ヤマハは、MT-07をベースとしたスポーツヘリテイジモデルの「XSR700」をマイナーチェンジし、2022年モデルとして4月8日に発売すると発表した。エンジンは平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、足まわりも強化。灯火類はLED化され、メーターもアップデートを受けた。価格は1万8700円アップの93万5000円だ。

●文:ヤングマシン編集部   ●外部リンク:ヤマハ

XSR900のRZ-Rカラーに対し、こちらはRZ250/350カラーだ!

ヤマハは、スポーツヘリテイジ「XSR」シリーズの2気筒モデル「XSR700 ABS」をマイナーチェンジし、2022年モデルとして発売する。欧州で先行発表されていた2022年モデルの待望の登場となるが、話題を呼んだニューカラーもそのまま日本仕様に反映されている。

なにより注目なのは白×青(色名:ラジカルホワイト)のRZ350カラー、そしてグラフィックパターンは異なるものの黒×金(色名:ブラックメタリックX)のRZ250イメージカラーを採用したことだろう。ヤマハはこれを「往年のヤマハスポーツバイクを想起させるグラフィック&カラーの採用」としているが、1980年代初頭に2ストローク再興の立役者となったRZシリーズのカラーは、今見てもかっこいい!

2022年モデルの主な変更点は、扱いやすいトルクデリバリーに定評のある並列2気筒エンジンが平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合したこと、タイヤは新たにミシュラン・ロード5を採用、フロントブレーキディスクの大径化(φ298mmに)、灯火類のLED化、ネガポジ反転LCDメーター採用、そしてニューカラー採用だ。

発売日は2022年4月8日、価格は従来比で1万8700円アップとなる93万5000円だ。

YAMAHA XSR700 ABS[2022 model]

主要諸元■全長2075 全幅820 全高1130 軸距1405 シート高835(各mm) 車重188kg(装備)■水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ 688cc 73PS/8750rpm 6.8kgf-m/6500rpm 変速機6段 燃料タンク容量13L■タイヤサイズF=120/70ZR17 180/55ZR17 ●価格:93万5000円 ●色:白×青、黒×金 ●発売日:2022年4月8日

ラジカルホワイト(白×青)
ブラックメタリックX(黒×金)

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