四万十川の沈下橋

藁焼きカツオを食べた後に向かったのは四万十市。

高知県四万十市は、夏の国内最高気温41.0℃を記録したこともある街です。そんな暑いイメージの四万十にある四万十川は、196キロメートルにもわたる四国最大の大河が流れています。日本最後の清流とも言われ、岐阜県の長良川、静岡県の柿田川とともに日本三大清流のひとつとしても知られています。

その四万十川には両岸を繋ぐ「沈下橋」という橋が多く点在しています。沈下橋には欄干がありません。洪水で橋が水中に「沈下」することを想定し、もともと水に浸かるよう設計されている橋です。

沈下橋は地域の人々の生活道路として利用されていますが、近年は高知県の美しい自然の景観とあわせて絶景スポットとしても有名になっていて、有名どころの「佐田沈下橋」には、平日・休日問わず観光客が訪れています。

昨年四国を旅したときの四万十の印象は、国内最高気温を記録するだけあり、猛烈な暑さだったことを覚えています。今年は8月後半に訪れたこともあってか以前より涼しく感じました。

エメラルドグリーンのパワースポットにこ淵

思わずニコニコしてしまう、かわいい名称の「にこ淵」。その景色は名前の印象とは違い、美しいという言葉がぴったり。にこ淵は、仁淀(によど)ブルーで知られる仁淀川の支流“枝川川”にあります。清流・仁淀川が「仁淀ブルー」と言われる通り、この地域の川はどの場所も透き通っていて、走行中川沿いを通る時には涼しげな気分になりました。

このにこ淵は、太陽の光が真上から注ぐ正午が一番綺麗に見れますよ。

1度訪れたら忘れられない、四国カルスト

続いてやってきたのは、四国カルスト。愛媛県と高知県の県境に位置し、標高1000m~1500mに広がるパノラマの風景が広がっています。SNSで初めてここを知り、実際に自分の目でその絶景を見たあの日から忘れられない場所です。

ここは本当に日本なのか?と疑うほど一面に広がる緑があり、道端には牛が放牧されています。高山植物も見ることができるので、バイクを降りてのんびりと散策をするのもオススメです。

この姫鶴(めづる)平では、ホテルとキャンプ場があるので宿泊することもできます。木や山など遮るものがないので、夜には360度広がるパノラマの中で星空と天の川を肉眼で見ることができます。

この姫鶴平でのキャンプ泊は、お風呂がないので1番近くの風呂場まで約35分かかります。時に断水することもあり、トイレなどは10分ほど移動した天狗高原にある「星ふるヴィレッジTENGU」まで移動する必要があります。

実は昨年、姫鶴平でのキャンプで断水してしまい、ちょっぴり苦い思い出があります。そのこともあり、今回私は天狗高原での宿泊を選択しました。

空のグラデーションまで楽しめるサンセットタイム

山に落ちる夕日というと、海でみるよりも良かったと思える印象は少ないのではないでしょうか。この四国カルストで見る、山のサンセットはそのイメージを覆されます。

日が傾き始め、太陽が沈む間際まで黄金色に空が輝き、次第に変わっていく空のグラデーションの変化を楽しめます。一瞬一瞬で変わっていく空の表情に目が離せません。この絶景を1番いいポイントで見ようと、サンセットの場所取りを早くからする人もいるほどです。

この日、私が見たサンセットもまた忘れられない景色になりました。日の入り時間が近づくにつれて空が赤く染まり、ゆっくりと山に沈んでいくまんまるの太陽がとても印象的でした。

サンセットを見納めて、テントの設営をした天狗高原のキャンプサイトへ戻りました。太陽が沈むと、気温がグッと下がります。一枚羽織るものを用意しておくといいです。

今回のルートはこちら。1日のトータル走行距離は、181キロでした。

長旅では時にハプニングもあるけれど、相棒のバイクと共に見る絶景と湧き上がる感動がたまらない。それがあって私はバイクでの旅がやめられません。

この四国カルストでは2泊する計画で、翌日は愛媛の女性ライダーと合流!バイク女子2人でカルストキャンプをします!

(つづく)

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