ひとりで行く取材はバイクに乗る絶好のチャンス
こんにちは青木タカオです。先日は群馬県邑楽郡大泉町にあるスバル運動公園にておこなわれた「コヨーテキャンプ&スワップミーティング2024秋」に行ってきました。
ひとりで取材へ行く際は、サーキットやモトクロスコースを走るための装具が必要な時などを除けば、ほぼ100%バイクで参ります。
たとえ天気予報が雨模様であっても、帰りなら濡れてもOKという自分のルールがあり、降水確率が高くても問題なし。バイクに乗る絶好のチャンスと、迷うことはありません。
この日はまったく雨の気配がなく、レインウェアも持たずに出発。ハーレーを中心としたイベントということもあって、『XR1200』の出番。キャンプミーティングなので、朝は早くありません。
途中、お昼ごはんをいただこうと、いつも通り昭和風の食堂、あるいは地元で愛されている町中華など「どこで、何を食べようか」と、ヘルメットの中でワクワクしつつニンマリ。東北自動車道を北上したのでした。
群馬だけど栃木初「佐野ラーメン」だ!
館林インターを出て、354号線沿い。以前から気になっていた店があるではありませんか。本格的な佐野ラーメンが味わえると評判の良い『麺龍(めんたつ)』(群馬県邑楽郡邑楽町大字篠塚1805-1)です。
日曜日ということもあって、お店は人でイッパイ。レジカウンターで女将さんに、ひとりであることを告げて少し待ちます。
2名以上の人は、ショッピングモールのフードコートなどでよく見かける呼び出しベルを渡され、駐車場で待つという仕組みになっていることがわかります。1名だったボクには渡されず、店の入口近くの椅子に座って待つよう指示されます。
席は40席ほどで、カウンター6席、テーブル20席、座敷14席とインターネットで調べると出てきます。駐車場はなんと100台! 店の前だけでなく、裏手の広大な敷地もクルマを駐められるようになっています。人気っぷりがうかがえます。
ちなみに佐野は栃木県。ただし渡良瀬川を渡れば、佐野から館林はすぐ近く。周囲には佐野ラーメンのお店が他にたくさんあるようです。
お一人様は有利なのかもしれません。カウンター席がひとつ空き、女将さんがボクを呼び、「ナニにする?」と気さくに注文を聞いてくれます。
大忙しなので、迷っている余裕はありません。メニューを見て即決。初めてなので、シンプルに「ラーメンと餃子」です。
チャーシューは肩ロースorバラ肉の2種が選べ、ハーフ&ハーフなら両方を味わえることが、席についてメニューをゆっくり見て把握できました。
女将さんの温かいおもてなしが嬉しい
やってきました! ラーメン(616円)。澄んだスープは、さっぱりスッキリしていますが、鶏がらベースの出汁がしっかり効いています。大盛りではなくとも、佐野ラーメン独特のちぢれ麺がたっぷり入っていて、ボリュームがあります。
ギョウザ(5個429円)はかなり大きく、皮はカリッとモチモチ。餡は野菜とお肉がたっぷりでジューシーです。
食べ応えがあり、すべて食べ終わるとお腹がいっぱい。評判通りの美味しさでした。
お会計しにレジにへ行くと、女将さんが「どこから来たの?」と話しかけてくださいます。「東京から来ました」というと、「遠くからありがとう」とニッコリ笑顔と、お釣りを返してくださいます。
お店から出て写真を撮っていると、「おにぃちゃーん!」と女将さんが何かを手にしてボクを呼んでいるではありませんか。
しまった! さてはカウンター席になにか、忘れ物をしてしまったかな……と、ボクも手をさし出します。
すると、手に握らされたのは缶コーヒー。「はい、また来てね」とのことで、ボクはもぉ〜、嬉しくなりました!!
なんだか、その日は気分がいい。キャンプミーティングがおこなわれているスバル運動公園につくと、取材もやる気満々!! ボクもさっきの女将さんみたいに親切丁寧を心がけ、スマイルで来場者たちを取材していきます。
パンヘッドチョッパーに乗るハーレー女子も!!
「コヨーテキャンプ&スワップミーティング」は、バイクもクルマもメーカーや車種を問わず歓迎ですが、ハーレー乗りが多く集まる傾向で、チョッパーやビンテージハーレーのオーナーもたくさんやってきます。
どんな車種に乗っていようとも、バイクという同じ趣味を持つ者どうし。話しかければ、いろいろと話を聞かせてくださいます。
今回の取材の模様は『ウィズハーレー』(内外出版社)の誌面でレポートする予定ですが、一足先に速報レポートとしてYouTube『WITH HARLEY チャンネル』にて公開しましたので、もし興味があれば、楽しそうな参加者らの様子や、マニア垂涎のパンヘッドなど、ぜひご覧ください。ジョッキーシフト&フットクラッチ仕様のハードテールチョッパーに乗るバイク女子の動画は、特に人気となっています。
今回も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。