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行くぞFan Funミーティング!
いよいよバイクシーズンが到来です。3月以降はイベントが目白押しで、これからは週末が楽しみでしかありません。こんにちは青木タカオです。
まず3月15日(土)10:00~13:00は、愛知県岡崎市の岡崎中央総合公園で「レッドバロン」主催のユーザー参加型イベント「2025年 第1回 Fan Funミーティング」が開催されます。
https://www.redbaron.co.jp/news_information/59652.html
バイク愛好者が集い、交流を楽しむこのイベントは、レッドバロンの会員でなくても無料で参加でき、事前申し込みをした先着500名にはオリジナルノベルティがもらえます。
オリジナルノベルティの事前申込み予約はコチラです。
https://reserva.be/redbaron03event
この記事を執筆している時点で、すでに事前申込みは満枠でキャンセル待ちになっていますが、実は事前申込みがなくてもイベント参加できます。アンケートに回答すると別のノベルティがもらえたり、レッドバロン公式SNSフォローでガラポン抽選会に参加できるなど盛りだくさん❗️

▲YouTubeチャンネル「レッドバロンmovie」でもご出演されています、たはらかすみさん(写真中央)やバイク声優の難波祐香さん(写真左)のトークショー、豪華景品がもらえるジャンケン大会も大人気。撮影:宮下豊史
もちろん、参加無料だから「今日は時間があるぞ!」と、ふらっと遊びに行くのもOKです。
バイクパーキングが好きなんです
バイクのイベントですから、ツーリングがてら足を運ぶのがベストなのは言うまでもありません。ボクは会場内でさまざまなコンテンツが行われているイベントでも、現行車から絶版モデルまでいろいろな人の愛車を眺められるバイクパーキングが好きだったりします。ちょっとヘンですかね……!?
でも、面白いんです。もちろん、メーカーやショップさんの展示車両ももちろんじっくり見ますが、ライダーのトレンドというか、生活感というか、リアルを感じ取れるのは、バイクメディアで発信する仕事柄、とても重要だと思っています。
カスタムは十人十色ですし、ノーマル車両でもツーリングバッグやスマホホルダーなど、どんなものを使っているのかを見るのが楽しみで、気になる車両やパーツがあるとオーナーさんにお声がけして、バイク談義に花が咲いちゃうこともよくあります。使い勝手とか、買ってよかったとか、生の声に興味津々なので教えていただきたいのです。
イベントの駐輪場で出会うライダーって一期一会で、これまでのバイクライフを振り返っても、意外と仲間がここでできたりしました。
「Fan Funミーティング」って、どんなイベントなのかは、これまでのレポートを見ればよくわかります。
人気のバイク女子と写真が撮れる!
ボクのようなバイクパーキングファン(なにそれ!?)からすると、驚くほどに嬉しいのが、専用駐輪場に到着すると、レースクイーンであり、レッドバロンのYouTubeチャンネル「レッドバロンmovie」にも出演する池上莉奈さんがお出迎えしてくれること。一緒に記念写真が撮れるサービスも実施されています。
四輪自動車の来場は禁止されていて、くれぐれも近隣施設や道路沿いへの駐車をしないようにしてくださいね。
駐輪場の話が長すぎました。会場ではフリーマガジン『R★B』やバイク雑誌の撮影会、景品が貰えるステージイベントなど、様々なイベントが開催され、行かなくてはもったいな気がします。もちろんボクも取材に行くので、もし見かけたらお声がけくださいね。
なお、天候不良や緊急事態宣言の発令などにより中止となる場合は、レッドバロンの公式ウェブサイトやSNSで発表されるため、事前に確認しておくといいでしょう。
2025年 第1回『レッドバロンFan Funミーティング』開催のお知らせ
見どころ満載のサイクルショー
そして、翌週3月21日(金)/22日(土)/23(日)からは「第41回大阪モーターサイクルショー」(インテックス大阪1/2号館/屋外特設会場)、さらに3月28日(金)/29日(土)/30(日)の「第52回東京モーターサイクルショー」(東京ビッグサイト東1/2/3/8ホール+東屋外駐車場)へと続きます。
例年、ボクたちメディア関係者は大阪から取材し、ここで登場するニューモデルや用品、二輪関連製品をひと通りチェックします。専門誌はもちろん、一般メディアでもバイク特集が組まれることが多いシーズンで、大阪で取材した内容が記事の軸となっていくのです。
待望のヨンヒャク
スズキは海外で発表されて以来、国内では初披露となる「DR-Z4S」が注目株。先代にあたる「DR-Z400」が姿を消してから17年が経ち、「ついに復活!」と、ベテランライダーからの反響が特に大きくなっています。待望だった400ccクラスの国産ナンバー付きトレールは、若者たちにも新鮮です。
さらに昨秋のEICMA(イタリアミラノショー)では、前後17インチの足回りを履くスーパーモタードの「DR-Z4 SM」も登場して話題となりました。両車とも国内仕様の発表は現時点では未定。たいへん興味深いモデルたち、関係者に話を聞いてこなければなりません!
電動過給機付きV3は主役かも!?
ホンダは「電動過給機付きV型3気筒エンジン」のコンセプトモデルにワクワクせずにはいられません。電動過給機はもちろん、シリンダー挟み角75度もホンダ初。こちらも開発者のお話が聞けたらと思っています。

