ELIS 旅の軌跡

前回の記事

沖縄本島に到着し、本部港から時計回りに一周する旅がスタート!まずは沖縄北部を目指します。

北部は海が特に綺麗で、自然も豊か。世界自然遺産に登録されたやんばる地域があります。「やんばる」とは「山々が連なり、鬱蒼とした常緑広葉樹の森が広がる地域」という意味だそうです。

備瀬のフクギ並木道

幸せの木と言われる福木(フクギ)の並木道にやってきました。フクギは幸福を招く木とも言われています。沖縄観光の定番観光スポットである、美ら海水族館から車で約5分ほどの場所にこのフクギ並木があります。

フクギは古いものだと樹齢300年以上で、防風林の役割を果たし台風から集落を守り続けてきました。濃い緑の葉が作り出す木陰の空間がなんとも静かで心地がいい。自然のエネルギーを感じ、とても穏やかな気持ちになりました。

沖縄のご当地グルメ、ソーキそば 

フクギ並木の近くにある、フクギ屋にやってきました。ここでは沖縄そばやソーキそば、ゴーヤチャンプルーなど沖縄のさまざまなグルメを堪能できます。

沖縄グルメの代表としても挙げられる、ソーキそば。「ソーキ」とは豚肉のスペアリブのことで、沖縄そばにソーキが乗っているそばをソーキそばと言います。沖縄そばは三枚肉がトッピングされていて、こちらが1番スタンダードなそばです。

地域やお店によって麺の太さが異なり、ダシも鶏や昆布を加えるなど、各店の味を食べ比べをするのもおすすめです。私はソーキそばが大好きなので、沖縄で3店舗くらいまわろうと考えています。笑

沖縄本島最北端の辺戸岬

ソーキそばでお腹を満たし、やっぱり行きたい最○端‼︎ということで、沖縄本島最北端に位置する辺戸岬(へどみさき)を目指します。

天候がよければ、辺戸岬から約22キロ離れた鹿児島県の与論島や沖永良部島を眺望することができます。

辺戸岬には綺麗に整備された遊歩道があるので、周辺の散策もできます。

大石林山

辺戸岬から、10分ほどバイクを走らせてやってきたのはパワースポットとしても知られる大石林山。2億年前の琉球石灰岩が長い年月の間、雨水の浸食等を受けて出来た独特の地形が「大石林山」であり、「やんばる国立公園」の中にある観光スポットです。

大石林山の象徴とも言える尖った奇岩がいくつもあり、独特な風景が広がっています。自然をそのままに残しているので、野生のリュウキュウイノシシやヤンバルクイナを見ることができるかも!

ヤンバルクイナは、世界中で沖縄県北部のやんばる地域だけに生息している飛べない鳥です。イノシシは目撃したのですが、残念ながらヤンバルクイナを見ることはできず…。

園内の散策ルートで押さえておきたい、岩が積み重なったような岩場があります。ここは中国の四大奇書小説の一つ「西遊記」に出てくる孫悟空が生まれた場所に見たてられ、神の棲む特別な霊山という意味もこめて、「悟空岩」と言われています。

他にも、猫やライオンなどの動物に見立てられた岩がたくさんあるので、チェックしてみてください!美ら海展望台からは、やんばる国立公園を一望することができます。晴れた日には最高の景色が見られると思いますよ。

沖縄は四方が海に囲まれているのもあり、天候が変わりやすいです。さっきまで晴れていたのに目の前が嵐の予感なので、急いで今夜の宿を目指します。

 

今回のルートはこちら。1日のトータル走行距離は237キロでした。

北部の東側は森が深く人気がない場所もあり、まるで異国を走っているかのような感覚になりました。次回は沖縄後編で那覇市街を目指します!

つづく

 

 

SHARE IT!

この記事の執筆者

この記事に関連する記事