ホンダは、原付二種のレジャーバイク「ダックス125」に新色の「パールグリッターリングブルー」を設定し、12月14日に発売した。既存の2色は継続となり、ダックスは1色増えた全3種のカラーバリエーション展開となる。

●文:ヤングマシン編集部(マツ)

初代ダックスの“エクスポート”をオマージュだ

モンキー125/スーパーカブC125/CT125ハンターカブに続くアイコニックシリーズ第4弾として登場したホンダの原付二種レジャーバイク・ダックス125に、爽やかな新色「パールグリッターリングブルー」が追加された。この色はモンキー125にも採用されていたブルー(現在はカタログ落ち)で、既存色のパールネビュラレッド/パールカデットグレーは継続となるため、2024モデルのダックスは1色多い全3色のカラーバリエーションとなる。

現行ダックスのご先祖様となる1969年の初代ダックスホンダには、アップマフラー/フェンダーを備えたスクランブラー仕様の「エクスポート」が設定されており、今回のパールグリッターリングブルーはこのエクスポートに採用されていたブルーメタリックの再現と言えるカラーとなる。

ダックス125は、初代ダックスのスタイリングを踏襲する鋼板プレス製バックボーンフレームが特徴の原付二種レジャーバイクで、マフラーガードや車体左側のカバーなど随所にクロームメッキパーツを配した上質な仕上げや、クラッチレバー操作が不要の自動遠心クラッチを持つ4段トランスミッションなどが特徴の1台。新色の発売は12月14日で、年間の販売計画台数は5000台と発表されている。44万円の価格や主要諸元に変更はない。

ダックス125のカラーバリエーション

HONDA DAX125[2024model]パールグリッターリングブルー(新色)

HONDA DAX125[2024model]パールネビュラレッド(既存色)

HONDA DAX125[2024model]パールカデットグレー(既存色)

【ブルーはご先祖様のエクスポートカラー】初代ダックスホンダのスクランブラー仕様として設定されたST50エクスポート(1969年)には、鮮やかなブルーメタリック色が存在。現行ダックスにも似合わないワケがない!

【以前より「青がある!」とスクープ】ダックス125の発売前から「追加でブルーがある」という情報を掴んでいたヤングマシン。上は2022年10月号に掲載したCG。ほぼ正解でよかった!! ●CG:SRD

ダックス125・主要諸元

車名 ダックス125
形式 8BJ-JB04
全長✕全幅✕全高 1760✕760✕1020mm
軸距 1200mm
最低地上高 180mm
シート高 775mm
車両重量 107kg
エンジン種類 空冷4ストロークOHC 単気筒
総排気量 123cc
内径✕行程 50.0mm✕63.1mm
圧縮比 10.0
最高出力 9.4ps/7000rpm
最大トルク 1.1kgf・m/5000rpm
始動方式 セルフ式
変速機 常時噛合式4段リターン
燃料タンク容量 3.8L
WMTCモード燃費 65.7km/L
タイヤサイズ前 120/70-12
タイヤサイズ後 130/70-12
ブレーキ前 ディスク
ブレーキ後 ディスク
乗車定員 2
価格 44万円
色 青、赤、灰
発売日 2023年12月14日

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