レッドバロンのオリジナルブランド『ROM(ロム)』から2024年に発売された『ゼロスツーリングザック』をご存じでしょうか。コレ、結構スゴいんですよ!

バイクに積んでも背中に背負ってもOKな2wayのザックで、ツーリングには非常に有難い防水仕様。
なんといっても税込9,900円という手に取りやすい価格というのが、非常に有難く便利なのです!

…と、ここで気になるのが「防水仕様ってどれぐらい?」ということ。ちょっと雨に降られたぐらいで浸水してしまうようでは、安心してツーリングに使えませんよね。

それならば、思いっきり水をぶっかけて確かめてやろうじゃありませんか! よ~し、ゼロスツーリングザックの防水力、見せてもらうぞ~っ!!

ゼロスツーリングザックとは?

実験の前に、まずは簡単に『ゼロスツーリングザック』についてご紹介させてください。
冒頭でご紹介した通り、バイクに積んでも背負っても使える2wayタイプのザック(リュックサック)で、価格は税込9,900円。


1泊2日ほどを想定しているため、容量は13.5リットルとたっぷり。着替え・レインウェア・ライトダウンジャケット・バスタオルを入れてもまだまだ余裕でした!


使用方法はシンプルです。荷物を詰めたらザックの口をくるくるっと巻いて、


表面のウェビングにフックを引っかけるだけ!


ロールトップで内容量に合わせて調整しやすく、出先で荷物が増えても大丈夫。お土産も買えちゃいますよ!


バイクに積載する方法も簡単です。タンデムシートの下にベルトをセットして挟みこみ、



4つのバックルを接続するだけで積載完了です!(ちなみにザック側のバックルは、カバーをめくらなければ見えないように設計されています。スタイリッシュでカッコイイ!!)


また、荷室の外にポケット(非防水)とペットボトルホルダーが付いている点は、普段からロールトップの防水バッグを使い慣れている人でも「便利!」と驚くのではないでしょうか。

ゼロスツーリングザックはザックとしてもシートバッグとしても使いやすく、「こんなの欲しかった!」と思わず唸っちゃうような便利なアイテムなのです。

思いっきり水をかけてみた!

ここからいよいよ本題です!今回の実験では、バイクに積載した状態のゼロスツーリングザックに5分間水をかけ続けます。


ザックの一番手前には、水濡れが目立ちやすい水色のTシャツを入れています。このシャツの色が変わればアウト、変わらなければセーフというワケなのです。

手に入れたばかりのピカピカなザックに水をかけるのは、若干抵抗があるのですが…やってやろうじゃないですか! 果たしてどれほどの水を防げるのでしょうか!?

「よーい、ドン!」のかけ声にあわせて放水をスタートです!!

10秒ほどであっという間にビチャビチャに濡れるザック。通常の布製バッグであれば、この時点で中まで浸水して悲惨な状況になっているはずです。
…が、コレは防水仕様のゼロスツーリングザック。きっと現時点ではビクともしていないのでしょう。

「それならば、こうだ!」

先ほどまで優しいシャワーモードで水をかけていましたが、1分もしないうちに、早くも水圧の強いジェットモードに切り替えです。
「ゲリラ豪雨よりも強い、この水の勢い! 耐えれるもんなら耐えてみろぉ~っ!!」

水をかける位置も意地悪にしてみましょう。狙うはロールトップの口部分です。

「どうだ! さすがにこの勢いで水が当たれば水滴が入っちゃうんじゃない!?」

続いては、裏側のクッション部分。


さらにはポケットの縫い目まで!

ウイークポイントとして思いつく限りの場所に、遠くから近くから、たっぷりと水をかけ続けたのでした。
正直に言うと「ひょっとしてやりすぎちゃったんじゃないの?」とソワソワしちゃいましたが…いやいや、実験に忖度は禁物ですから!

果たして浸水は…!?

5分間の放水が終わり、結果発表の時間がやってきました!

たっぷり意地悪に水をかけ続けられたゼロスツーリングザック。外側だけを見るとたっぷりと水がしみ込み、中身が無事とはとても思えないような様子。
もしもこんなザックを背負っているライダーを見かけたら「かわいそうに、急な雨に降られて対策ができなかったんだな」と思わずにはいられないでしょう。

果たして中身は…、おやっ! こ、コレは!?!?


見てください、このまっさらな水色を!

取り出す際に外側の水滴が少し付きましたが、それ以外、つまり浸水しての濡れは一切ございません!
コレはお見事としか言いようのない、素晴らしい結果です。ゼロスツーリングザックの防水性能は、本物でした!!

この結果の理由をForR編集Sさんに聞いたところ、
「ゼロスツーリングザックは、内側の防水ライナーと外側の素材の2層構造とすることで防水仕様にしています。縫い目やポケットなどから浸水する心配がないため、雨天でも安心して使えるんです。

ただし、荷物を入れ過ぎるとロールトップの巻きが不十分になり、浸水するおそれがあります。ですので2回ほどはロールして使うようにしてくださいね」

ザックとしてもシートバッグとしても使いやすく、抜群の防水性能を持つゼロスツーリングザック。
全国のレッドバロン店舗にて好評販売中なので、気になる方は今すぐお店でチェックしてみてくださいね!


【関連ページ】
・ROMから積んでも、背負ってもいい、2way仕様の防水バッグが登場! -ゼロス『ツーリングザック』-
・ROM『ゼロスツーリングザック』

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