約3ヶ月にわたる西日本制覇の旅を終え、2021年11月23日に名古屋に帰ってきました。前回の記事では。西日本制覇の旅①として、バイク旅の準備編を紹介していますので、そちらもぜひご覧ください!
今回の記事では「旅のリアルな出費」ということで、3か月トータルの費用と内訳を紹介。定番のガソリン代や食費・宿泊費はもちろん、スマホの修理代といった思わぬ出費まで大公開します‼︎
Contents
3ヶ月間の走行距離と出費
今回の西日本制覇の旅では、8月19日〜11月23日までの3ヶ月間、合計23の都道府県と5つの離島(与論島・沖永良部島・徳之島・奄美大島・屋久島)を、高速道路利用なしのオール下道で旅しました。
■総走行距離…約15,000km
■ガソリン代…105,694円(計42回給油)
■食費…99,820円
■バイク整備代…56,000円
■宿泊費…154,972円
・銭湯代…5,030円
・洗濯代…5,000円
■その他
・鹿児島〜沖縄間の結いきっぷ…50,000円
・屋久島往復フェリー…7,400円(バイク乗船料込み)
・ケータイ修理…67,580円
・備品代…101,514円(シュラフの買い替えや、防寒着、壊れてしまった備品の買い足しなど)
・観光代…24,530円
合計…677,540円
宿泊はどうしてた?
わたしは所持品にカメラや電子機器も多く、充電をしなくてはいけない兼ね合いから、3日に1度は宿を利用していました。
また、これまでのご縁や旅先で出会った方達のお家にお世話になることもありましたが、3ヶ月間のうち3分の1はビジネスホテルやゲストハウスを利用していました。
■ビジネスホテル・ゲストハウス 38泊
■キャンプ 25泊
■知人宅 22泊
(用事で一時帰省期間、フェリー乗船時除く)
ビジネスホテル・ゲストハウス
ビジネスホテルやゲストハウスを抑える際に、おすすめしたいサイトが「booking.com」と「アゴダ」です。
当日予約や前日予約でお得に、しかも現在地周辺に絞って探すことができます。また、連泊することで割引率がアップするのでさらにお得感が増します。
ロングツーリングを続けていると、天候不良や道路事情、またバイクのパンクや不調等で予定通りのスケジュールで進められないことがままあります。そんな時、泊まれる場所を真っ先に確保できるというのは、不安やストレスを抑える上での欠かせない要素です。
宿泊費用はどうしても高くついてしまうので、少しでも宿の出費を抑えたい方は参考にしてみてくださいね!
キャンプ
キャンプはアプリで近辺のキャンプ場の情報を調べたり、インターネットで検索すると出てきます。朝、その日の宿を決めずに走り始め、日暮れ前になってからキャンフ地を調べる、なんてことも多々ありました。ビジネスホテルやゲストハウスだと、そこに決めたとしてもまず泊まれるかが先に立つので早めにスマホで予約しなきゃ!となりますが、キャンプの場合だと人が一杯で泊まれないという事はまずないので気楽です。が、注意すべき点もいくつかあります。
キャンプは無料から高くても数百円程度で宿泊できるところが多く、宿泊費用を抑えるには良いのですが、シャワー設備が整っていなかったり、整備がされておらず無法地帯だったケースもあるので下調べしておくのが無難です。
また、特にわたしのように女性一人旅の場合は、夜寝る時に音楽をかけておいたり、何かあったらすぐ連絡できるように枕元にケータイを常備しておくなど気をつけていました。日本と言えど、絶対に安全な場所はないと自分に言い聞かせながらキャンプ地を選定するよう心掛けていました。
知人宅
西日本の知人・友人宅に泊まらせてもらうこともあったのですが、全く知らない旅先で偶然出会った人にお世話になることもありました。奄美大島での出来事ですが、天候不良でキャンプの予定が出来ず、慌てて探した宿も高いところばかり…途方に暮れていたところ、声をかけてくださった女性の家族がご自宅に泊めてくださいました。
ハプニングが出会いに繋がるなんて、旅ではよくあること。一度切りの出会いと別れになるかもしれないし、生涯に渡っての友人になるかもしれない。一期一会を心に留めておけば、きっと良い出会いに繋がります。これもまた旅の醍醐味なんですよね。
漫画喫茶やネットカフェはよく調べてから利用しよう
最近の漫画喫茶やネットカフェは、シャワーやコインランドリー付きの店舗も普及してきており、試しに1度泊まったことがあります。漫画や雑誌が読めたり、旅のルートや目的地を調べられたり、電子機器の充電ができる他にも、ドリンクは飲み放題、朝食食べ放題など魅力がいっぱい!
ですが、わたしが利用したお店はシャワーが付いておらず、硬いソファーで眠る羽目に…。一日中走って疲れていたのに身体も洗えず、安眠もできず。翌朝近くの銭湯へ駆け込みました。
店舗によっては、宿泊設備がまだまだ充実していないところもあるので、よく調べてからの利用をおすすめします!
出費を安く抑える為にどんな工夫をしたの?
長旅となると、公共交通機関やガソリン代といった交通費の出費は仕方ないですが、それでも「抑えられるところは抑えたい!」ということで私が旅中工夫していた節約事情をお伝えします。
食事の出費を抑える
なかなか行くことのできない場所に旅をするなら、ご当地グルメは食べておきたい!そんな時は地場のスーパーを散策します。居酒屋や飲食店だと一回の食費が高くついてしまうので、スーパーで地元食材や名物が売っている時はそこで買ってグルメを堪能します。
また、毎日必ず必要な「水」や「ドリンク類」はドラッグストアが安いのでおすすめです。夏場は水筒を持参して、冷たいドリンクを買っては水筒に補充しながら暑さを凌いでいました。
宿の出費を抑える
宿の出費を抑えるためには、「キャンプ」「無料キャンプ場」の利用がオススメです。ですがその場合、お風呂の設備が整っていない場所が多いので、そんな時は地元・近くの銭湯へ足を運びます。
何十年と続く老舗の銭湯があったりと、昔ながらの雰囲気がまた味があってすごくいいんですよね。私は今回の旅で銭湯が大好きになりました。
旅に急な出費はつきもの
出費を抑える工夫をしていても、急な出費は旅につきもの!私は、旅出発初日からケータイを修理して3万円の出費がありました。なので旅の時は余裕を持ってお金を用意しておくことをお勧めします。
でもどうにもならない時は、日雇い労働をする、一時期その場所に止まって旅資金を稼ぐ。なんていう手もあります。が、その分旅の日程が延びますので、お金は計画的に使っていきたいですね。
最近ではキャッシュレス化が進み、電子マネーで決済ができるところも多くありましたが、現金のみのところもまだまだあるので、ある程度の現金を用意しておくといいです。
わたしの場合、ほとんどの決済はクレジットカードを使用していて、現金でしか支払いができないところのみ現金を使っていました。現金は急なトラブルなども想定して、5万円ほど常時持っていました。
クレジットカードは便利ですが、後からの請求で「こんなにも使ってたの!?」となるのは、日常生活においてもあるあるな話。特に旅中は頭から総利用額が抜けがちなので、しっかりとお財布の紐を締めていきましょうね!
以上で、まとめ② バイク旅の費用編は終了です。
次回は旅のまとめ最終章!
旅を終え、たくさんの出会いを経て感じたことを、みなさんにたっぷりとお伝えします!