ホンダは、スーパーカブ110をモデルチェンジするとともに兄弟車のクロスカブ110にも同様の変更を施し、2022年4月14日に発売すると正式発表した。最新の排出ガス規制に対応した新エンジンを搭載し、前輪ディスクブレーキ+ABS、前後キャストホイール+チューブレスタイヤなどを採用する。

ヤングマシン編集部 ●外部リンク:ホンダ

スーパーカブと同様のモデルチェンジ+標準色は全てニューカラーに!

ホンダは、新型の空冷単気筒エンジンを搭載する「クロスカブ110」を正式発表した。スーパーカブ110をベースとしたレトロスタイルが可愛いクロスカブ110は、CT125ハンターカブが登場した後も、その優しいキャラクターが再評価され、引き続き定番モデルとして存続する。もちろん人気のくまモン・バージョンもラインナップされているぞ!

横型シリンダーを採用するエンジンは、ボア×ストロークを従来型の50.0×55.6mmから47.0×63.1mmへとロングストローク化したもの。最新のホンダ原付二種の横型エンジン、つまりモンキー125やスーパーカブC125、ダックス125などが採用する63.1mmのストロークをベースに、47.0mmへとボアダウンした仕様ともいえる最新版だ。平成32年(令和2年)排出ガス規制に適合し、最高出力は従来通りながら最大トルクは0.87→0.90kgf・mへとアップしている。

足まわりは前後ホイールをキャストタイプに変更し、チューブレスタイヤを装着。フロントブレーキをディスク化するとともに、フロントのみ働くシングルチャンネルABSを採用した。また、メーター内にはギアポジションインジケーターと時計を表示する機能も追加された。

従来型では2000台限定の特別カラーとして発売された新色の“プコブルー”は、2022年モデルでレギュラーラインナップに。その他のレギュラーカラーも全て新色だ。価格は従来比2万2000円アップの36万3000円、くまモン・バージョンは37万4000円となった。発売日は2022年4月14日。

HONDA CROSSCUB 110/くまモン・バージョン[2022 model]

主要諸元■全長1935 全幅795 全高1110 軸距1230 シート高784(各mm) 車重107kg(装備)■空冷4ストローク単気筒SOHC2バルブ 109cc 8.0ps/7500rpm 0.90kgf・m/5500rpm 変速機4段 燃料タンク容量4.1L■タイヤサイズF=80/90-17 R=80/90-17 ●価格:36万3000円/くまモン=37万4000円 ●色:緑、灰、青/くまモン=黒 ●発売日:2022年4月14日

HONDA CROSSCUB 110[2022 model]マットアーマードグリーンメタリック

HONDA CROSSCUB 110[2022 model]パールディープマッドグレー

HONDA CROSSCUB 110[2022 model]プコブルー

HONDA CROSSCUB 110/くまモン・バージョン[2022 model]グラファイトブラック

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