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バイク用電熱グローブの失敗しない選び方は?
バイク用電熱グローブは大きく分けて4種類
ここ数年、電熱ウエアの攻勢が激しいライディングウエア業界。バイク用電熱グローブに関しては、
①12V車載バッテリー接続タイプ
②5V汎用モバイルバッテリータイプ
③7.4V専用充電池タイプ
④車載バッテリー&充電池共用タイプ
の4種類に大別できる。特徴は、それぞれ一長一短あり、暖かさでいえば①のボルト数の高い車載バッテリータイプとなるが、バイクから降りると使えない、小排気量車のバッテリーには大きな負担となる、といったデメリットもある。
②の5V汎用モバイルバッテリータイプは、電圧が5Vと発熱量は低めなものの、携帯電話の充電に使う汎用モバイルバッテリー(大流量対応タイプがおすすめ)があればどこでも使える手軽さがある。
③の7.4V専用充電池タイプは、車載バッテリーほどではないものの、高めの電圧を確保し暖かく、バイクから降りても使えるが、出先で再充電には専用充電器を持ち運ぶ必要がある。
④の車載バッテリー&充電池共用タイプは、電源を差し替えることによって車載バッテリーも充電池も使えるタイプでメーカーによっては、購入時にどちらの電源タイプか選べるようになっている場合もある。
充電池込みで2万円の電熱グローブはかなりお買い得!
今回紹介するバイク用電熱グローブ・ROM ゼロスグラブ ヒートは、③7.4V専用充電池タイプなのだが、とにかくすごいのはその価格だ。通常、7.4V専用充電池タイプの電熱グローブは2万5000円くらいが相場。しかも最近は、④の車載バッテリー&充電池共用タイプが出てきたことで、一見すると価格は安く見えても、充電池や接続配線、充電器が別売になっており、ひととおり揃えると結局3万円を超えてしまうなんてことも、バイク用電熱グローブにはよくあることだ。
ところがである。レッドバロンのバイク用電熱グローブ・ROM ゼロスグラブ ヒートは、グローブ本体に加え、充電池2コ、充電器がセットになって税抜き1万9800円。税込でも2万1780円とかなりお買い得。
温度調整は「ハイパワー」「ノーマル」「セーブ」の3段階で、それぞれのバッテリーのもちは、「ハイパワー」が約2時間、「ノーマル」が約3時間、「セーブ」で約4時間。バッテリーの充電時間は約4時間30分。
ゼロスグラブ ヒートはウインターグローブとしての快適性も徹底追求
レッドバロンは、自社ブランドでのグローブ制作にも力を入れており、このROM ゼロスグラブ ヒートにも、独自のカッティングパターンなど長年のノウハウが活かされている。
ウインターグローブとしての基本性能を高めるため、中綿素材は、甲側に防風・防水に優れたデュポン社のコンフォマックス。掌側には保温性に優れた3M のシンサレートを配置し、裏地には透湿性に優れたベンベルグ社の高機能生地を採用している。
またバイク用グローブとして気になるプロテクション性能は、手の腹部分から小指の側面部分にかけて衝撃吸収素材を配置し、万が一の転倒時にも手や指へのダメージを最小限に抑える工夫がこらされている。
このゼロスグラブ ヒートは他のROM製品同様、レッドバロンの各店舗にて販売されている(レッドバロンユーザー以外も購入可能)。ちなみに昨シーズンから販売をスタートしたそうだが、昨年生産分はすぐに完売してしまったほどの人気商品。今年も同様にバイク用電熱グローブは人気となりそうだから購入はお早めに! 実際の使用レビューはもうちょっと寒くなってからお届けしま〜す!
●税込価格:2万1,780円
●サイズ:S、M、L、LL
●カラー:ブラック
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