乗るのも大好きですが愛車をカスタムすることに、この上ない喜びを感じるミヤシです。
手に入れたCT125も順次カスタムしています。しかし令和2年6月の発売のタイミングでは、メーカーからの発表はされているものの発売にいたっていないパーツが多々ありました。そこで最初はCT125用ではない汎用パーツや、他の車種用で装着できそうなもの、さらにパーツメーカー様のフィッティング現場にお邪魔してセレクトをしてもらいました。今回紹介するブレーキまわりですが、現時点ではCT125用のパーツとして販売が開始されており、店頭で普通に購入可能です。今回はブレーキレバーとブレーキマスターシリンダーのリザーバータンクカバーの交換を紹介します。
ブレーキレバーの交換
これは交換後の写真です。純正レバーの質感はいまひとつでした。そこでアルミ鍛造で渋いガンメタ色で高品質なレバーに交換しました。転倒しても折れて破断しにくく、さらにレバー位置の調整が可能となります(自分は手が小さいので助かります)。交換後純正品は転倒時の予備として車載工具セットに入れておきます。なお皆さんご存知の通りCT125はクラッチレバーがありませんのでブレーキレバーのみの交換ですみますからリーズナブル(?)です。
チョイスしたのはこれです。
ダートフリーク
ZETA|ピボットレバー CP ブレーキ(4フィンガー用)
7040円(税込)
※短い3フィンガー用の設定もあります。
ブレーキレバー交換方法
根本のボルトを外しレバーを外します。ヘキサ頭のソケットレンチで上を押さえ、下側のナットをコンビネーションレンチで回し抜きます。
ボルトとブレーキマスターシリンダーの古いグリスを拭い洗浄します。新しくグリスを塗布し、ボルトとナットを再使用しZETAブレーキレバーを装着します。
ボルトとナットを締めて装着。
ノーマルブレーキレバー(下)と比較します。色も変わり、やや短くなりました。質感もアップしました。頻繁に触るパーツなので満足感を味わえるカスタムです。
レバー内側のボルトとナットの位置を変更することで、ブレーキレバーとグリップの位置を、近くしたり遠くしたりできます。自分の手の大きさを考慮したり、操作しやすいポイントに調整できるのもこのパーツの大きな魅力のひとつです。
ブレーキマスターカバーの交換
次はドレスアップも兼ねてマスターシリンダーのフタを交換してみます。車体色に合わせてレッドにしてみました。他にもブルーなども選べます。
ダートフリーク
ZETA リザーバーカバー フロント(レッド)
3410円(税込)
ブレーキマスターカバーの交換方法
蓋が水平になるように車体位置とハンドルの位置を調整します。ブレーキフルードが漏れないようにするためです。でも念のため周りをペーパータオルやウエスで養生しておきます。こぼれてしまったら作業終了後に水洗いをしてフルードをしっかり洗い流しましょう。
蓋の皿ネジをプラスドライバーで外します。サイズのあったプラスドライバーを使用し、さらに垂直にねじ山に当てて回します。丁寧に作業しないとねじ山をすぐにナメますのでご注意を。
純正の黒いカバーを取り外しました。写真に写っている純正の白い樹脂パーツは不要となりますので取り外します。
新しい赤いカバーを被せ、ネジ山をナメないように注意しつつ締め上げます。もしネジ山をなめて潰しそうになったら、新品のネジに交換しましょう。無理に締めてしまうと、次回外せなくなり困ります。なお用品店店頭にステンレス製のネジが売ってますのでそれに変えても良いかと。
作業終了後、漏れてしまったフルードがないかをチェックし拭き上げます。必要に応じてパーツクリーナーで洗浄、もしくは水洗いをしてください。残っていると塗装面や外装を痛めますので。
作業終了です。カスタムメリットはかっこよくなること? それ以外思いつきません(苦笑)。もしかしたら重さの違いがあるかもしれません(実測していないのでわかりませんが)。レバーと同じでハンドル周りのカスタムは、普段目に入るパーツなので乗っていて楽しくなるカスタムです。カスタム好きにはお勧めします。
最後に注意点(自分で作業したいユーザーへ)
作業に少しでも不安を感じる、さらに必要な工具を使ったことがない方は、お店にお願いして交換してもらいましょう。
特にブレーキ周りのカスタムやメンテナンスはちょっとしたミスが重大事故に繋がります。自分で作業する分には自己責任となりますが、他人を巻き込む事故に発展しかねないので、かなり注意したい作業です。
最新の注意を払ってカスタム作業を楽しんでくださいね。
おまけ動画|作業工程を説明しています
バイクメンテナンスチャンネルより。ご参考ください。
筆者のCT125ハンターカブの記事
>【発売日にCT125ハンターカブを買っちゃった】その理由とは? 【CT125三昧の毎日〜その①】
>【CT125に乗って林道へGO!】 注意点&準備しておきたいこと7選【CT125三昧の毎日〜その②】