどの充電が必要です
②専用アプリのインストール

▲アプリも日本語対応なので安心。カメラ本体とWi-Fiルーターのペアリングから手順を追って教えてくれるので助かりました。細かなバグの修正なども頻繁に行っているようです
③カメラとWi-Fiルーターのペアリング(アプリ使用)

インターネットへの接続は自宅のWi-Fiルーターとカメラ本体をペアリングすることで行う仕組み。ルーターは屋内にあるので、あまりルーターから遠いところに設置してしまうと通信状況が悪化するので注意が必要です
④駐車場への設置

駐車場の壁に設置されている棚板にカメラ本体用とソーラーパネル用の固定ブラケットを取り付けます。棚板の下にぶら下げるので雨が直接当たることはほぼないでしょう

▲カメラ本体とソーラーパネル(奥に見えている黒い板)をUSB TypeCケーブルで接続して、各々の位置を調節します。ソーラーパネルは早朝から夕方まで日があたる南向きに設置しました
⑤動作確認(本体・アプリ・充電状態)

▲アプリでカメラを起動した画面です。リアルタイムで投影されているので、画像を見ながらカメラ本体の位置を調整できます。さっそく怪しい男が映っていました(笑)
カメラが検知したらスマホに通知が飛ぶ!

▲スマホのロック画面に通知がきます。通知があったということはカメラが何かを検知したということなので、すぐにアプリで録画された映像を確認してみましょう
ここからは実際に使ってみたインプレッションです。基本的な機能としては、カメラが人影などを検知すると、スマホにすぐに知らせてくれる通知機能。と同時に録画もしてくれるので、何に反応したのかを確認できます。こうしたデータはクラウドに蓄積していくこともできます(要別途契約)。

▲検知感度は道路と駐車場の境界くらいに設定しました。駐車場に足を踏み入れれば間違いなく検知・録画される状態です
遠隔操作で盗難を防ぐための機能が満載!
このアプリのすごいところはここからです。通知を見て、あからさまにヤバい状況なら、遠隔操作でサイレンを鳴らしたり、警告音とストロボ光を出したり、マイクボタンで話して直接警告することもできます。ライトを点灯させることもできるので、夜間ならそれだけでも撃退効果があると思います。

▲上の写真はモノクロの夜間映像で、下の写真はライトを点灯させたカラー映像。モノクロだけでも十分な解像度です
検知感度の調節も多彩で、遠くのものには反応させないといったカメラからの基本的な距離のほか、人・クルマ・動物・荷物などの検知をそれぞれに設定することもできます。

カメラの画角を決めた後で、自分がカメラから距離を取って撮影ということを繰り返して、検知感度を調節しました

人物のみを検知することもでき、さらにその検出感度が調整できます。細かい!
映像の解像度は500万画素なので、細部まで鮮明ですし、モノクロ・カラーを切り替えることもできます。

▲カメラから6~7mほど離れている人の顔まで鮮明に映します(ボカしてます)。あまり感度を高くしすぎると頻繁に録画してしまうことになりますね
結論! ネット時代の盗難対策としてオススメ!
結論から言うと、想像以上の性能で大満足でした。「コスパすごい!」と思います。 外出時や出張時でも漠然とした不安を抱えることがなくなりました。心配になったらすぐにアプリを立ち上げて、駐車場の様子を見られるんですから。
盗難保険や盗難防止装置と合わせて使えば、大切なバイクを24時間365日守ってくれることでしょう。ライダーの皆さんもぜひ試してみてください。