クルマファンも熱視線!
こんにちは、青木タカオです。今回は、カスタムカーの祭典『東京オートサロン2026』(1月9日〜11日/幕張メッセ)で、多くの来場者が思わず足を止めてしまったバイクの展示についてレポートします。
東京オートサロンといえば、言うまでもなくクルマ(四輪)が主役。その影響力は国内にとどまらず、海外からも熱い視線が注がれる一大イベントとなっています。
来場者数(主催者の発表による)は、初日の金曜日(プレスおよび特別公開日)が7万3027人、土曜日が10万5034人、日曜日が9万4322人で、3日間合計27万2383人にも達しました。前年比105.4%と、数字だけを見てもその人気ぶりがわかります。
389社が出展し、展示車両は856台。そのほとんどが四輪車という広大な会場の中で、バイクの展示はほんのわずか。だからこそ、見つけたときの嬉しさはひとしおです。
スズキブースでひときわ存在感を放っていたのが『DR-Z4S MONSTER HUNTER WILDS Edition』。カスタムカーを目当てに訪れたクルマファンたちからも注目を集めていました。
単なるラッピングとは一線を画す仕上がり
『DR-Z4S MONSTER HUNTER WILDS Edition』はカプコンの人気ゲーム『モンスターハンターワイルズ』とのコラボレーションモデル。ゲーム内でハンターであるプレイヤーが騎乗する相棒的存在「セクレト」がモチーフとなっています。
セクレトは鳥竜種のようなシルエットを持ち、過酷なフィールドをともに駆け抜ける頼れる存在です。フルラッピングが施された外装は、色鮮やかでありながらトーンを抑えた仕上がり。セクレトの羽根を思わせる独特の配色が目を引きます。
シュラウドやサイドカバーには、セクレトを象徴するロゴマークを配置。DR-Z4Sのロゴも通常モデルとは異なる、世界観に寄り添ったグラフィックへと置き換えられていました。
注目したいのが、ダメージ加工風のグラフィックス。モンスターとの死闘や長旅をくぐり抜けてきたかのような雰囲気が演出され、眺めていて飽きることがありません。
物語を感じさせる凝ったディテール
単なるキャラクターコラボにとどまらず、“使い込まれた相棒”というストーリー性を感じさせる仕上がりには思わず舌を巻きます。
シートやサイドカバーの一部には、セクレトの背中を思わせるブラウン系カラーを採用。展示車でありながら、今にもフィールドへ走り出しそうなリアリティがあるのです。
車体左側にはスエード調のサイドバッグを装着。これはセクレトが身につけているバッグをイメージしたもので、ハンターのアイテムポーチを連想させるデザインです。
ゲーム内では右側に装備されるバッグですが、実車ではアップマフラーとの兼ね合いから左側に配置されています。
ハンドルバーエンドやアクスルナット、チェーンアジャスターには鮮やかな朱色を採用。セクレトの装飾品やバッグの留め具に使われているアクセントカラーで、細部にもこだわりを感じます。
ディスク周辺にはガードカバーを装着。これは砂漠地帯を駆け抜けるセクレトの走行シーンを想定し、砂や異物の侵入を防ぐという設定に基づいた機能装備です。
見た目だけでなく、ちゃんと設定がある。このあたりの作り込みは、ゲームファンとバイク好きに刺さるポイントと言えるでしょう。
ジムニー ノマドもモンハンの世界観に
ディスプレイがまた凝っています。『DR-Z4S MONSTER HUNTER WILDS Edition』の後方には、同じコンセプトで仕上げられた『ジムニー ノマド』が展示され、全体がモンハンの世界観に包まれていました。
壁面にはメインモンスター「アルシュベルド」の巨大ビジュアル、ハンマーの模型なども配置され、思わずゲームの世界に引き込まれる演出です。
こうした展示手法は、バイクもクルマも生産・販売するメーカーだからこそできるものだと思います。
BMWやホンダもバイクを展示!
BMWではハイパーロードスター『M1000R』が、中央の目立つところに展示されていました。スーパースポーツS1000RR譲りのDOHC4バルブ並列4気筒は210PSという強大なパワーを発揮。カーボン製ウイングレットやアルミ削り出しのステップなど、Mコンペティション・パッケージならではの豪華装備が目を見張ります。
スポーツカーとバイクをこよなく愛し、モデル/ユーチューバーとしてさまざまなメディアでご活躍中のカナイメグさんが説明員として登場。ファンたちから向けられるカメラのレンズに笑顔で応じておりました。
ホンダは『CBR1000RR-R FIREBLADE SP』の公道向け市販モデルと、レースモデル(HRC)を展示。
オートサロンに足を運んだクルマ好きたちが、「バイクもいいな」って感じてくださったら嬉しい限りです。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。












