ヤマハは、270度クランクの並列2気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツ「YZF-R7」の2024年モデルを発表した。ブルーとブラックはロゴまわりに小変更を受けたことに加え、大胆なロゴあしらいとしたグレーを新たに設定している。

●文:ヤングマシン編集部(ヨ) ●外部リンク:ヤマハ

ホワイトが廃止され、新たにグレーが登場

ヤマハがYZF-R7の2024年カラーを発表した。すでに欧州&北米で発表されていたニューカラーをそのまま反映したもので、従来のホワイトに代えて新たにグレーを設定したほか、ブルーとブラックはロゴまわりに変更を受けている。

正式名マットグレーメタリック3は、グラデーション状のロゴまわりとアッパーカウル下端の青い差し色が強い印象を与えるもの。1990年代のスーパースポーツに着想を得たものといい、これをモダンかつ先進的なイメージに昇華している。

ディープパープリッシュブルーメタリックCは、トーンの異なるブルーを組み合わせながらヤマハのレースシーンをイメージ。ブラックメタリックXは、メタリックとマットのダークトーンを組み合わせたシックなツートーンだ。

YZF-R7は、MT-07やXSR700、テネレ700らと共通の並列2気筒エンジンを搭載するフルカウルスポーツモデル。270度クランクを採用かつコンパクトなエンジンは、ピークパワーこそ飛び抜けているわけではないが、サーキットで扱いきれて楽しめるスーパースポーツとして高い評価を得ている。

価格は2023年モデルから据え置きの105万4900円、発売日は2024年3月15日だ。

YAMAHA YZF-R7[2024 model]

YAMAHA YZF-R7[2024 model]ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー/新色)

YAMAHA YZF-R7[2024 model]ブラックメタリックX(ブラック/新色)

YAMAHA YZF-R7[2024 model]マットグレーメタリック3(マットグレー/新色)

車名 YZF-R7
型式 8BL-RM39J/M419E
全長×全幅×全高 2070×705×1160mm
軸距 1395mm
最低地上高 135mm
シート高 835mm
キャスター/トレール 23°40′/90mm
装備重量 188kg
エンジン型式 水冷4ストローク並列2気筒DOHC4バルブ
総排気量 688cc
内径×行程 80.0×68.5mm
圧縮比 11.5:1
最高出力 73ps/8750rpm
最大トルク 6.8kgf・m/6500rpm
変速機 常時噛合式6段リターン
燃料タンク容量 13L
WMTCモード燃費 24.6km/L(クラス3、サブクラス3-2、1名乗車時)
タイヤサイズ前 120/70ZR17
タイヤサイズ後 180/55ZR17
ブレーキ前 油圧式ダブルディスク
ブレーキ後 油圧式ディスク
乗車定員 2名
価格 105万4900円
車体色 青、黒、灰
発売日 2024年3月15日

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