ディアベルV4デザイン・ナイトを開催


 ドゥカティはニューモデルを紹介するための国際的なイベント『ディアベルV4デザイン・ナイト』をアムステルダム、パリ、ブリュッセル、ロンドン、ニューヨークで開催。新型となった“ディアベル”が、大都市で注目を集めました。

 初代は2011年、「メガモンスター」のコンセプトで登場し、発売すると瞬く間に世界中で大ヒット。イタリアンブランドらしい洗練されたスタイルで、筋肉質でありつつエレガントなフォルム。ロー&ロングで、240サイズの極太タイヤを履くスタイルで、新しいドゥカティファンを数多く獲得しました。


 そんなディアベルが心臓部をLツインからV4エンジンに刷新し、『ディアベルV4』として生まれ変わったのです。力強いボディラインと唯一無二のデザイン、先進的なライティングシステム、4本出しのサイレンサーを備え、その大胆なスタイルにより、世界中で称賛されました。


 5つの都市で開催されたこのイベントでは、長年にわたって真のスタイル・アイコンとしての役割を果たしてきたディアベル・ファミリーのデザインに焦点を当て、今シーズンもっとも待ち望まれていたニューモデルを披露。


 Klibansky Gallery(アムステルダム)、Sinner Restaurant(パリ)、TheMerode Club (ブリュッセル)、The Gherkin(ロンドン)、Moonlight Studios(ニューヨーク)は、『ディアベルV4』のユニークな個性を引き立てる理想的な場所となりました。

デザイン担当も胸を張る

ドゥカティ・スタイルセンター・ディレクターのアンドレア・フェラレージ氏

▲ドゥカティ・スタイルセンター・ディレクターのアンドレア・フェラレージ氏。


 ドゥカティ・スタイルセンター・ディレクターのアンドレア・フェラレージ氏は、ニューヨークで開催された『ディアベルV4デザイン・ナイト』で、次のように述べています。

「ドゥカティには、あらゆるディテールに至るまで細心の注意を払う、独自のデザイン哲学を持っており、それぞれの製品に特徴的なスタイル・エレメントを設定しています。その中でも、ディアベル・ファミリーはチェントロスティーレ(ドゥカティ・スタイルセンター)にとって特別な存在です。このモーターサイクルは、ドゥカティが追求する革新的で強いインパクトを備えたデザインを完璧に体現しています。新型ディアベルV4は、あらゆるシーンで注目を集める、大胆で力強く、細部まで考え抜かれたデザインが採用されました。私たちは、その結果として誕生したこのモーターサイクルを、誇りに感じています」(フェラレージ氏)

「ディアベルV4の最大の特徴は、V4グランツーリスモ・エンジンを搭載している点です。ディアベルの設計哲学において、エンジンはパフォーマンス、キャラクター、スタイルなど、あらゆる要素の中心的な役割を担っています。そのためドゥカティのデザイナーは、V4 グランツーリスモを起点として作業を開始し、このエンジンを主役に据えながら、その他のエレメントを開発し、ディアベルならではのユニークな存在感を先代モデルから継承しながら、再びモーターサイクル業界を驚かせるデザインを構築することに成功しました」(フェラレージ氏)

「このモーターサイクルのライティング・システムは注目に値し、ディアベルの美学を明確に表現しています。特に、前例のないドット・マトリックスLEDを採用したリアビューは、非常に印象的です。ディアベルV4を定義する他の2つの特徴的な要素は、5本スポークのアロイホイールを備えた240mmの幅広いリアタイヤと、4本出しのサイレンサーです」(フェラレージ氏)

Ducati North America CEO Jason Chinnock and Ducati Centro Stile Director Andrea Ferrares

▲Ducati 北米CEOジェイソン・チノック氏(写真左)とスタイルセンター・ディレクターのアンドレア・フェラレージ氏

日本でもイベント開催!!

『ディアベルV4デザイン・ナイト』は、今後数か月間にわたって他の国々でも開催されます。この一連のイベントは、ドゥカティのデザインに対する取り組みをさらに強化することを目的として実施されています。

 日本でも3月下旬に同様のイベントを実施予定というから楽しみです!

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