▲ストリートファイタースタイルの「CB1000 HORNET」に、オーリンズのリヤサスペンションやブレンボキャリパーを備えた「CB1000 HORNET SP」。画像提供:ホンダモーターサイクルジャパン
さらに「CB1000ホーネットSP」や海外向けのみだった「CB750ホーネット」といった発売済みのモデルもファンには目新しいところでしょう。
カワサキのアドベンに熱視線
カワサキは排気量を1043→1099ccにスケールアップした「ニンジャ1100SX/SE」を展示します。クイックシフターの作動回転数を2500→1500rpmに落としているなど、進化したポイントは少なくなりません。

▲120PSから135PSに最高出力を向上した「VERSYS1100」。スカイフックテクノロジーを搭載したカワサキエレクトロニックコントロールサスペンション(KECS)など先進装備を満載にする。画像提供:カワサキモータースジャパン
ボクが気になるのは、前後17インチのツーリングアドベンチャー「ベルシス1100SE」です。「ニンジャ1100SX/SE」がそうであるように、1000ccモデルの先代からボア・ストローク:77.0×56.0mmをストロークアップ(59.0mm)し、排気量を1043cc→1098ccに。120→135PSと、パワーアップは目覚ましいものです。
このセグメントはいかに快適に、セーフティにといった先進性が求められ、競合他社はドゥカティ「ムルティストラーダV4S」を皮切りにBMW「R1300GS」などでは、レーダー波を用いて前走車と一定の車間をキープしながら走ることができるアダプティブクルーズコントロール(ACC)を導入するなど開発競争が熾烈です。
カワサキのフラッグシップ“ベルシス”がどう対抗していくのか。日本のメーカーではヤマハ「トレーサー9GT+」に続き、カワサキ『Ninja H2 SX SE』がACCを搭載していただけに、今回のニューモデルはどうなるのか、とても興味深いのです。
SHOWAの電子制御サスペンション・スカイフックEERA(電子制御ライドアジャスト)を搭載したKECS(カワサキエレクトロニックコントロールサスペンション)が採用されるなどしていますが、ACCは未搭載。欧州市場でACCがなくても戦えるのか、今後発表されるかもしれない上級仕様にACCは積まれるのか? などなど興味は尽きません。
目の当たりにしたいトリプルSS
ヤマハは「TRACER9 GT+ Y-AMT」が後方にもレーダーを追加装備。接近車両を検知すると、ミラー内に表示する機能を持たせています。
名機と名高いMT-09系のトリプルエンジンは、ついにスーパースポーツの心臓部へ。「YZF-R9」が国内初披露されるのも大きなトピックです。
また、発売されたばかりの新型「MT-07 Y-AMT」の展示も。ベース車両のMT変速機構に、シフト操作を行うシフトアクチェーター、クラッチ操作を行うクラッチアクチュエーターを搭載し、チェンジペダルやクラッチレバーの操作をしなくとも運転ができる「Y-AMT」。
ボクは並列3気筒エンジンを積む「MT-09 Y-AMT」にて体験済みですが、パラツイン搭載でより軽快な「MT-07」にもついにY-AMT仕様がデビューしたので、乗ってみたいです。
輸入車もあげたらキリがないので、とりあえず今回はここまで! さぁ、岡崎へ行く時間が迫ってきましたので出発します。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。