4月6日(土)、2024年となって第1回目の「レッドバロンFanFunミーティング」がバイカーズパラダイス南箱根(静岡県函南町)で開催されたのでレポートします! 首都圏のライダーにはおなじみのライダーズスポットということもあって多くのライダーが駆けつけて会場は大賑わいでしたよ。
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レッドバロン主催「FanFunミーティング」とは?
イベントレポートの前に、FanFun(ファンファン)ミーティングについて紹介しておきます。FanFunミーティングは、全店直営300店舗のバイク販売店「レッドバロン」が主催するユーザー参加型のイベントです。でも、イベントへの参加は自由で、レッドバロンユーザーじゃなくてもOK! 参加料も会場代がかからない場合は無料(※)なのでツーリングの途中に気軽に立ち寄れるイベントなんです。
昨年も北海道から九州まで各地で開催されましたが、会場によってイベント内容も異なっているので、何度参加しても楽しめます。バイカーズパラダイス南箱根の場合は首都圏エリアということもあって、全国誌として発行されているバイク雑誌も数多く取材に訪れたほか、レッドバロン発行のフリーマガジン「R★B」の撮影会、景品がもらえるじゃんけん大会などのステージイベントが充実していましたよ。
※今回はバイカーズパラダイス南箱根への入場料(施設維持協力費500円)が必要でした
霧が立ち込めるなかでも多くのライダーが来場!
バイカーズパラダイス南箱根は、箱根外輪山の南、湯河原峠に位置しています。天気が急変しやすい場所にあるのですが、イベント開始時はなんと濃い霧に包まれていました。しかし、開場直後から大勢のライダーがFanFunミーティングに駆けつけました。
受付では、事前に参加申し込みをしていたユーザーへのノベルティ(レッドバロンデザインのクッピーラムネ)、来場者プレゼント(ミーティングステッカー)、アンケート記入者へのプレゼント(オリジナルリフレクターバンド)、SNSフォロワー(その場でフォローもOK)へのガラポン抽選が行われました。
用品メーカー等のブースも多数出展!
会場には用品メーカーらの出展ブースも建ち並びました。ステージイベントでは各社のアピールタイムもありましたよ。
●タイヤ:iRC(井上ゴム工業株式会社)、DUNLOP(ダンロップタイヤ株式会社)、BRIDGESTONE(ブリヂストンモーターサイクル株式会社)、MICHELIN(GRIP商事株式会社 ※卸業)
●ウェア:BERIK(株式会社ボスコ・モト)、hit-airとOGK Kabuto(株式会社谷尾商会 ※卸業)
●マフラー:ヨシムラ(株式会社ヨシムラジャパン)
●オイル:MOTUL(MOTUL Japan株式会社)
●パーツ:YSS SUSPENSION(株式会社ピーエムシー)、Supersprox(株式会社山城 ※卸業)
また、レッドバロンのオリジナル用品ブランド「ROM」の展示即売会も行われました。当日限定の大特価はかなり魅力的でしたよ!
来場者を魅了した充実のステージイベント
FanFunミーティングの特徴とも言えるのがステージイベントの充実です。MCを務めたのは、Like a windやForRでおなじみのたはらかすみさん、週刊バイクTVにも出演するモデル・モータージャーナリストのREI(レイ)さん、バイク声優の難波祐香さん(なんば ゆうか ※にゃんばちゃんでおなじみ)の3人です。
ステージイベントは11時30分から12時50分までと、この手のイベントの中ではかなり長い時間が取られていたのですが、まぁ面白いんです、べしゃりが! 3人ともバイクについて詳しく、レースやツーリングの経験も豊富とあって、ひとつのネタの膨らませ方がすごいので、掛け合いはもちろんですが、聞いていてタメになる話も多くて来場者を飽きさせないんです。
事実、ステージイベントに参加していた数百人は最後の集合写真までずっと集中して楽しんでいる様子で、途中で会場を立ち去るような人を見かけませんでした。普通、これだけステージを長くやると遠くで会場を出ていくバイクの音が聞こえるものですが、まったくないんですよね。これには感心してしまいました。
ステージイベントって賑やかしの意味合いが強いのですが、FanFunミーティングの場合は「ちょっと違うぞ?」となるはずです。ぜひ一度、ステージトークを聞きにきてください。きっと引き込まれますよ!
