レッドバロンで国内4メーカーの国内向けモデルを新車購入すると、最長で3年間の品質保証が受けられるのをご存じでしょうか?
正直に言うと、筆者自身は最近まで保証の存在をすっかり忘れていたのですが…
愛車にトラブルが起きて利用してみたら、ビックリするぐらいお得で有難い制度だったのです。
あってよかった、新車保証! 買ってよかった、レッドバロンでバイク!
愛車にトラブルが発生
ある日、レッドバロンで2年半前に新車購入した我が家の愛車、セローに異変が起きました。
ツーリング中にエンジンオイルランプ(警告灯)がついたまま消えなくなったのです。
エンジンオイルランプとは、エンジンオイルや周辺の部品に不具合が起きた時に点灯するランプ。セローの場合はパネルの一番左にあります。
エンジンオイルランプがついているということは、バイクになにか異変が起きているということ。すぐにレッドバロンに連絡し、その日の夕方にはお店で確認してもらいました。
検査をしてもらった結果、異変が起きていたのはO2(オーツ―)センサー。エンジンのすぐ隣にある銅色のパーツです。
インジェクション車では、バイクに内蔵されたコンピュータが、適切な燃料噴射になるよう調整する仕組みになっています。O2センサーは排気ガス中の酸素濃度を検知するセンサーで、インジェクション車にとって欠かせないパーツなのです。
セローはO2センサーを交換することになり、パーツ取り寄せのため1週間ほど修理預かりになったのでした。
レッドバロンの新車保証は3年!
大きな故障ではなくホッとしましたが、新たに心配になったのは「どれぐらい費用がかかるのか?」ということです。
ドキドキしながら確認したところ…なんということでしょう!
工場長「高木さんのセローは購入して3年以内のため、レッドバロンの新車保証で修理可能です。つまり、お支払いは不要です」
お支払いは…不要!? 驚くと同時に、購入時に店舗で聞いた説明を思い出しました。
レッドバロンで126cc以上の国内向けモデルを新車で購入すると、メーカー保証2年に加えてレッドバロン保証が1年つき、合計で3年の保証があるのです。
もしも保証がなかった場合、今回の修理費は2万円前後になったということ。決して安い金額ではなく、保証があるとなしでは大違い。
「レッドバロンで買ってよかった!」と、飛び跳ねて喜びました。
ちなみに、車両ごとの保証期間は下記の図の通り。国内向けモデルの新車だけではなく、輸入車や中古車にも保証があるというのは安心ですね。
O2センサーを交換してもらう
約1週間後。パーツが届いたという連絡をもらい、特別に作業を見学させてもらうことになりました。
まずはセローのサイドカバーを開け、古いO2センサーを取り外します。
新旧のO2センサーを並べて見るとこの通り。見た目では、故障しているかどうかはわかりません。
工場長「排気の熱や引っ張られた時の衝撃などで、内部で断線して故障する場合があるんです」
新しいO2センサーを取り付けたら、今度はセローとパソコンを接続しているようです。なにをしているのか聞いてみたところ、
工場長「診断システムに接続し、O2センサーが正しく機能しているかチェックしました」
診断の結果、無事にエラーが解消されていました。これにて修理は完了です!
最後に、受付にて修理内容とお支払い内容の確認です。
今回はレッドバロンの新車保証で修理したので、お支払いはもちろんナシ。
改めて書類で確認すると、「本当に無料だ!」とニンマリしちゃいました。
嬉しくて思わず走り出した!
修理が終わったセローを受け取り、エンジンをかけてみます。
警告灯は消え、セローはすっかり好調です!
修理が終わった安心感と、保証が使えたお得感ですっかりテンションが上がった筆者。
思わずそのまま走り出し…
晩秋の林道を思う存分楽しんだのでした。
愛車にトラブルが起きても保証を使える安心感って、なににも代えがたいですよね。心が軽くなっていつもよりもツーリングが楽しい気がしちゃうな!