三島警察署による安全運転講話やメディア紹介も!
ステージイベントの内容はバラエティに富んだものでした。中でも注目は、地元の三島警察署・早川さんによる交通安全講話です。実はイベント当日の4月6日から4月15日まで「春の全国交通安全運動」が開始されるタイミングだったんです。ちなみに4月6日はREIさんの誕生日でもあるそうです。おめでとうございます!
2023年はバイク運転中の死亡事故が増加してしまいました。特に20代と60代で増えています。講話の中でも、ヘルメットを正しく装着すること、エアーバッグなどプロテクター類を装着するなど安全運転・装備に関するお話がありました。
ちなみに、早川さんはバイクには乗られませんが「興味はあります」とのことでした。キャンプが趣味とのことで、ぜひ原付キャンプツーリングにも挑戦してみてほしいですね。
また、当日はバイク雑誌など二輪メディアも大勢取材に来ていました。各媒体の編集長がステージ上で自社媒体の紹介を行いました。ミーティングイベントの場合、集合写真の撮影時に「月刊~でーす!」とか言うくらいで、ここまでしっかり時間を取ってもらえることってほとんどないんですよね。これはメディアにとっても来た甲斐がありましたね!
豪華賞品のじゃんけん大会と集合写真!
ステージイベントの終わりでは、豪華賞品をかけたじゃんけん大会も行われました。じゃんけんガールを務めたのは“初戦から参加者をなぎ倒す(笑)”ことでも知られるモデル・タレントの池上莉奈(いけがみ りな)さんです! 賞品はもらってうれしいROM製品の数々でした。
最後は全員で集合写真を撮って、FanFunミーティングは終了となりました。この頃には青空も見えていて、すっかりツーリング日和に。参加者の多くはこの後、箱根や伊豆方面のツーリングに出かけたようでした。
ミーティングに参加したレッドバロンユーザー
●futochiさん(55歳):Honda CBR1100XXスーパーブラックバード(レッドバロン野田で購入)
20年くらいレッドバロンと付き合っているというfutochiさん。ブラックバードだけでもすでに3台目!で「ブラックバードは行きたいところにいける“どこでもドア”です。ロングツーリングでも全然疲れないし、これに代わるバイクをホンダに出してほしいんですけど難しいかな…。いまはこれを乗りつぶしたいですね」。レッドバロンの気に入っているところを聞くと、店舗スタッフの人の良さ、豊富で良質な在庫、整備技術料の安さを挙げてくれました。
●曇天ライダーさん(28歳):Kawasaki ヴェルシス650(レッドバロン三郷で購入)
友人の影響もあってアドベンチャーバイクを選んだ曇天ライダーさん。数多いアドベンチャーモデルの中でも「乗車中のハンドル周りのデザインが好きで、人とかぶらないのがいいなというのもあって選びました。遠くに行くのが好きなのでロングツーリングやSSTRなどにも参加しています」。レッドバロンのサービスについては、バイクの品ぞろえ、オイルリザーブシステム、部品の取り寄せ、接客の良さを挙げてくれました。
FanFunミーティングは今後も各地で開催予定です。レッドバロンでバイクを買っていなくても大丈夫! ぜひぜひ、お気軽に参加してみてくださいね! ※下記2か所は執筆時点で公表されているイベント
●4月20日(土)10:00~13:00
名称:2024年 第2回『レッドバロンFan Funミーティング』
場所:岡山国際サーキット ミニコース
岡山県美作市滝宮1210
料金:無料(要事前申し込み)
※事前申し込みをせずに参加する場合は、岡山国際サーキットへの入場料として1200円/名が必要となります(パッセンジャーのかたも1200円)●5月12日(日)9:00~15:00
名称:2024年 第3回『レッドバロンFan Funミーティング』
場所:長崎バイカーズミーティング
川棚町大崎自然公園内かぜの広場(長崎県東彼杵郡川棚町小串郷)
料金:入場無料